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眠れるCPUを覚醒させろ! オーバークロックの神髄

TEXT:橋本新義

オーバークロック実践編

秘められたCPUの力を引き出そう!

ここまでの解説で、オーバークロック(OC)のこと、そしてOCに必要なパーツについてはお分かりいただけたのではないだろうか。ここからは、現在の代表的なCPUとマザーボードを使い、具体的なOCの手順を紹介していこう。

オーバークロック作業の流れ

OCの手順の本筋は
ベースクロック設定と負荷テスト

 CPUのOCに関する基本的な手順は、左の図のようになる。下準備とは、このページで紹介している、ユーティリティの準備や試運転などのことである。OCは、CPUの定格ベースクロック(一部の対応CPUでは内部倍率も)を、BIOSやOS上のユーティリティから設定、調整するのが一般的だ。そしてこの設定値を少しずつ上積みし、OS上で負荷テストを行ない実用に問題がないかを確認していく。ちなみに、ベースクロックの設定を行なう前にメモリクロックを下げているのは、メモリがOCの制限となることを防ぐためだ。ベースクロックを変更すると、メモリクロックもあわせて変化してしまうので、それがOCの結果に影響を与えるのを避けているわけだ。
 さらにOCでの性能向上を徹底的に狙う場合は、ベースクロックの限界値を見きわめた後に、メモリクロックを上げて負荷テストを繰り返していく。しかし、メモリクロックを上げることで得られる性能の向上具合は、ベースクロックと比べて大きくないため、OCの初心者はメモリクロックを上げずに使い続けるというのもアリだ。

OCの作業に必要なソフトをあらかじめ準備する

 OCは、PCが通常稼動して初めて成功と言える。PCの状態を確認し、負荷がかかっても問題がないことを確認するためのソフトをあらかじめ準備しておく必要がある。
 ここでは必須の二つのソフトを紹介する。CPUやメモリの動作クロックをリアルタイムで確認できるソフト「CPU-Z」と、各パーツに非常に高い負荷をかけて、安定して動作するかを確認するためのソフト「OCCT Perestroika」だ。これらのソフトは、OCの効果とともに、トラブルの予兆や原因を見きわめるために役立つので、必ずインストールしておこう。

CPU-Z 1.53

URL:http://www.cpuid.com/

CPUの種類やモデルナンバー、リアルタイムでの動作クロックなどを確認できるソフト。OCで重要なのは下記の3点と、「Memory」タブにある「DRAM Frequency」(メモリの動作クロック)だ

OCCT Perestroika 3.1.0

URL:http://www.ocbase.com/

CPUやメモリ、CUDA対応GPUなどの負荷テストを行なうことができるソフトだ。CPUのOCの場合には、左のタブから「CPU:OCCT」を選択して、条件を設定して負荷テストを行なう

負荷の度合いや実行時間などを設定したら「ON」をクリックしてテストを開始する

OC前の定格状態でのベンチマークも忘れずに

ゲーム系ベンチも入れるとベター
3Dゲームのベンチマークも行なうと、ビデオカードを含めて高負荷状態になるため、冷却不足などによるトラブルをあぶり出しやすい

 ソフトをインストールしたら、OCの前準備として忘れてはならないのが、定格動作状態の確認と、OCCT Perestroikaやゲームベンチなどの負荷テストを行なうことだ。OC前のシステムそのものに問題がないかを確認するとともに、CPU-Zに表示される定格状態の数値を確認しておくことで、トラブルがあった際の原因究明のヒントになり、さらにOC後の達成感を味わえる。実は、OC成功と思ったら発熱をうまく処理できておらず、定格より低いパフォーマンスで稼動していた、といったトラブルもあり得る。OCは「Aを行なったら成功した」、「Bを行なったら失敗した」そうしたことの積み重ねで知識、経験を蓄積していくので、Before&Afterの数値の確認は大切だ。

起動不能にはCMOSクリアで対処

CMOSクリアで即解決
マザーボード上のボタン電池を外すか、CMOSクリア用ボタンを押して10秒間待つ。その後はBIOSを再設定しよう

 OCを試していると結構な頻度で発生するのが、PCが起動しなくなるという症状だ。そうした場合の解決方法が「CMOSクリア」と呼ばれる手順。BIOSの設定を強制的に初期状態に戻すものだ。
 手順は、電源をOFFにするか電源コードを抜いて、マザーボード上にあるボタン電池を外して10秒ほど待ち、装着し直せばよい。また、最近のOCを意識したマザーボードには、CMOSクリア用のボタンが搭載されていることもある。

付属ユーティリティを併用すると便利

直感的に操作できて便利
ASUSTeKのTurbo Vなどのマザーボード付属ユーティリティは、ベースクロックや電圧などの設定をWindows上からリアルタイムに変更できるため、使い勝手がよい

 今回の特集では、OCの基本的な手順としてBIOSでの作業をベースに紹介しているが、マザーボードにOC用のユーティリティが付属している場合は、そちらも併用すると便利だ。ユーティリティの自動OC機能でおおよその限界値を掴んでおくと、手動でじわじわとクロックを変更していく手間を短縮できる。ただしOC耐性の限界ぎりぎりを見きわめるには、OSやユーティリティの負荷の変動による影響を避けるために、やはりBIOSベースが望ましい。

本特集でオーバークロックに使用するCPU
  コア数
(スレッド数)
定格
クロック
CPU
コードネーム
Intel Core i7-860 4 (8) 2.8GHz
Lynnfield
Intel Core i5-650 2 (4)
3.2GHz
Clarkdale
Intel Celeron E3300 2 (2)
2.5GHz
Wolfdale
AMD PhenoamII X4 965 Black Edition(125W版) 4 (4)
3.4GHz
Deneb
Intel Core i7-980X Extreme Edition 6(12) 3.33GHz Gulftown
  CPUソケット 補足事項
ntel Core i7-860 LGA1156 Turbo Boost機能搭載
Intel Core i5-650 LGA1156 Turbo Boost機能搭載
グラフィックス機能内蔵
Intel Celeron E3300 LGA775  
AMD PhenoamII X4 965 Black Edition(125W版) Socket AM3 内部倍率変更可能
Intel Core i7-980X Extreme Edition LGA1366 Turbo Boost機能搭載
内部倍率変更可能

 次のページから行なうOC手順解説に使用するCPUは上記のとおり。Intel系は、代表的なプラットフォームから人気の高いモデルと、OCの性能向上率に定評のあるモデルを選択している。ちなみにLGA1156は、内蔵グラフィックス搭載モデルと非搭載モデルの2種類を含めた。なお、デビューして間もないCore i7-980X Extreme Editionを入手することができたので、番外編として今回のラインナップに加えている。
 AMD系は上位モデルながら価格が手頃で、内部倍率が変更可能などOC向きとして定評のあるPhenomII X4 965 Black Editionを選択してみた。

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