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TEXT:北川達也 | ||||||||||||||
次に実際の使用環境に近いテストを行なうと言われるPCMark VantageのHDD Test Suiteの結果だが、ここでもIntelの2製品の高速性が突出している。だが、このテストで注目したいのは、Samsung製コントローラを採用した Corsair Memory CMFSSD-128GBG2D、Super Talent Technology Master Drive SX SAM28GM25Sの2製品と東芝のTHNS128GG4BBAAの結果である。この3製品は、いずれもIometerのTotal IOpsの結果に比例しない高成績となっているからだ。CMFSSDとSAM28GM25Sの場合は、IometerではIndilinx製コントローラを採用した製品の4分の3ほどのスコアしか出せていなかった。しかし、このテストでは、関係が逆転。もっとスコアの悪かったTHNS128GG4BBAAも大きく差を詰めている。この結果からコントローラやファームウェアの設計思想によって、一部のベンチマークでは数字が出にくいものの、実際の使用では遜色ない製品も多いことが想像できる。 | ||||||||||||||
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最後にWindows Vistaの起動時間についてだが、今回テストした製品は、すべてが横一線という感じで誤差レベルの差しか認められていない。大量に小さなファイルを読み込むOSの起動でこれだけの差しか出ないというのは、少々意外な結果だった。 なお、テスト全体を見た場合、とくにIntel製SSDの高速性がクローズアップされる結果となった。Intel製のSSDは、比較的安価なMLCのX-25Mですら単体コントローラタイプの他社製品に大きく負けた部分はシーケンシャルライトの速度ぐらいという結果である。そのほかのテストでは、圧勝もしくはいい勝負という感じの成績となっている。ただ、1GBあたりの単価から比較すればIndilinxコントローラ搭載製品のほうがコストパフォーマンスの面ではやや優秀で、全体のバランスで見ればSamsungコントローラ搭載製品も悪くない。また、東芝のTHNS128GG4BBAAのようにかなり個性的なチューニングを施した製品も見られ、まだまだSSDは発展途上の製品であることを感じさせる結果となった。 |
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【検証環境】 CPU:Intel Core 2 Duo E6600(2.4GHz) マザーボード:ASUSTeK P5Q(Intel P45+ICH10R) メモリ:ノーブランド PC2-6400 DDR2 SDRAM 1GB×2 ビデオカード:NVIDIA GeForce 8600 GTリファレンスカード システムHDD:日立GST Deskstar T7K500 HDT725025VLA380(Serial ATA 2.5、7,200rpm、250GB) OS:Windows Vista Ultimate SP2 |
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