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2008年、地デジチューナー解禁で“PCでハイビジョン”時代が幕を開ける！

　地上アナログ放送から地上デジタル放送への移行が完了するまで後わずか3年。この春からはついに自作PC向けの単体デジタルチューナーが解禁され、各社から一斉に製品が登場している。PC側もこれを受け入れる体制はすでに整っており、ようやく地デジ時代が幕を開けたと言えるだろう。

　HDCPやCOPPといった著作権保護機能を持つハイビジョン対応ディスプレイ・ビデオカードはもはや標準的になっており、マシンスペックもデュアルコア／クアッドコアCPUなら不足はない。加えて、大容量HDDが安価に購入・増設できるのは、PCで地デジを扱う上で大きなアドバンテージだ。Blu-ray Discドライブも低価格化が進んでおり、選択肢の多さは民生機にないメリットだろう。

　ダビング10開始の延期など、まだ利便性という点では問題を抱える地デジだが、役者はすでに揃っている。最新アイテムに目がないPCユーザーがアクションを起こすなら、まさしく今がそのときではないだろうか。

PC向けデジタルチューナー、購入の予定は？

■ある

（地デジ対応モデル）

■ある

（地上/BS/CSデジタル対応モデル）

■ない

DOS/V POWER REPORT読者の半数以上がPCへの地デジ導入を考えているという結果からは、ビデオカードやディスプレイ、BDドライブなど、さまざまな地デジ対応周辺機器の普及が読み取れる

PC向けデジタルチューナーが解禁
2008年春からPC向けのデジタルチューナーの単体発売が解禁されている。著作権保護に対応した環境が揃っていれば、装着するだけで地デジ対応PCに生まれ変わるのだ

HDMI端子搭載ビデオカードも
最近ではビデオカードもDVIなどのPC向け端子だけでなく、汎用的なHDMI端子を備えているものが増えている。大型テレビなどとの親和性の向上がうれしい

TBクラスのHDDが当たり前に
地デジの録画にはHDDがいくらあっても足りないが、1TBの大容量HDDが実売2万円以下で手に入るようになっている。PCならどんな長時間録画もOKだ

マクセル

BDR25VWPB.1P

実売価格：1,200円前後

問い合わせ先：03-5213-3522
URL：http://www.maxell.co.jp/

高品質BD-Rにレーベル印刷で録画が楽しい！

　地上デジタル放送のハイビジョン録画データはもちろん、1,000万画素オーバーの高解像度デジタルカメラの画像など、PCユーザーにとっても大容量のバックアップメディアは欠かせない存在。そんな中、自作PC向けのドライブなども手が届く価格帯まで下りてきて、グッと身近になりつつあるのがBlu-ray Disc（BD）メディアだ。片面1層で25GBの容量を持つBDは、今後なくてはならないものと言える。

　しかし、そこで重要となるのがメディアの品質。残念なことに、世の中には書き込んだのにすぐ読み出せなくなるような粗悪なメディアが実在する。真に大事なデータのバックアップを求めるユーザーにとって、メジャーブランドの信頼性というのは重要な選択ポイントだ。

　マクセルのBDメディアは、高精度なスタンパによって高密度での安定した書き込み・読み出しを実現。加えて、記録面にはキズやホコリに強いハードコートが施されており、記録後に何度も取り出して再生する人でも安心だ。剛性感のあるメディアは、1枚1枚が宝物のような大事にしたくなるオーラを放っている。

　また、4X記録に対応したBD-Rメディア「BDR25VWPB.1P」では、「ひろびろ超美白レーベル」を採用。インクジェットプリンタによる印刷に適した美しい白地のレーベル面で、精細なフォトプリントが可能だ。細かなディテール、階調が表現できるのは見事。

　そして6月25日からは、ひろびろ超美白レーベルを採用した2X記録対応の録画用BD-R「BDR25VWP.S1P5S」（5枚パック）と「BDR25VWP.S1P10S」（10枚パック）、2X記録対応の録画用BD-RE「BDRE25VWP.1P」と「BDRE25VWP.S1P5S」（5枚パック）も新たにラインアップされている。