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Windows Vistaをもっと便利に！

最新ユーティリティソフトで
PC環境を劇的改善！

Windows VistaはXP以上にさまざまな機能が盛り込まれ、標準状態でも使いやすいOSに仕上がっている。しかし、本当に“かゆいところ”に手を届かせたいなら、最新のユーティリティソフトが役に立ってくれるはずだ。

■	便利なユーティリティソフトでVistaをもっと活用する

　Windows Vistaが登場してから、はや半年あまりが経った。すでに導入済みの人や、対応ソフトも出揃ってきたことだし、そろそろ環境を移行しようと考えている人も多いだろう。OSを乗り換えたばかりだと、今まで愛用してきたソフトや周辺機器が新環境に対応していなかったりして、何かと使い勝手が悪くなってしまいがちだ。そこでここでは、Windows Vistaを安心して、快適に使えるようにする便利なユーティリティソフトを紹介しよう。ここで取り上げるのは、「BOOT革命/USB Ver.2」、「Dr.Recovery」、「Acronis True Image 10 Home」の3本だ。

　BOOT革命/USB Ver.2は、USBの外付けHDDに普段使っているWindows環境を移して、そこからマシンを起動できるようにしてくれるソフト。β版のソフトを試してみたいときや、内蔵HDDが不調でOSが起動しなくなったときのレスキューなどに幅広く使える。また、OS乗り換え作業や、環境構築中に、何かのはずみでファイルやフォルダを消してしまったときにはDr.Recoveryが役に立つ。ディスクを検査して残った痕跡を見付け出し、ゴミ箱に残っていないファイルやフォルダでも、復活させることができる。

　Acronis True Image 10 Homeは、OSが入っているドライブでも、丸ごと簡単にバックアップできるソフトだ。これでもとのXP環境をバックアップしておけば、安心してVistaに移行できるし、Vista上で新しいソフトやドライバを試したいといったときにも便利だ。このようなユーティリティソフトがあれば、何かトラブルが起きたときにすぐ対処できるので、安心してVistaをフル活用できるはずだ。

Windows Vistaと組み合わせてPCをもっと便利に！

Windowsを外付けHDDから起動！

普段使っているOS環境を、そっくりそのままUSBの外付けHDDに移して、そこからマシンを起動できる「BOOT革命/USB Ver.2 for Vista Pro」

消えてしまったデータを復元！

うっかり削除・フォーマットしてしまったファイル・フォルダを、ディスクの痕跡を探して復活できる「Dr.Recovery Windows Vistaキャンペーン版」

万一に備えてバックアップ！

OS入りのドライブを丸ごとバックアップし、簡単な手順で復元できるバックアップユーティリティ「Acronis True Image 10 Home」

アーク情報システム

BOOT革命/USB Ver.2 for Vista Pro

標準価格：15,540円

問い合わせ先：03-3234-9251
URL：http://www1.ark-info-sys.co.jp/

【スペック】
CPU：Intel Pentium/Celeron、AMD K6/Athlon/Duronほか
メモリ：Vista 512MB（1GB以上を推奨）、XP/2000 128MB（256MB以上を推奨）
HDD：50MB以上の空き容量
対応OS：日本語版Windows Vista/XP/2000

外付けUSB HDDからいつものWindowsを起動できる！

シンプルなメニューでOSをコピー

（1）システムドライブのコピー

OSの入っているドライブの内容をUSB HDDにコピーする

（2）便利ツール

USB起動用コードを内蔵HDDに書き込んだり、USB HDDから起動するためのFDを作成したりする

（3）そのほか

ユーザー登録やマニュアルの参照

　「BOOT革命/USB Ver.2」は、現在使っているWindows環境をそっくりそのままUSBの外付けHDDに移し、そのUSB HDDからPCを起動できるという実用的かつユニークなソフトだ。通常、USB外付けHDDにWindowsはインストールできないし、単純にファイルをコピーしても、そこからマシンを起動することはできない。しかし本ソフトを使えば、簡単な操作でOS起動可能なUSB HDDを作ることができるのだ。

　具体的な用途を考えてみよう。たとえば、PCのOSをWindows XPからVistaに移行するとき、何かに備えて既存のXP環境も残しておきたい。こんなとき、USB HDDにXP環境を移しておけば、必要なときにいつでもXPでマシンを起動して作業を行なえる。また、β版のソフトを試してみたい、ユーザーごとに環境を使い分けたいといったときにも、USB HDDからOSを起動すれば、もとの環境やほかのユーザーの環境に影響を与えずにすむ。さらに、急なトラブルでマシンが起動しなくなってしまった場合でも、USB HDDからマシンを立ち上げれば必要なファイルにもアクセスできる。

　このように便利なBOOT革命/USB Ver.2だが、使い方は非常に簡単だ。基本的にはOSをコピーしたいUSB HDDを選択し、パスワードの設定を行なうだけで現在の環境がUSB HDDに書き込まれる。本製品では、起動コードという仕組を使うことで、BIOSがUSB HDDからのブートに対応していないマシンでも、USBからの起動を可能にしている。また、最大4台までのUSB外付けHDDを接続し、どのHDDから起動するかをメニューで選択することも可能だ。頻繁にソフトのテストを行ないたい、不意のトラブルに備えたいといったユーザーは、ぜひ常備しておきたい1本だ。

USBドライブを指定するだけの簡単操作