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![]() 性能はメモリコントローラで決まる |
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ここでは、今回掲載した製品の性能をベンチマークの結果から考察しよう。なお、Iometerは開発元のIntelが定義したファイルサーバー向けのアクセスパターンの設定を用いて計測を行なっている。![]() まず、全体の傾向についてだが、本特集でも説明したように、SSDの性能は採用するメモリコントローラの性能によって左右される。今回の結果も、それを裏付けるものと言えるだろう。 ![]() 今回掲載の製品は、バッファロー SHD-NSMR80G、Samsung MMDOE56G5MXP-0VB、Mtron SSD PRO 7500の3製品を除いたすべての製品が、JMicronのメモリコントローラ「JMF602」を用いて設計されている。さらに同じくJMicronのRAIDチップ「JMB390」でJMF602を2基接続して内部的にRAID 0構成とし、さらなる高速化を図ったG.Skill TITAN、OCZ Technology Apex、Patriot Memory Warp v3、PhotoFast G-Monster V2の4製品と、そのほかのRAID構成を採っていない製品に分類される。これを踏まえて結果を見てもらうと、多少のばらつきこそあるものの、ほとんどのベンチマークで、結果が見事に横並びになっていることに気が付くはずだ。 |
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一部、Transcend TS64GSSD25S-SとSuper Talent MasterDrive OX SATA- IIの結果に異なっている部分がある。前者はほかのJMF602搭載製品とは異なり、「SLC」のNAND型フラッシュメモリを採用した製品だ。このために、RAIDチップを搭載しないJMF602製品の中では、RAIDチップ採用製品とほぼ同等となる、突出した書き込み性能を見せているわけだ。これは、採用されているNAND型フラッシュメモリ――SLCとMLCの性能差によるものである。一般的にSLCは、MLCと読み出し速度はほぼ同じ、記録速度はMLCの約2倍とされており、結果にもそのまま反映されている。![]() 後者のSuper Talent MasterDrive OX SATA-・は、最新ファームウェアではなく、少し古いファームウェアを搭載したものでベンチマークを実施している。SSDは、ファームウェアを変更することで高速化されることがある。この製品の公称速度は読み出し150MB/s、書き込み100MB/sとなっていること考えると、ファームウェアを更新することで記録速度が向上する可能性が高い。 |
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次に個別のベンチマーク結果を見ていきたいが、特筆しておきたいのはSamsung MMDOE56G5MXP-0VBの突出した性能だ。この製品は、今回チェックしたベンチマークのすべてで、HDDを凌駕するだけでなく、SSD同士の比較においても、ほとんどのベンチマークにおいてトップクラスの成績を収めている。とくにこの製品のライト性能は、ほかの製品と比較しても突出しており、MLCのNAND型フラッシュメモリを採用しているとは思えないほどだ。CrystalDiskMark 2.2のシーケンシャルライトでは、驚異の200MB/sオーバーを実現しているだけでなく、512KBのランダムライトでも150MB/sオーバーをマーク。4KBのライトでは、さすがにIntel X25-M Mainstream SATA Solid-State DriveのOEM品であるバッファローのSHD-NSMR80Gにかなわないが、それを考慮してもすごいの一言だろう。 | |||||||||||||||||||||||||
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Iometerの結果では、Maximum Response Timeにおいて、Western Digital WD VelociRaptorを上回ったのが、唯一Samsung MMDOE56G5MXP-0VBのみだったことも注目すべきポイントだ。CrystalDiskMark 2.2の結果からも明らかだが、最新SSDであれば、シーケンシャルリード/ライトの性能でHDDを凌駕するレベルに達している。その一方で、小さなファイルのランダムライトやリード/ライトの混在使用時には、遅くなる傾向が明確に出ている。とくにこの傾向が顕著なJMF602を1基のみ搭載した製品は、いずれもランダムライトの性能がそれほど高くなく、シーケンシャルリード/ライトの性能を重視して設計されているような印象さえ受ける。![]() Maximum Response Timeを見る限り、JMF602採用SSDでは、いずれもプチフリーズが発生する可能性があることには注意しておきたい。その中ではSLCのTranscend TS64GSSD25S-Sがもっとも結果がよいのだが、それでも約340ミリ秒もかかっている。ほかの製品はすべて440ミリ秒以上で、これだけの時間がかかればプチフリーズが発生する可能性は十分あるだろう。 |
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SSDは、製品化こそ2007年から開始されているが、まだまだ発展途上の製品だ。今回のテストでずば抜けた性能を発揮したSamsung MMDOE56G5MXP-0VBは、これから登場する次世代のSSDの性能の目安になっていくと考えることもできるだろう。 | |||||||||||||||||||||||||
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【検証環境】 CPU:Core 2 Duo E4500(2.2GHz) マザーボード:ASUSTeK P5Q(P45+ICH10R) メモリ:ノーブランド PC2-6400 DDR2 SDRAM 1GB×2 ビデオカード:NVIDIA GeForce 8600 GT搭載カード システムHDD:日立GST Deskstar T7K500 HDT725025VLA380(Serial ATA 2.5、7,200rpm、250GB) OS:Windows Vista Ultimate SP1 ※動作モードはIDEに設定 |
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