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フルHD対応 液晶ディスプレイの夜明け
ここ1、2年で液晶パネルの大型化と高解像度化が一気に進んだ。 そのため、20型以上のワイド液晶ディスプレイの競争が激化しており、 とくに24型前後のWUXGAモデルの新製品ラッシュが続いている。 低価格志向から画質重視、AV仕様など多種多彩で、今一番オススメの液晶となっている。
 液晶ディスプレイのミドルレンジが22型以上のワイドモデルにシフトしたことで、数年前とは比較にならないほど大型モデルのバリエーションが豊かになっている。今こそ、より快適な環境のために液晶ディスプレイを買い換えるベストなタイミングと言えるだろう。

 現在、液晶ディスプレイでもっとも競争が激しいのはWUXGAのワイドモデルだ。WUXGA(1,920×1,200ドット)の解像度は、次世代光ディスクなどのフルHD動画を縮小せずに再生できるというメリットがある。24型ワイド以上であれば迫力も満点だ。ハイビジョンコンテンツを保護する暗号化規格「HDCP」も、WUXGAモデルであればほとんどが対応している。

 WUGA液晶を狙うにあたって、ぜひ押さえておきたいポイントが一つある。それは、HDMI端子の搭載だ。HDMI搭載モデルならゲーム機や次世代光ディスクプレイヤーなどデジタル家電との親和性が高く、液晶ディスプレイの用途がPC以外にも広がる。また、変換コネクタを利用することでDVI端子と接続できるので、PCの映像入力としても利用できるわけだ。いずれにしても、自分にとって必要な機能をじっくりと見きわめて、長く付き合える製品を手に入れてほしい。
AV入力の搭載がトレンドAV入力の搭載がトレンド
WUXGA以上に対応したディスプレイなら、HDMI端子搭載モデルを積極的に選びたい。フルHD対応の家電と接続すれば使いこなしの幅が広がる
HDCPで次世代光ディスクに対応HDCPで次世代光ディスクに対応
ハイビジョンコンテンツの伝送を暗号化するHDCPに対応した製品なら、次世代光ディスクの再生環境としても利用できる
残像低減機能や豊富な入力端子が特徴の
高画質AV液晶
三菱電機
VISEO MDT242WG
実売価格:125,000円前後
問い合わせ先:03-3424-9298
URL: http://www.MitsubishiElectric.co.jp/display/
VISEO MDT242WG
SPECIFICATION
液晶パネル:24.1型ワイドTFT
最大表示解像度:1,920ドット×1,200ライン
応答速度:16ms(中間階調間6ms)
輝度:500cd/m2
コントラスト比:1,000:1
視野角:水平178゚/垂直178゚ チルト/スイベル:上25゚、下10゚/左右90゚
昇降機能:約60mm
インターフェース: DVI-D(HDCP)×1、Dsub 15ピン×1、HDMI×2、コンポーネント(D5)×1、S-VIDEO/VIDEO IN×1、LINE IN×2、ヘッドホン×1、S/P DIF OUT(光角型)×1
本体サイズ(W×D×H): 558.5×270×401.4~460.3mm
重量:約11.2kg
 三菱電機のMDT242WGは、同社液晶ディスプレイラインナップの中でもAV機能が充実した「VISEO」シリーズの最上位モデルとなる24.1型WUXGA液晶だ。

 液晶パネルはコントラストのよいVAパネルを採用し、オーバードライブ回路を搭載することで応答速度を6msまで高め、動画再生時やアクションゲームのプレイ中に残像が出にくい仕様となっている。これに加え、1フレームの一部に黒画像を挿入し、同時にバックライト消灯やオーバードライブ回路の最適化を行なう「MP ENGINE」により、液晶特有の残像ブレをさらに低減。AVモデルにふさわしく、動きのある映像ソースに強い液晶ディスプレイに仕上がっている。実際に動画を再生させてみると、テロップの輪郭がシャープに感じられるなど動画再生のクオリティが高い。PC用ディスプレイとしてはトップクラスに位置すると見てよいだろう。

 AVモデルと銘打っていることもあり、豊富な入力端子も魅力の一つだ。PC入力用のDVI-D、Dsub 15ピンのほかに、VIDEO/S-VIDEO INはもちろん、ハイビジョンソース向けにHDMI2系統とD5端子1系統を搭載しているため、PCだけでなく複数台のAV機器・ゲーム機を同時に接続することが可能だ。豊富な入力を活用するための子画面表示機能「PinP」も備えており、PCを操作しながらを録画したテレビ番組を子画面で再生したり、時間のかかるゲームの進行を子画面で見守ったりすることができる。ただし、親画面と子画面の入力の組み合わせは制限があり、DVI入力ソース上にHDMIソースを子画面として表示することはできない。

 オーディオ面では、DIATONEリニアフェイズ技術の採用と5W×2の内蔵スピーカー、外部機器出力用のS/P DIF OUTを搭載し、こちらも抜かりはない。PCとAV機器の統合環境として、そして高画質PC向けディスプレイとして、まっ先に選択肢に挙げたい1台である。
入力切り替えに便利なリモコン入力切り替えに便利なリモコン
豊富な入力端子を持つ本機は、その切り換えを容易に行なうための赤外線リモコンが付属している。画質補正などOSDメニュー操作も行なえる
HDMI、D5端子を装備HDMI、D5端子を装備
2系統のHDMI端子と1系統のD5端子を本体側面に装備し、ゲーム機やビデオレコーダの接続先としても利用できる。ホビーユースに重宝する機能だ
PC入力は2系統PC入力は2系統
PC入力はデジタルのDVI-DとアナログのDsub 15ピンが1系統ずつ。側面のHDMIを利用すれば、4台のPCを同時接続できる
階層式のOSDメニュー階層式のOSDメニュー
画質補正やプリセットモードの切り換えが手早く行なえる階層式のメニューを採用。本体下部のスティックとボタン、または付属リモコンで操作する
光沢パネルで動画が映える
色鮮やかな画質を実現
Acer(日本エイサー)
P243W
実売価格:60,000円前後
問い合わせ先:03-5771-5178
URL:http://www.acer.co.jp/
P243W
SPECIFICATION
液晶パネル:24型ワイドTFT
最大表示解像度:1,920×1,200ドット
応答速度:2ms
輝度:400cd/m2
コントラスト比:3,000:1(ACM)
視野角:水平160゚/垂直160゚
インターフェース:DVI-D(HDCP)×1、Dsub 15ピン×1、HDMI×1
本体サイズ(W×D×H):572×190×431mm
重量:7kg
 AcerのP243Wは、画質とコストパフォーマンスのバランスの取れた24型WUXGA液晶ディスプレイだ。パネルは応答速度に優れたTN方式を採用し、実売価格が6万円前後とこのクラスとしては高いコストパフォーマンスを誇っている。

 TNパネルは画質や視野角の狭さを弱点として指摘されることが多いが、P243Wは深みのある色合いを表現する光沢パネル「クリスタルブライト」を採用することで高画質化を図っている。実際に画像を表示させてみると光沢パネルの効果は一目瞭然で、のっぺりとした写真もツヤのある鮮やかな画像に生まれ変わって見えるほどの効果がある。テレビやDVD-Videoといった映像ソースや写真の表示でとくに効果的だ。

 また、このクラスの製品の中では飛び抜けて高い3,000:1のコントラスト比にも注目したい。「ACM」(Adaptive Contrast Management)機能により、最暗部の表面輝度を半分に抑えることで、通常の約2倍のコントラスト比を実現している。

 入力端子はPC用のDVI-DとDsub 15ピンに加えて、HDMI端子を1系統装備する。HDMI端子はゲーム機やAV機器との接続でとくに有効だが、PCとの接続にも利用できるので、デジタル2系統+アナログ1系統のPC3系統入力ディスプレイとして使うことも可能だ。利用シーンの広がりを考えると、HDMI端子のメリットは大きい。お手頃価格でHDMI端子付きのWUXGA液晶を狙っている人にはピッタリの製品と言えるだろう。

 24型は大き過ぎて置き場所がないという人向けに、19型ワイドでWXGA+(1,440×900ドット)表示のクリスタルブライトモデル「P193W」と、非光沢モデル「X193W」が用意されている。実売価格はともに2万円台後半なので、1台目はもちろんサブディスプレイとしてもオススメしたい。
一体感のある操作ボタン一体感のある操作ボタン
入力切り換えや画質補正を行なうためのボタンは本体下部のラインに沿って配置され、デザインを損なわない一体感のある作りだ
HDMI端子を搭載HDMI端子を搭載
最新ゲーム機や次世代光ディスクプレイヤーとの接続にも利用できるHDMI端子を備えている。AVユースで積極的に使いたい
グラフィカルなOSDメニューグラフィカルなOSDメニュー
各種設定を行なうOSDメニューはアイコンを多用したシンプルで分かりやすいもの。自分好みの画質に設定を追い込める
19型ワイドモデルもラインナップ19型ワイドモデルもラインナップ
姉妹モデルとして、19型ワイド機もラインナップしている。光沢パネル(左:P193W)と非光沢パネル(右:X193W)の二つのタイプが用意されている
 
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