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TEXT:芦澤英一、賓諸 宏 | ||||||||||||||
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PCパーツの中でもCPUファンはとくにホコリがたまりやすい。CPUは発熱の大きなパーツなので、クーラーにホコリがたまり過ぎると冷却効果が落ちてしまい、最悪熱暴走という自体になりかねない。とくに夏場は室温が上がるので気を付けたいところ。 掃除の際は、CPUクーラーを取り外して徹底的にクリーニングする。このときにCPUグリスは必ず塗り直そう。間隔の狭い放熱フィンの間やファンに堆積したホコリの除去には、エアダスターを使う。グリスの再塗布時は、以前付いていたグリスをしっかり拭き取ってから塗り直さないと、冷却効果が著しく落ちてしまうので注意。 |
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ヒートシンクのホコリはエアダスターで CPUクーラーのヒートシンクは複雑な形状をしたものが多い。隙間にたまったホコリは、エアダスターの強力噴射で吹き飛ばす |
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CPUグリスを塗り直すと冷却効果が高まる CPUクーラーを外したら、CPUとクーラーの接触面をティッシュなどできれいに拭いてから、新しいグリスを塗り直すこと |
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CPUファンと同様に、ファンは空気の吸排出に使われるため、羽根部分などによくホコリが付着する。放置しておくと風量が損なわれるだけでなく、回転に支障をきたすこともある。そうなるとケース内エアフローが徐々に弱くなってしまうため、掃除は欠かせない。また、ファンの軸受け部は繊細な構造になっているので、ムリな力を加えて壊さないように注意しよう。 なお、電源に搭載されたファンを清掃するために、わざわざ電源を分解してはならない。保証が受けられなくなるし、何よりも故障の原因になりやすい。エアダスターを吹き付けるなど、あくまで外からのクリーニングにとどめるべきだ。 |
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羽根を押さえてからエアダスターで掃除 エアダスターを使う際は、羽根部分を軽く手で押さえよう。ファンをエアダスターで高速に回してしまうと故障する可能性がある |
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ウェットティッシュでピカピカにする 仕上げとして、ウェットティッシュを使って拭き取れば完璧。ツルツルの新品状態にして、また長い間マイPCを冷却してもらおう |
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キーボードは、PC関連のデバイスの中でも、もっとも汚れやすいものの一つだ。その理由をいくつか挙げてみると、常時露出している、人の指が接触する、可動部分が多く形状も凹凸に富む、などがある。汗、手アカ、ホコリなどにさらされているので、雑菌も繁殖しやすい。定期的に掃除して清潔に保つことは、快適な入力環境を維持していく上でも欠かせないと言えるだろう。 キーボードは、隙間が多く複雑な形状をしているため、掃除も難しい。本気でキレイしたいなら、さっと拭いて終わりというだけでは不十分だ。今回は、メンブレン式のキーボードをサンプルとして、キートップを外して洗浄する本格的な清掃に挑戦してみた。 なお、ノートPCなどに使われているパンタグラフ式のキーボードは、キートップの固定方法が異なるので、ムリに外そうとすると破損する可能性がある。このタイプのキーボードは、スキルがある人以外は掃除機と拭き掃除による清掃にとどめるのが賢明だ。 |
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(1)掃除機でホコリを除去 ブラシノズル付き掃除機での清掃は、隙間のホコリ除去に効果的。ただ、キーを吸わないように注意 |
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(2)キートップを外す キーを外す前にデジカメで配列を記録しておこう。キーは安価な専用工具で簡単に外せる |
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(3)キートップを丸洗い キートップを洗濯ネットに入れ、薄めた中性洗剤などで手もみ洗い。水洗い後は十分に乾燥させる |
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(4)キーベースは綿棒で清掃 ベース部は驚くほど汚れているので、薄めた中性洗剤やクリーニング液を浸した綿棒で拭き取ろう |
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(5)ウェットティッシュで拭く 外装やケーブルはウェットティッシュで。ガンコな汚れは薄めた中性洗剤を浸した布で拭くとよい |
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レーザーや光学式センサーマウスは、昔のボール式マウスのように頻繁な掃除は必要ない。しかし、キーボードと同様に手アカなどが付着しているはずなので、キーボードの掃除の際にマウスの清掃も行なっておくとよいだろう。 | ||||||||||||||
表面部はウェットティッシュなで拭き取る。センサー側のソール部の汚れも同様の掃除方法で問題ないだろう | ||||||||||||||
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液晶ディスプレイの表示パネルは、周辺機器の中でももっともデリケートな部分だ。硬いブラシや布で拭くと簡単に傷が付いてしまうので、メガネ拭きのような柔らかい布や、液晶対応を明記しているクロスもしくはウェットティッシュを使うのが無難だ。 | ||||||||||||||
ウェットティッシュなどは液晶専用のものを使わないと、表面部分を溶かしたり、ダメにしたりする可能性があるので注意 | ||||||||||||||
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バックパネルなどのコネクタ類もホコリがたまりやすい箇所と言える。掃除の際は、必ずPCの電源ケーブルを抜いてから作業を行なうこと。また、薄めた洗剤や水の使用は接点の劣化を早め、故障を招くので使わないことが原則だ。 | ||||||||||||||
ホコリを落とすだけなら綿棒で十分だが、接触不良などが気になる場合は、接点洗浄剤などを含ませて拭くのが効果的 | ||||||||||||||
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