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ビデオカード性能ランキング 2008秋
TEXT:長畑利博
ベンチマーク検証
現行GPUを搭載したビデオカードを一斉比較
 今回は、市場で販売されている現行GPUごとに、一部オーバークロック版なども含む19製品を用意した。便宜上、それぞれの製品を、1万2,000円未満をローエンド、1万2,000円以上~3万円未満をミドルレンジ、3万円以上をハイエンドとして価格帯ごとに分類した上で比較している。

 実際のテストでは、2種類のベンチマークテストと動作音、消費電力の測定を行なった。ベンチマークテストはDirectX 10に対応する3Dグラフィックスでは定番のベンチマークソフト3DMark Vantageと、FPSゲームであるCrysisのベンチマークモードを使用している。3DMark Vantageはハードウェア環境に応じた4種類のプリセットが用意されているが、今回は解像度1,280×1,024ドット、ビデオメモリ256MB以上が必要な「Performance」と、解像度1,920×1,200ドット、ビデオメモリ512MB以上が必要な高負荷環境「Extreme」の2種類を使用している。「Crysis」でも同様に、1,280×1,024ドット、1,920×1,200ドットにテクスチャ解像度を手動で設定している。

 動作音については、バラック状態で検証環境を構築した上で、ビデオカードのファン側から約10cm離れた位置から計測。消費電力は、Windows起動から10分ほど経過した際のアイドル時と、上記ベンチマークを計測した際の最大消費電力をワットチェッカーで計測している。この消費電力については、マザーやCPU、HDD、光学ドライブなどを含めたシステム全体の数値となっているため、カード単体のものではない点には注意していただきたい。

 なお、今回掲載した製品以外に、旧世代との比較用に、GeForce 8600 GT(DDR2 256MB)、GeForce 8800 GT(GDDR3 512MB)、GeForce 8800 GTX(GDDR3 768MB)、の3種類のリファレンス仕様のカードでも測定を行なった。
image おなじみの3DベンチマークFuturemark「3DMark Vantage」、DirectX 10世代にフル対応している
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【検証環境】
CPU:Intel Core 2 Extreme QX9650(3GHz)
マザーボード:ASUSTeK P5Q-E(Intel P45+ICH10R)
メモリ:Transcend JetRAM JM2GDDR2-8K(PC2-6400 DDR2 SDRAM 1GB×2、CL=5)
HDD:日立GST Deskstar 7K80 HDS728080PLA380(Serial ATA 2.5、7,200rpm、80GB)
OS:Windows Vista Ultimate SP1
室温:29℃
暗騒音:32.9dB
ハイエンドクラス
 総合的に性能が高いのはRadeon HD 4870 X2を搭載したMSIの 「R4870X2-T2D2G-OC」。いずれの設定でも好結果で圧倒的な性能が見て取れる。今回利用したのはオーバークロック版だが、標準モデルでも近い結果になるだろう。Radeon HD 4870を1基のみ搭載するGainward「HD4870-512-TWIN」との比較では、さすがに2GPUだから倍とまではいかないが、着実に性能が伸びていることがわかる。さらに高解像度設定におけるスコアの落ち込みも比較的小さい。この手んに注目すれば、GPU自体にもまだ余裕があると考えることができるため、今後CPU性能が向上すれば、より高い性能が期待できるはずだ。

 次いでNVIDIAのフラグシップGeForce GTX 280を搭載したLeadtek「WinFast GTX 280」、前述の「HD4870-512-TWIN」、玄人志向「GF-GTX260-E896HW/HD」と続く。いずれのベンチマークとも同様の傾向で、価格と性能が比例した順当な結果と言える。なお「HD4870-512-TWIN」はスイッチでコア/メモリクロックが変更可能だが、こちらもクロックの上昇率に沿った順当な結果となった。

 動作音は、ハイエンドだけあって高負荷時はいずれも高め。とくにLeadtek 「WinFast GTX 280」や、オリジナルクーラーに2基のファンを搭載したGainward「HD4870-512-TWIN」はノイズが目立つ。こうした中で玄人志向「GF-GTX260-E896HW/HD」は比較的静かで、アイドル時はMSI「R4870X2-T2D2G-OC」も優秀だ。このクラスは消費電力も大きく、ベンチマーク結果のよいMSI「R4870X2-T2D2G-OC」が364W、Leadtek 「WinFast GTX 280」が314Wと300Wを超えた。電源も1,000W級を用意するなど、それなりの投資が必要となるレベル。Gainward 「HD4870-512-TWIN」の255Wは、このクラスでは消費電力と性能のバランスが取れている。
imageGPUやCPUに非常に高い性能を要求するFPSが「Crysis」。今回のテストにはうってつけだ

「Crysis」(C)2007 Crytek. All Rights Reserved. Crytek, Crysis and CryENGINE are trademarks or registered trademarks of Crytek. EA and the EA logo are trademarks or registered trademarks of Electronic Arts Inc. in the U.S. and/or other countries. All other trademarks are the property of their respective owners.
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