その他の特集(2011年) | |||
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OC環境で意外に重要なのが電源だ。電源ユニット自体をOCするわけではないが、OCでCPUのベースクロックを上げたり、電圧を上げたりなどすれば、それだけ電源に求められる電流量も大きくなり、負担がかかることになる。CPUが使う電流は+12V系電流なので、できるだけ+12V系の出力に余裕がある電源を選びたいところだ。
このときに注意したいのが、+12V出力の系統数だ。最近の電源は+12V出力を複数系統に分けていることが多いが、+12V系全体の出力が大きくても1系統あたりの出力に余裕がないと意味がない。と言うのも、ハイエンドCPUをOCすればピーク時で20Aくらいはすぐに超えてしまい、電力不足でPCが落ちてしまうことがあるのだ。そのため、できるだけ1系統ごとの電力供給量に余裕がある電源が望ましい。系統を分けずに1系統にまとめている製品のほうが細かな制限がなく、OCによってイレギュラーな負荷がかかってもある程度安定した出力を保ちやすい。
もちろん、品質、信頼性も重要だ。+12Vなら+12Vの電圧を安定して供給できる製品はOCによる負荷にも強い。OCがうまくいかないときに電源まで疑わなければいけないのではストレスがたまるだけなので、ある程度しっかりコストをかけ、よいものを使いたいところだ。
写真は電源に記載されている出力表。+12V出力を+12V1、+12V2などと複数の系統に分けている製品が多いが、それぞれ系統ごとに出力の最大値 が決められており、どれか1系統でも制限を超えると不安定になってしまう。OCで使うなら1系統タイプがお勧め
ゲームやOC用途を意識した設計で、1系統で52A(624W)と+12V系の出力が大きい電源ユニット。日本製105℃コンデンサを搭載するなど部品品質にもこだわっており、高変換効率を示す80PLUS認証も取得している。
実売価格:12,000円前後
問い合わせ先:03-5812-5820( リンクスインターナショナル)
URL:http://www.corsairmemory.com/
80PLUSの最高グレードである80PLUS Gold認証を取得している高変換効率の電源ユニット。+12V出力が1系統、しかも64A(720W)と大出力であるため、ハイエンドCPUとビデオカードを用いたOCなど、シビアな条件にも余裕を持って対応できる。
実売価格:22,000円前後
問い合わせ先:support@scythe.co.jp
URL:http://www.scythe.co.jp/
CPUのOCに高速なメモリが必要かどうかは予算やOCの目的しだいだ。ベンチマークテストのスコアなどを競う目的ならば、メモリも高速であるほうが有利だが、低コストで性能アップを狙いたいという目的であればあまりこだわる必要はないだろう。CPUのOCのジャマにならないよう安定して動作してくれれば十分だ。もっとも、メモリも高速なほうが若干ではあるがパフォーマンス面で有利ではあるし、OCの幅も広がってくる。もしも予算に余裕があるなら高クロックで低レイテンシなメモリを選ぶのもよいだろう。
メモリも半導体部品であるだけに、安定性の面などで冷却が重要だ。高速メモリを利用するのであれば、放熱効果の高いヒートスプレッダやメモリ冷却用ファンが付属している製品を選ぶとOCでも心強い。
シビアに選別された高品質チップとグラウンド層に銅を実装した基板を採用。それぞれを独自設計のヒートシンクで直接放熱する冷却技術「DHX」により、安定した高速動作を実現する。専用ファンも付属。
実売価格:24,000円前後
問い合わせ先:03-5812-5820( リンクスインターナショナル)
URL:http://www.corsairmemory.com/
CPUだけでなく、ビデオカードもオーバークロックによるパワーアップが可能だ。RIVATunerなど汎用ツールもあるが、ビデオカードメーカー純正のOCツールがあれば、それを使うのがもっとも簡単だ。とくにMSIが自社製ビデオカード用に配布しているOCツール「AfterBurner」はかなり強力で、GPUのコア/シェーダークロックやメモリクロック、コア電圧、ファン速度の調整機能のほか、それぞれのモニタ機能も備える。また、各種設定をプロファイルとして保存してすぐに読み出すことも可能だ。
After Burnerの画面は、左側はGPUコアクロックなどの調整用で、右側が各種ステータスのモニタリング画面となっている。クロックの調整の仕方は実に簡単で、各項目のスライドバーをマウスで動かすか、右のボックスに任意の数値を入力し、「Apply」ボタンを押せばよい。設定をプロファイルとして五つまで保存しておくこともできる
【検証環境】ビデオカード:MSI R5570 Hawk (ATI Radeon HD 5770)、それ以外はCPUクーラーの項と共通
発売日:12月28日
特別定価:2,310円
発売日:2022/11/29
販売価格:1,800円+税
発売日:2019/05/29
販売価格:1,780円+税
発売日:2019/03/25
販売価格:1,380円+税
発売日:2018/02/28
販売価格:980円+税
発売日:2017/03/17
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発売日:2016/09/23
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発売日:2016/03/29
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発売日:2015/12/10
販売価格:1,280円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/02/27
販売価格:980円+税
発売日:2014/12/05
販売価格:1,280円+税
発売日:2011/12/22
販売価格:980円+税
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