4月24日、松下電器産業よりLet'snoteの新モデルが発表された。
●通信モジュール内蔵のLet'snote W7 ワイヤレスWANモデル
ラインナップが一新されたLet'snoteの中でも、とくに注目されるのは、1番人気のWシリーズのWeb限定販売モデルである「Let'snote W7 ワイヤレスWANモデル」。NTTドコモの「FOMA HIGH-SPEED」通信モジュールを内蔵しており、受信3.6Mbps（最大）、送信384kbps（最大）の通信が可能だ。出荷は5月末からの予定。
FOMA通信モジュールは天板部分に搭載しており、SIMカードの抜き挿しが容易で、電波の入りもよさそうだ。また従来機種並みの強度も確保されている。FOMA HIGH-SPEEDは、サービス発表当初、FTPなど一部のプロトコルが利用できないとされたが、現在ではその規制は緩和されているので、安心して利用できる（帯域の制御は行なわれる）。
定額制データプランの詳細については、こちらなどを参照してほしいが、HIGH-SPEEDプランでも最大で月額6,720円（8月31日までのキャンペーン価格）で利用可能だ。
なお、Let'snote W7 ワイヤレスWANモデルには、店頭モデルにはないBluetooth Ver.2.0＋EDRも内蔵される。
| Specification（W7 ワイヤレスWANモデル） | |
|---|---|
| CPU | Intel Core 2 Duo U7700（1.33GHz） |
| チップセット | Intel GM965＋ICH8M |
| グラフィックス機能 | チップセット内蔵（Intel GMA X3100） |
| 液晶ディスプレイ | 12.1型（1,024×768ドット表示対応） |
| メモリ | 1GB（最大2GB） |
| HDD | 250GB |
| 光学ドライブ | DVD±R/RW/-RAMドライブ（±R DL対応） |
| ネットワーク | IEEE802.11a/b/g、1000BASE-T、Bluetooth Ver.2.0＋EDR、56Kモデム |
| インターフェース | USB 2.0×3、PCMCIA TypeⅡ×1、SDメモリーカード×1 |
| バッテリ駆動時間 | 約9.5時間 |
| 本体サイズ | 幅272mm×奥行214.3mm×高さ36mm／49.3mm （前部／後部）突起部除く |
| 重量 | 約1,375g |
| OS | Windows Vista Business SP1（Windows XP Professional SP2ダウングレードディスク同梱） |
●そのほかのモデル
店頭販売向けのLet'snote R7/T7/W7/Y7は、新たにWindows Vista Business SP1をプリインストール。XP Proダウングレードディスクは春モデルに引き続き添付される。このほかHDDを120GBに増強したほか、Y7ではCPUにCore 2 Duo L7800（2GHz）を新搭載する。
Web限定モデルとしては、Intel Turbo Memoryと320GB HDDを搭載するW7プレミアムエディション、32GB SSDを搭載し、より軽量で長時間のバッテリ駆動時間を実現したR7プレミアムエディションもあわせて5月中旬以降に発売される。なお、Web限定モデルはHDDだけでなくCPUについても、店頭モデルのCore 2 Duo U7600（1.2GHz）からU7700（1,33GHz）にアップグレードされている。
W7プレミアムエディション
スパークリングブラック
W7プレミアムエディション
ミッドナイトブルー
W7プレミアムエディション
ジェットブラック
