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新世代SSDが登場！

PhotoFast

G-Monster V3 PF25S128GSSDV3

実売価格：43,000円前後

問い合わせ先：052-846-9500（モバイルモード）
URL：http://www.flashmemory-japan.com/

容量：128GB
搭載セル：MLC
キャッシュ容量：64MB
インターフェース：Serial ATA 2.5

最新コントローラと高速キャッシュ
Indilinx製の最新NANDメモリコントローラを採用。また、エルピーダメモリ製キャッシュメモリを64MB搭載する

LINEUP

型番	容量	実売価格
PF25S32GSSDV3	32GB	18,000円前後
PF25S64GSSDV3	64GB	30,000円前後
PF25S128GSSDV3	128GB	43,000円前後
PF25S256GSSDV3	256GB	79,800円前後

Indilinx製最新NANDコントローラを
搭載した超高速SSD

■	64MBキャッシュ搭載の最新モデルすべての面でHDDを超える性能

　G-Monster V3は、Indilinx製の最新NANDメモリコントローラを搭載したSSD。シーケンシャルリード時約220MB/s、ライト時約140MB/sの性能を実現する高速モデルだ。

　本製品の最大の特徴は、64MBのキャッシュを搭載することで、従来のSSDと比較してとくにランダムライト時の性能が大幅に向上している。CrystalDiskMark 2.2のランダムライト512KBの結果では、シーケンシャルライトに匹敵する約130MB/sを実現し、もっとも条件の厳しいランダムライト4KBでも10MB/sを超えるなど、これまでSSDが苦手としていたランダムライト性能が大幅に向上していることが一目で見て取れる。また、ランダムリード／ライト時の応答速度を測定できるIometerでその性能を測定してみたが、ランダムアクセスリード／ライト時の待ち時間は、最大でも「16ms」程度しかなく、非常に小さい。これは、旧世代SSDと比較すると50倍以上高速で、HDDをも完全に凌駕するものだ。もちろん、これだけの性能が実現できていれば、プチフリーズと呼ばれている現象などとは無縁の存在であることは間違いないだろう。

　本製品の性能は、シーケンシャルリード／ライトだけでなく、ランダムアクセスにおいても現在発売中のMLCタイプのSSDとしてはトップクラスのもの。多くのパワーユーザーはもちろん、これからPC自作を始めようとする初心者にもお勧めできる製品だ。

OCZ Technology

Vertex SATA II 2.5inch OCZSSD2-1VTX120G

問い合わせ先：03-5215-5650（アスク）
URL：http://www.ocztechnology.com/

容量：120GB
搭載セル：MLC
キャッシュ容量：64MB
インターフェース：Serial ATA 2.5

64MBの大容量キャッシュメモリを搭載
64MBのキャッシュ搭載をサポートするIndilinx製最新NANDメモリコントローラを搭載する

LINEUP

型番	容量	実売価格
OCZSSD2-1VTX30G	30GB	16,000円前後
OCZSSD2-1VTX60G	60GB	25,000円前後
OCZSSD2-1VTX120G	120GB	43,000円前後
OCZSSD2-1VTX250G	250GB	80,000円前後

もうプチフリは怖くない！
高速キャッシュ搭載の最新SSD

■	64MBキャッシュ搭載の超高速SSD

　本シリーズは、コストパフォーマンスに優れるSSDをいち早く自作PC市場に投入したOCZ Technologyの最新モデル。最大の特徴は、Indilinx製の最新NANDメモリコントローラを採用し、64MBキャッシュを搭載することで性能を向上させたことにある。

　PCMark Vantageのvideo editing using Windows Movie Makerの項目では131.176MB/sと、旧世代SSDと比較して3倍以上の値を記録。そのほかの項目でも2倍から3倍の数値が多く、その高速性が見て取れる。グラフには掲載していないが、HDTune Pro 3.50によるシーケンシャルリードテストでは平均約200MB/s、ライトで平均158MB/sの速度を実現しているだけでなく、とくに小さなファイルのライトやランダムライト時の速度が大幅に高速化されている。平均アクセスタイムも非常に短く、この結果を見る限り、プチフリーズが発生することはないと考えられる。

　全体的にHDDはもちろん、旧世代SSDも大幅に上回る速度を実現しており、誰でも安心して使用できる製品に仕上がっている。

SSDの最先端を走り続ける――OCZ Technology

　OCZ Technologyは、フラッシュメモリやオーバークロックメモリ、ハイエンド電源ユニット、CPUクーラーなどを開発、製造しているメーカーで、各分野で高い技術力を誇っている。同社は2000年に設立され、アメリカのカリフォルニア州に本社を置く。その高い開発力により、魅力的な製品を数多く市場に送り出し、2006年には株式上場も果たした。現在では、ゲーミングPCやノートPC／ネットブックなど、PC本体も手がけ、その活躍の幅を広げている。

　また、OCZ Technologyは、IntelやAMD、NVIDIAなどのプラットフォームベンダーとのパートナーシップを組むことで、機器の信頼性を向上させ、エンドユーザーの満足度も高いメーカーだ。

　同社の製品は、日本国内では、オーバークロックメモリやSSDが有名だが、同社が現在とくに積極的に展開を行なっているのがSSDである。OCZ TechnologyのSSD市場への参入は2008年からだが、常に最先端の技術を採用した低価格で高性能なSSDを市場に投入し続けている。開発スピードも速く、世代を経るごとに性能を向上させており、最新のVertexシリーズは、同社としてすでに4世代目にあたる製品だ。SSDの最先端を走るOCZ Technologyに今後も注目したい。