最後に、仮想PCソフト「Virtual PC 2007 SP1」を使って、メモリ容量の違いによるパフォーマンスの差を見てみよう。仮想PCソフトは、構築した仮想マシンにメインメモリからダイレクトに設定した容量を割り当てるため、ホストPCのメモリ容量が重要になる。
テストは仮想マシン側で「PCMark 05」のMemory Test Suiteを実行。仮想PCに割り当てるメモリ量は8GBと4GB時で1,024MBと3,223MB。2GB時で1,024MB割り当て、合計5回のテストを行なった。
結果は、メモリ2GB時がもっともよいスコアとなってしまった。このことから仮想マシン上でのメモリのパフォーマンスは物理メモリ量とは比例しないようだ。ただ、物理メモリが多ければ、仮想マシンを多数構築したときに割り振れるメモリ容量の自由度が増すので、とくに64bit環境は有効と言えるだろう。
【検証環境】
CPU:Intel Core 2 Quad Q9550(2.83GHz)
マザーボード:ASUSTeK P5Q-E(Intel P45+ICH10R)
メモリ:【2GB】アイ・オー・データ機器DX800-1GX2(PC2-6400 DDR2 SDRAM 1GB×2)、【4GB】UMAX Pulsar DCDDR2-4GB-800(PC2-6400 DDR2 SDRAM 2GB×2)、【8GB】UMAX Pulsar DCDDR2-4GB-800(PC2-6400 DDR2 SDRAM 2GB×2)×2
ビデオカード:ATI Radeon HD 4670リファレンス、HDD Western Digital WD Caviar Blue WD7500AAKS (Serial ATA 2.5、7,200rpm、750GB)
OS:Windows Vista Ultimate SP1 64bit版