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至高の電源はコレだ!
TEXT:橋本新義
電源ユニット購入の際に
チェックしたいポイントはここだ
image
(1)定格出力・安定性
出力の違いは電源の価格を大きく左右する。安定動作のためにシステムの消費電力の2倍程度の定格出力は確保したい
(2)静音性
電源ユニットは冷却ファンを搭載しているため、その静音性も重要だ。とくに大出力製品では製品間の差が大きい
(3)変換効率・発熱
変換効率は消費電力や発熱に直結する重要な性能だ。80PLUS認証のグレードである程度判断できる
(4)信頼性
トラブルが生じるとPCが起動しなくなるだけに、信頼性は非常に重要。搭載する部品の仕様や保証期間が目安となる
(5)ケーブルの使い勝手
パーツ交換時の扱いやすさも重要だ。内部ケーブルがプラグイン式であるか否かやケーブル形状などもチェック
(1)定格出力・安定性
 チェックすべきポイントの第一は出力の大きさだ。基本的に「大は小を兼ねる」だが、予算には限界があるので自分のPCの消費電力に合ったものを選ぼう。定格出力(W)に関して言えば、将来的な増設や後述の変換効率への影響も考え、実際に消費する電力の2倍程度のものを購入することが望ましい。また、総出力とは別に「A(電流)」で表わされる各系統別の出力上限があり、とくにCPUやビデオカードで使われる+12V出力の数値が重要。これが不足気味だと、急激に負荷が増大する状況において、システムのエラーなどのトラブルを招く。安定性は実際に使ってみないと判定が難しいので、本誌の評価記事などを参考にしてほしい。
image出力表では「+12V」に注目
ビデオカードやCPUに使われる+12V出力の数値はもっとも重要。複数系統の+12Vを持っているものが多いが、より大きな負荷に対処するため1系統にまとめたものもある
imageメーカー独自の工夫も
単純な出力数値の大小だけではなく、応答性の高いDC-DCコンバータの搭載や、回路設計の工夫などにより、高い安定性の確保をうたう製品も多い
(2)静音性
 電源選びで注目度が高いのが静音性だ。現行機種では、冷却ファンやモーターの改良などによって、静音性のレベルは全体的に上がっている。そのため大きく劣った製品はほとんどないが、総出力や信頼性を重視した製品には動作音が比較的大きいものもある。

 基本的には、大口径ファンを低速回転させる構成が有利。パッケージなどに出力とファン回転数の関連性を示したグラフを表記している製品が多いので、そこを確認するとよい(最大回転数が低いほうが静音性には有利)。ただ、いくら静音性が高くても、十分に放熱ができなければ意味がない。その点では、発熱自体の小ささにつながる変換効率(後述)にも注目したい。
image大口径ファンの製品が有利
性能と静音性を考えると、冷却ファンはやはり大口径タイプが有利。12cm角以上の製品を選択したい。
image回転数変化を表示するグラフに注目
製品によっては、出力と回転数の対比グラフをパッケージに表示している。重要な情報だ
(3)変換効率(発熱)
 最近の電源ユニットで年々重要になっているのが変換効率だ。変換効率の優れた電源ユニットは、同じPCパーツを使用しても、効率の劣る電源ユニットより消費電力と発熱を低減できる。

 変換効率の目安となるのが、80PLUSロゴ。これは米国のECOSとEPRIが中心に実施している電源の変換効率の認証制度。現在では、80PLUS Standardに加え、Bronze/Silver/Goldの4段階(後にいくほど変換効率が高い)が規定されている。ただし、80PLUS認証にはコストがかかるため、変換効率が高くともあえてロゴを取得していない製品もある。

 また、変換効率を追求する観点からは、PCパーツの消費電力に応じた適切な出力の製品を選ぶ点も重要となる。変換効率は定格出力の50%前後で最大となる特性があるので、パーツ構成に対して定格出力が大き過ぎる電源を使うと効率が悪くなることは覚えておきたい。
image変換効率は出力にも影響される
変換効率は多くの製品で、定格出力の50%前後で最高となる。パーツ構成に対して大き過ぎる定格出力の電源を使っている場合は効率が悪くなる
80PLUS対応製品をチェック
規格名/負荷率 20%の場合 50%の場合 100%の場合
image80PLUS Standard 80% 80% 80%
image80PLUS Bronze 82% 85% 82%
image80PLUS Silver 85% 88% 85%
image80PLUS Gold 87% 90% 87%
最新のハイエンド製品では最高レベルの変換効率であることを示す80PLUS Gold認証を取得した製品も登場。変換効率は最高で90%にもなる
(4)信頼性
 信頼性に関しては、仕様からは見えにくく、店頭で実際に製品を見ても分かりにくい。しかし、マザーボードなどと同じく、搭載されている電子部品、とくに電解コンデンサが手掛かりとなる。適切な環境で使われている電源ユニットでは、実質的な耐久性を決めるのが電解コンデンサだからだ。

 注目すべきポイントは、コンデンサが日本メーカー製であることと、動作保証温度が105℃(通称、105℃品と呼ばれる)であることだ。電解コンデンサの品質は日本メーカー製が群を抜いており、故障率が低い。また105℃品は、一般的な85℃品と比べて、同一の動作条件下では理論上約4倍の寿命を持つので、それだけ信頼性が高い。とくに2次側のコンデンサは耐熱性が要求されるため、105℃品であることが望ましい。

 また、信頼性を重視する高級モデルでは、3年や5年といった長期の保証がメーカーや代理店によって付けられている。
image電解コンデンサの品質に注目
現行製品では、ミドルレンジ以上ではオール日本メーカー製105℃品仕様が一般的に。低価格でもオール105℃品の製品を選びたい
image保証期間もチェック
長期保証をうたう製品が増えており、Corsair Memory CMPSU-850HXJPの外箱には7年保証という表記がある(ただし国内代理店では5年保証)
(5)ケーブルの使い勝手
 これまでに紹介したポイントは主に性能的な観点からだったが、使い勝手も重要なポイントとなる。

 使い勝手でとくに重要なポイントは、内部ケーブルがプラグイン式(ケーブルを着脱可能)であるか否かだろう。プラグイン式は必要のないケーブルを外しておけるので、不要なケーブルがジャマにならず、ケース内のエアフロー(空気の流れ)構築の面でも有利になる。以前は高コストだったプラグイン式だが、現在はミドルレンジクラスでも採用製品が増加しており、非プラグインタイプとの価格差もかなり縮まっている。予算が許せば積極的に検討するとよいだろう。

 また、ケーブルの形状をSerial ATAのような平板状にまとめるなど、ケーブルの形状や長さにも工夫を凝らした製品も登場している。こうした新しい取り組みにも注目したい。
imageプラグイン式の製品も身近に
プラグイン式ではケーブルの種類にも注目。設計の新しい製品は2、3種類と少なく、より扱いが簡単になっている
imageフラットケーブルなど新しい動きも
最新の電源ユニットでは、取り回しをさらによくするためフラットタイプのケーブルを採用した製品も登場している
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