その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:竹内亮介 | ||||||||||||||
4 ネットワーク | ||||||||||||||
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「ホームグループ」は、ネットワーク環境を簡単に構築できるようにする機能だ。これまでLANを経由して家庭内の複数のPCでファイルやプリンタを共有するためには、ワークグループやパスワードを設定するなど、ある程度ネットワークの知識と手間が必要だった。しかし、Windows 7では生成されたパスワードをそれぞれのPCに入力すれば、ネットワークに接続した状態になり、ファイルの共有やプリントアウトなどができる。 無線LANでは、暗号化や接続設定を簡単に行なう「WPS」への対応をさらに強化。対応する機器であれば、バッファローの「AOSS」などのように、無線LAN親機のボタンを押すだけで接続設定が行なえる。 |
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ホームグループ 指定されたパスワードをそれぞれのPCに入力するだけで、ホームネットワークを簡単に構成できる便利な機能だ |
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5 ハードウェア | ||||||||||||||
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Windows Vistaでもタッチパネルはサポートされていたが、Windows 7ではそれがさらに進化して、「マルチタッチ」に対応した。タッチパネル機能を備えた対応ディスプレイを接続すると、AppleのiPhoneのように、指先の操作だけで表示内容の拡大/縮小、回転などが行なえる。対応製品も各メーカーからリリースされ、利用環境は徐々に整いつつある。 そのほかのトピックとしては、接続している周辺機器を一括で管理し、設定などが行なえる「デバイスステージ」もWindows 7から搭載した機能だ。ドライバの管理などが行なえる上に、画像データが提供されている周辺機器なら、デバイスの外観が画面にそのまま表示されるので、設定したい機器を見付けやすくなっている。 |
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Windowsタッチ タッチパネル機能に加えて、Windows 7では新たにマルチタッチに対応。複数の指で拡大/縮小や回転などの操作ができるようになった |
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6 64bit | ||||||||||||||
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Windows 7のパッケージ版では、32bit版と64bit版が同梱されているが、DSP版では購入時に選択する必要がある。以前は導入へのハードルがやや高い印象だった64bit版だが、Windows 7がリリースされた現在では、ソフトウェア、ハードウェアの対応もかなり進んでおり、ほとんどのケースで困ることはないはずだ。導入する利点は、何と言っても4GB以上のメモリを活用できる点だ。ますます大容量化の進む画像や動画データの処理などで、その力を実感できるだろう。また、Windows XP Modeのような仮想環境を使用する場合にも、割り当てるメモリの容量を増やすことができ、より快適に作業を行なえる。現状のシステムではメモリの容量が4GBに達していなくても、将来を見越して64bit版を選択しておくというのもアリだ。 | ||||||||||||||
大容量メモリを搭載可能 4GB以上のメモリを活用できる64bit版のWindows 7。ソフトやハードの対応もかなり進んでおり、不具合は起こりにくい |
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7 マルチメディア | ||||||||||||||
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「Windows Media Center」や「Windows Media Player」も大幅に進化している。多数のコーデックをあらかじめ搭載しており、あらゆる形式の動画や音楽データを、すぐに楽しめるようになった。 Windows Media Player 12では、GPUの再生支援機能に対応。高性能なCPUでないとスムーズに再生できなかったH.264形式などの動画を軽快に再生できる。また、PCに保存されているメディアファイルを、ほかのPCで再生できる「メディアストリーミング」や、外出先から自宅PCのメディアファイルを視聴できる「リモートメディアストリーミング」を搭載している。Windows Media Centerでは、これまでメーカー製PCでしか利用できなかったデジタル放送の視聴・録画が標準対応となった。キーワード録画やダビング機能をサポートしている。 |
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Windows 7対応製品も続々登場 Windows 7やWindows Media Centerに対応する製品も各社からリリースされてきている。地デジもPCで気軽に視聴、録画できる |
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8 上級テクニック | ||||||||||||||
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Windows 7の強化ポイントはまだまだたくさんある。ソフトウェアの互換性を確保する仕組については、Windows XPやWindows Vistaに引き続いて「互換モード」を搭載。それでも動作しない場合には、仮想環境にインストールしたWindows XPをWindows 7からシームレスに使用できる「Windows XP Mode」を用意。Windows VistaをスキップしてWindows 7を導入したユーザーにも優しい仕組だ。 セキュリティ関係の機能も強化されている。セキュリティソフトの状況やUAC、システムのメンテナンス状況を「アクションセンター」にまとめ、一目でチェックできるようにした。さらに、HDDに加えUSBメモリなどのリムーバブルドライブに暗号化処理を施し、より安全にデータのやり取りを行なえるようにする「BitLocker To Go」を追加している。 そのほかWindows Vistaから引き続き搭載している機能についても、設定項目の設置場所を変更したり、手順を変更したりと、きめ細かく使い勝手の向上を図っている。ローカルネットワーク内のファイルやフォルダを共有し、オフライン時の作業内容を自動で反映できる「オフラインファイル」や、システムが起動しない場合の復帰作業を、インストールメディアなしで行なえる「システム回復オプション」など、新機能、ブラッシュアップされた機能が目白押しだ。 |
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システム回復オプション PCに不具合が起きた場合には、システム回復オプションを使うことで、トラブルが解消される可能性がある |
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Windows XP Mode Windows XPでないとどうしても動作しないソフトウェアがあっても、Windows XP Modeなら動作する可能性が非常に高い |
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BitLocker To Go Windows 7では、USBメモリなどのリムーバブルドライブにも暗号をかけ、安全にデータを持ち運びできるようなった |
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