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高級 vs. 低価格!液晶ディスプレイ群雄割拠

低価格

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VAパネル+LEDバックライト
バランスの取れた性能が魅力

 「EW2420」はLEDバックライトを採用する24型液晶ディスプレイだ。コストパフォーマンスを重視した製品だが、VAパネルを採用することで視野角や画質の向上を狙ったモデルとなっている。
 低価格帯の液晶ディスプレイではTNパネルを採用する製品が主流だが、TNパネル特有の視野角の狭さが気になることが多い。これに対し、本機で採用されるVAパネルは視野角が広く、高コントラストで黒が深く色みが鮮やかという特徴を持つ。実際に本機の映像も発色は鮮やかで、通常の使い方であれば視野角による色みの違いも気にならない。
 入力インターフェースはDVI-DとDsub 15ピンに加え、2系統のHDMI端子を備える。さらにオーディオ出力端子もあり、HDMI経由で入力された音声を外部に出力することが可能。ゲーム機などの音声をスピーカーから出力したいといった場面で便利だろう。
 実売価格は3万円台半ばで、VAパネルであることを考えるとお買い得な1台である。ただ、昨今ではIPSパネルを採用した低価格な液晶ディスプレイも登場しており、そうした製品との比較が選択の鍵となるだろう。

(宇野貴教)

BenQ
EW2420
実売価格34,000円前後
問い合わせ先:03-5684-8810(ベンキュー ジャパン)
URL:http://www.benq.co.jp/
  • VAパネル
  • 24型ワイド
  • LEDバックライト
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メリハリの効いたコントラストの高い画質

VAパネルらしい、コントラストが強くメリハリのある画質。グラデーションもまずまずなめらかで、ハイライト域でもギリギリまで階調を保っている

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パネルの薄さが印象的な筐体

バックライトとしてLEDを採用していることから、パネル部分はかなり薄い。スタンドもコンパクトで、机上のスペースを節約できるのはメリット

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端のほうがやや暗くなっているが変化は小さい。全体的に自然な印象を保っており、通常の使い方で首を左右に軽く振る程度であれば気にならないレベルだ

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大きく見やすいOSDメニューで、各項目も分かりやすくグループ分けされている。ガンマや応答速度(AMA)の調整も可能となっている

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ガンマカーブ自体はきれいな曲線だが、緑と青が全体的に抑えられている。色再現域は一般的な範囲だ

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【Specification】 ●液晶パネル:24型ワイド●最大表示解像度:1,920×1,080ドット●応答速度:25ms(中間色域8ms)●輝度:250cd/m2●コントラスト比:3,000:1(DCR 20,000,000:1)●視野角:水平178゚/垂直178゚●チルト:上20゚、下5゚●インターフェース:Dsub 15ピン×1、DVI-D(HDCP)×1、HDMI×2、USB 2.0×4、ヘッドホン×1●本体サイズ(W×D×H):581.9×179×439.7mm●重量:約6kg

2万円台前半で購入できる
LEDバックライト採用の24型

 「ProLite E2472HD」シリーズは、コストパフォーマンスを重視した24型の液晶ディスプレイである。最大の魅力は2万円台半ばという実売価格で、コストパフォーマンスの高いモデルに仕上がっている。
 スペック面での特徴としては、白色LEDの採用が挙げられる。これによって薄型化が図られているほか、消費電力が抑えられていることにも注目したい。具体的には、通常モードでも約24Wと低い水準を実現している上、「ECOモード」では消費電力をさらに約35%もカットできる。ランニングコストを抑えたいと考えているユーザーにとっては、見逃せないポイントだろう。
 そのほかオーバードライブ回路を搭載し、応答速度は最高で2msまで短縮している。「オフィス」や「動画」、「ゲーム」など、あらかじめ用意されたカラーモードを用途に応じて選択できる「OptiColor」機能も搭載する。
 TNパネルということもあり、画質は他機種と比較すると見劣りするが、メール閲覧やWebブラウジング、オフィスアプリなど実用メインで考えているのであれば問題はない。ランニングコストまで加味するなら、選択肢に加えたい1台だ。

(宇野貴教)

iiyama
ProLite E2472HD-B
実売価格25,000円前後
問い合わせ先:web-info@iiyama.jp
URL:http://www.iiyama.co.jp/
  • TNパネル
  • 24型ワイド
  • LEDバックライト
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ハイライトでグラデーションの再現性が劣る

階調がスムーズでなくざら付いた感じになっているほか、全体的に白く浮いている。とくに明るい部分でのグラデーションの階調飛びが気になった

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ケーブルホルダーを装備

LEDバックライトを採用したことで、パネル自体の最薄部は19.5mmに抑えられている。なおスタンドにはケーブルホルダーが備えられており、複数台の機器を接続してもケーブルがジャマにならない

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TNパネルのため、中心から離れると色変化が激しい。視野角のカタログスペックは水平170゚だが、実際の視認感は数値よりも狭いと思ったほうがよい

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OSDメニューはシンプルですべての項目がまとめて表示される。カラー調整などの必須項目は抑えているが、独自機能などの要素はない

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ガンマカーブは揺らぎがかなり目立ち、また高輝度部分で緑が抑えられている。再現できる色域もほかの製品と比べると狭い

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【Specification】 ●液晶パネル:24型ワイド●最大表示解像度:1,920×1,080ドット●応答速度:5ms(中間色域2ms)●輝度:250cd/m2●コントラスト比:1,000:1(ACR 5,000,000:1)●視野角:水平170゚/垂直160゚●チルト:上15゚、下5゚●インターフェース:Dsub 15ピン×1、DVI-D(HDCP)×1、HDMI×1、ヘッドホン×1●本体サイズ(W×D×H):570×179×420mm●重量:3.8kg

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