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TEXT:北川達也 | ||||||||||||||
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半導体ストレージであるSSDは、HDDとは異なり、物理的に動作する部品を一切使用していないことが最大の特徴となる。これによって、HDDでは決して実現できないことをいくつも実現しているわけだ。![]() まず、処理性能の面から見た場合のSSDの最大のメリットが、ランダムアクセス性能の高さだ。HDDは、高速に回転している記録媒体(プラッタ)にアクセスするため、どんなに高速な製品でもミリ秒単位のアクセス時間がかかる。しかし、SSDは、電気的な処理ですべてのデータにアクセスできるため、ランダムアクセス性能はミリ秒の1,000分の1のマイクロ秒単位と桁違いに高速だ。 ![]() SSDは、このような仕組による高速なランダムアクセス性能を誇るため、ファイルのフラグメント(断片化)によってデータの読み出し速度が遅くなりにくいというのも特徴となる。 ![]() HDDでは、フラグメントが進むとWindowsの起動に時間がかかったり、アプリケーションの起動速度が遅くなったりする現象が発生する。しかし、SSDでは、もともとのランダムアクセス性能が高いので、OSの起動が極端に遅くなるなどの現象は発生しないというわけだ。 ![]() さらに、SSDでは、並列動作させるチップの数を増加させることで、簡単にリード/ライト速度を高速化できる点も見逃せない。たとえば、現在のSSDではもっとも採用製品の多いコントローラであるJMF602をはじめとして、8基のNAND型フラッシュメモリを並列動作させているコントローラが主流となっている。だが、これを倍の16基にすれば理論上の速度は2倍に向上する。加えて、並列動作数は8のままでも、製造プロセスルールの進展などにより、NAND型フラッシュメモリ単体のリード/ライト速度が向上すれば、その分速度向上を図ることができる。SSDなら、Serial ATAインターフェースの転送速度の限界まで最大リード/ライト速度を向上させることも決して不可能ではない。 ![]() さらに、SSDは稼働部品がないことから、使用中の動作音がまったくしないため、静音化にも向く。そして消費電力の面でもSSDは優れている。SSDのアイドル時の消費電力は、常にHDDよりも少なく、高負荷時でもNANDコントローラを複数使用するなどして性能向上を図らなければ、HDDの半分以下の電力しか消費しない。NANDコントローラの消費電力が改善されれば、複数使用してもHDD以下となる可能性も十分ある。 |
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断片化は、(1)Windows Vistaのインストール (2)1KB~500KBのファイル500個を保存したフォルダを59個作成 (3)各フォルダの半分のファイルを削除 (4)Vista SP1へアップデート (5)59個作成したフォルダをすべて削除 (6)各種ドライバのインストールとWindows Updateを実行 という手順で作成。起動時間の計測には、ログイン画面が表示されるまでの時間を計測するソフト「Boottimer」を使用した | ||||||||||||||
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【検証環境】 CPU:Core 2 Duo E4500(2.2GHz) マザーボード:ASUSTeK P5Q(P45+ICH10R) メモリ:ノーブランド PC2-6400 DDR2 SDRAM 1GB×2 ビデオカード:NVIDIA GeForce 8600 GT搭載カード システムHDD:日立GST Deskstar T7K500 HDT725025VLA380(Serial ATA 2.5、7,200rpm、250GB) OS:Windows Vista Ultimate SP1 ※動作モードはIDEに設定 |
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発売日:6月29日
特別定価:1,980円
発売日:2022/11/29
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発売日:2011/12/22
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