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TEXT:橋本新義 | ||||||||||||||||||||
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PCの心臓部 | ||||||||||||||||||||
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電源ユニットとは、コンセントから出力されている交流(AC)の電力を、PCパーツが使える直流(DC)の電力に変換する機器だ。製品の価格差につながるのは、定格出力の大きさと出力安定性、そして機能の3点だ。![]() まず定格出力とは、変換後の電力をどれだけPCパーツに供給できるかを示す値。多くはワット数で示され、基本的には大きいほうが高性能・高価になる。 ![]() 2点目の出力安定性は、仕様からは少々分かりにくい。これは、システムの負荷に合わせてPCパーツが要求する電力が変動した際、どれだけ安定した電力を供給できるか、ということだ。 ![]() 出力安定性は、電源ユニット内部の部品の品質や、設計などに左右される。安定性の高い製品は、同じメーカー、同じ出力の電源ユニットであっても、より高価になるのが一般的だ。 ![]() さらにこれらに加え、さまざまな付加機能の有無も製品価格に影響する。最新製品では、AC電力からDC電力への変換をどれだけ効率よく実行できるかを表わす「変換効率」が高い製品や、使わないケーブルを取り外せるようにした「プラグイン式ケーブル」採用の有無、静音性の高さなどが主要なポイントだ。 ![]() もちろんこれらの機能は、高級な電源ユニットほど、よく搭載される傾向にある。現状では、850Wクラス以上の大出力製品を購入すると、半ば自動的に安定性が高く、機能も多い製品を選ぶことになる。逆に、出力が450~700Wクラスの安価な製品は、付加機能は後回しにされるものが多い。ちなみに、実際の出力と製品価格帯の関係は大雑把に分けて、ローエンド製品(~5,000円前後)が250~500W、ミドルレンジ(5,000円~1万5,000円前後)が500W~700W、ハイエンド(1万5,000円前後~)が700~1,000W前後が中心となっている。 |
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![]() PCの消費電力を知るにはThermaltake Power Supply Calculatorを使うとよいだろう。PCのおおまかなパーツ構成を選ぶだけで消費電力の概算を計算してくれる。日本語表示も可能 |
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![]() いずれのパーツも消費電力が少ないため、100Wちょっとで収まる。単体発売されている電源では最小クラスの350W級で十分にまかなえるだろう |
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![]() 最近はミドルレンジクラスでもクアッドコアCPUや高性能ビデオカードを搭載するようになり、消費電力は増大。定格出力は450W以上がベター |
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![]() このクラスはビデオカードをの種類によって消費電力が大きく変わる。ハイエンドカードを複数枚装着する場合は750W以上欲しい |
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【検証環境】 電源:オウルテック EVEREST 85PLUS 620、OS:Windows 7 Ultimate 電力計測機器:Electric Educational Devices Watts Up? PRO アイドル時はOS起動5分後の値 高負荷時はOCCT Perestroika 3.1.0および3DMark06同時実行時の最高値 |
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ここ最近の電源ユニットのトレンドは、出力・安定性の向上に加えて、変換効率とケーブルまわりの改良が焦点となっている。![]() とくに変換効率の向上は、PC全体の消費電力と電源ユニット自身から発生する熱の減少(変換できなかった電力は熱に変わるため)を同時に望めるため、メリットが大きい。さらにエコロジーの流れにも合致していることから、各メーカーは力を入れている。変換効率が80%以上であることを示す「80PLUS認証」(詳しくは後述)を取得した製品も急速に増加している。 ![]() また、地味だがケーブルまわりにも変化が起きている。以前は高級仕様の代名詞だったプラグインケーブル機能がローエンドクラスの製品にまで採用され、普及率が大きく向上。また、内部ケーブル自体をSerial ATAケーブルのようなスリムタイプに変更し、ケース内で取り回しやすくした製品も増えている。 ![]() 電源ユニットはその性格上、トラブル発生時やPC全体のアップグレードのタイミングを除き、積極的に交換されることは少ない。しかし、実際はPCパーツの進化に合わせて常に改良が進んでおり(たとえばビデオカード用のPCI Express電源ケーブルの搭載など)、2、3年前の製品と比べると、最新パーツに対する適応度はかなり異なってくる。また一方で消耗品的な性格も強く、ひどく劣化した製品は電力不足による不安定動作を引き起こす原因ともなる。そのため、長期間使った製品は交換を検討したいところ。 ![]() そうした観点から、先日発売されたばかりのLGA1156版のCPUとマザーボードや、10月に発売を控えたWindows 7などを見据えてアップグレードを考えているユーザーは、このタイミングで電源ユニットもチェックするとよいだろう。今回はこちらで現在販売中の電源から選りすぐったモデルを紹介、詳細な検証を行なっている。ぜひ参考にしてほしい。 |
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発売日:9月29日
特別定価:1,980円
発売日:2022/11/29
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