手軽にインターフェースを追加
- Radeon HD 5450
- GDDR3 512MB
- 玄人志向
- RH5450-LE512HD/D3/HS/G2
- 実売価格:4,500円前後
Radeon HD 5450を搭載したLow Profile対応、ファンレスのビデオカード。Low ProfileながらもHDMI/DVI/Dsub15ピンの3種類のインターフェースを利用できるのが特徴。
性能は最新のゲームを快適にプレイできるほどはなく、基本はオンボードグラフィックスからのアップグレードや、HDMIのようなインターフェースを追加したいという用途がメインとなる。HD動画再生支援機能を持たないPCからのアップグレードにも使える。また、小型・薄型のケースを使ったHTPC用途でも重宝する。手軽にインターフェースを追加したいというユーザーにオススメしたい。 (目黒廣道)
Specification コアクロック:650MHz●メモリクロック:800MHz●ビデオメモリ( バス幅):GDDR3 SDRAM512MB(64bit)●インターフェース:HDMI ×1、DVI-I×1、Dsub 15ピン×1●対応スロット:PCIExpress 2.1 x16
A.三つのポートを使える
Low Profile使用時でも、2スロットあればDsub 15ピンコネクタを利用可能。Dsub 15ピンが必要なければ、1スロットで運用できる。同時出力は2画面まで
B.熱に強い部品を採用
エントリー向けGPUであっても、ファンレスであるため熱だまりができやすい。そのためチョーカーやコンデンサは熱に強いタイプが採用されている
ベンチマーク結果を見ても分かるように、性能に期待するべきではない。あくまでインターフェースの追加と、動画再生支援のための拡張カードとして使うのがよいだろう。
【問い合わせ先】 購入店舗にて対応/http://kuroutoshikou.com/
DVIで3画面同時出力が可能
- Radeon HD 6870
- GDDR5 1GB
- Sapphire
- FLEX HD6870
1G GDDR5 PCI-E DL-DVI-I+SL-DVI-D/HDMI/DUAL MINI DP - 価格:27,000円前後
DVI出力で3画面同時出力が可能なビデオカード。AMDのマルチディスプレイ出力機能「Eyefinity」では、3画面以上の出力にはDisplayPortを最低でも一つ使用する必要がある。ところが、本製品はDVI× 2とHDMI"DVI変換アダプタを利用することにより、DVI×3による3画面同時出力を実現する独自機能を搭載している。さらにMini DisplayPortも併用すれば、最大で5画面の同時出力も可能となる。ビデオ編集やグラフィックス作成のほか、株価チャートの表示などに便利。
また、3D性能も高いので、マルチディスプレイを使ったゲームプレイなどの用途にも使える。 (目黒廣道)
Specification コアクロック:900MHz●メモリクロック:4.2GHz●ビデオメモリ(バス幅):GDDR5 SDRAM 1GB(256bit)●インターフェース:Mini DisplayPort×2、HDMI×1、DVI-I×1、DVI-D×1●対応スロット:PCI Express 2.1 x16
A.HDMI竏奪VI変換アダプタ
DVIを使った3画面同時出力は、付属のHDMI竏奪VI変換アダプタを使うことで実現。Mini DisplayPortも使えば、最大5画面同時出力が可能だ
B.オリジナルクーラーを採用
極太のヒートパイプを4本も使った、冷却性能の高いオリジナルクーラーを搭載している。ただし、静音性はやや低い
DVIだけで3画面、最大5画面同時出力が可能な上、3D性能の高さも魅力。マルチディスプレイによるゲーム用途にも使えるが、Radeon HD 6870搭載カードとしては価格の高さがネックだ。
【問い合わせ先】 03-5215-5650(アスク)/http://www.sapphiretech.jp/