その他の特集(2011年) | |||
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まず、今回のOCテストですべてのCPUに共通した条件だが、コア電圧を定格から0.1V上げた状態でテストしている。限界までOCを突き詰めるのであればさらに上げる必要があるが、初~中級者にとってのOCでは、+0.1Vという値は十分に楽しめて、危険が少ない安全範囲内といったところ。OC成功の条件は、OCCT Perestroikaで30分の連続動作に加え、今回使用している各ベンチマークがすべて完走することとしている。
ではまず、Core i7-860のOC結果を見てみよう。ちなみにTurbo Boost(TB)は、OCとの関係を知るために、ON/OFF両方で検証を行なっている。TBがOFFのときはベースクロックが171MHz、ONの時は165MHzで安定動作した。ただし、最終的なクロックは、OFF時が171MHzの21倍で約3.59GHz、ON時が165MHzの22倍で約3.63GHzと、4コア動作時でもTBはONのほうが優れている。各種ベンチマークの結果もそれを物語っており、今回のような空冷でのライトなOCでは、TBはONのままで行なうのがオススメだ。
【検証環境】マザーボード:ASUSTeK Maximus III Extreme(Intel P55)、メモリ:Corsair Memory TR3X3G1333C9(PC3-10600 DDR3 SDRAM 1GB×3)、ビデオカード:GIGABYTE GV-R585D5-1GD-B(ATI Radeon HD 5850)、HDD:Seagate Barracuda 7200.11 ST31500341AS(Serial ATA 2.5、7,200rpm、1.5TB)、CPUクーラー:サイズ グランド鎌クロス、電源:Thermaltake Toughpower XT 650W、OS:Windows 7 Ultimate 64bit版、アイドル時:OS起動10分経過後の値、高負荷時:OCCT Perestroika 3.1.0を実行中の最大値
今回使用したマザーボードでは、OC関連の設定項目は、BIOSセットアップの最初に表示されるページ[Extreme Tweaker]にまとめられている。まずは[Ai Overclock Tuner]を[Manual]に変更して、クロックを手動で設定できるようにする
使用しているメモリは高性能なので必要性は低めだが、CPUの動作クロックの限界を見きわめやすくするために、メモリクロックをあらかじめ下げておく。同じく[Extreme Tweaker]にある[DRAM Frequency]から、一番低いメモリクロックを選択
今回は、あらかじめCPUコア電圧を0.1V上昇させてからOCに取りかかる。まずはCPUの初期状態の電圧を調べよう。このマザーボードでは[Extreme Tweaker]にある[CPU Voltage]に初期値がグレー色で表示されているので、この数値を書き留めておく
手順3で調べた電圧の初期値から0.1V上昇させて、セーブして再起動する。再起動後の値を確認し、設定した電圧が表示されていれば準備OKだ
まずは、初期値の133MHzから25%増し程度の166MHzにベースクロックを上げる
OSを起動し、OCCT Perestroikaで負荷テストを実行する。まずは5分程度実行して、すぐにエラーが出ないかを判断し、大丈夫そうであれば30分以上テストしてみる。エラーがなければベースクロックを10MHzぐらいずつ上げて、再起動と負 荷テストを繰り返していく
もしもベースクロックを10MHz上げてOSの起動に失敗したら、20MHzほど下げてから3MHzきざみでやり直すとよい。なぜならOCCT PerestroikaはOSの起動よりもはるかに負荷が高いので、10MHz下げただけでは負荷テストをクリアすることはまず無理だからだ
OSは起動するが負荷テストでエラーが発生するようになったら、BIOSで3MHzきざみで下げてチェックしていく。エラーが発生しなければ1~2MHzきざみで上げてみる。これでベースクロックが決まる
ベースクロックが定まったら、[DRAM Frequency]項目でメモリクロックを上げていく。目安としては使用しているメモリの定格から+20%ほどの範囲であれば上げても問題が起きにくい。これでOCCT Perestroikaが1時間動作したら安定性に関しては問題ないと考えてよいだろう
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