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HDD対SSD 新世代ストレージ決戦
HDD対SSDベンチマーク対決
TEXT:鈴木雅暢
動作音、省電力ではSSDが圧倒的な強さを見せる
 続いて動作音と消費電力についても見てみよう。動作音に関しては、SSDは当然のようにゼロである。HDDの中では、エコフレンドリーをうたう低回転速度のWD Caviar Green、EcoGreen F1 DTが優秀だ。続いて、Barracuda 7200.11、WD VelociRaptorがよい。Spinpoint F1、Deskstar 7K1000.Bはアイドル時は静粛だが負荷時のシーク音が大きめ。WD Caviar Blue、WD Caviar Blackはアイドル時、高負荷時ともに騒音が大きめだった。

 消費電力はHDD/SSDをACアダプタで駆動し、単体の消費電力をワットチェッカーで計測している。HDD/SSDともに消費電力には容量、プラッタ枚数が大きく影響するので低容量モデルで検証している製品に関しては少し割り引いて見てほしい。HDDはやはり全体的にシングルプラッタの低容量製品の消費電力が低いが、WD Caviar Greenは1TBにもかかわらずアイドル時/高負荷時ともにもっとも省電力であることを実証した。EcoGreen F1 DTも1TBモデルとしては低く、エコフレンドリーのうたい文句はダテではないことを証明している。Deskstar P7K500は500GBモデルのわりに高いが、まもなく旧世代となるモデルだけに仕方ないだろう。おおむねカタログ記載のスペックに準じた結果でもある。

 SSDはご覧のとおり総じて低い水準にある。容量を考えると、X25-M、WARP、Core V2といったところがとくに優秀と言えるだろうか。とくにX25-Mはアイドル状態で長く放置すると計測器の表示は0Wと測定不能領域まで下がっていた。
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もっとも優れたHDD、SSDはこれだ!
性能が魅力のWD VelociRaptor SSDではIntel X25-Mが断然
 これまでのテスト結果を踏まえて、HDD、SSDそれぞれのベストを考えてみよう。まずHDDだが、性能面でもっとも優れているのはWestern DigitalのWD VelociRaptorであることに異論はないだろう。ランダムアクセスだけでなく、シーケンシャルアクセスでもトップのスコアをマークしており、PCMark05での実践的なテストでも、トータルで2番手集団に25%以上という大差を付けた。また、騒音、消費電力面でも大きなマイナスはない。価格は割高ではあるが、システム用として300GBというのは十分な容量ではないだろうか。今回は速度面重視の選択肢としてゴールドレコメンドに推奨したい。

 7,200rpmのモデルの中では、WD Caviar Black、WD Caviar Blue、Spinpoint F1、Deskstar 7K1000.Bの四つが性能面で横並びという印象。CrystalDiskMarkでは項目別に順位は入れ換わるものの、いずれにしても大きな差ではなく、総合すれば互角という印象。PCMark05はWD Caviar Blackのアドバンテージが若干あるものの、ほかの3台も差は少なく、WD Caviar Blue、WD Caviar Blackは騒音、消費電力ともに少々高めの結果が出ている。ということで、バランスのよさを評価しつつ、まもなく登場すると思われる大容量モデルへの期待も込めてここでのシルバーレコメンドはDeskstar 7K1000.Bとした。

 SSDに関しては、文句なしにX25-Mの性能が抜けている。項目別に見れば逆転を許している面もあるが、これといった欠点はなく、総合力では断突。価格はほかのMLCタイプよりもやや割高だが、文句なくゴールドレコメンドに推したい。PCMark05でX25-Mに次ぐのはSamsungのMCBQE32G5MPP-0VAだが、容量が32GBで価格が4万円台半ばとかなり割高な点はマイナスだ。性能でX25-Mが完全に抜けているので、シルバーレコメンドにはこれよりも容量単価が安い製品から選びたい。性能がよく、価格も手頃なOCZ TechnologyのCore V2、Patriot MemoryのWARPが挙がってくるが、USB端子の装備を評価してCore V2とした。

 SuperTalentのMaster Drive MX、TranscendのTS64GSSD25S-Mはこれらよりワンランク劣る程度の性能。徐々に値下がっている傾向にあるので、今後の価格動向しだいでは選択肢に浮上するだろう。Mtronの2台は今となっては性能面で強調できるものがなく、価格を考えると明らかに割高である。CFD販売のCSSD-SM32NPについては、同じSSDでも性能は天地ほどの差があること、シーケンシャルリードのスペックだけでは判断材料にできないということがよく分かる事例と言えるだろう。

 さて、HDDとSSD、どちらを選ぶべきなのか。現状のSSDの価格と容量、そしてPCストレージとしての実績まで考えると、PCシステム全体のストレージをSSDに置き換えるというのは考えづらい。やはり(別途データドライブを用意する場合の)システムドライブとしての用途に限られるだろう。これまでそのような使い方をされてきたストレージは、10,000rpmのWD Raptorシリーズのみであり、そう考えると現状でHDDとSSDが重なる部分は大きくなく、まだまだ全面対決という様相ではないことが分かる。

 もっとも、得意不得意が激しいとはいえ、SSDのインパクトは10,000rpm HDDの比ではない。静音省電力というメリットもあるため、SSDの台頭をきっかけにシステムドライブとデータドライブを分ける使い方をするユーザー自体がこれまでよりも増えることが予想される。また、ノートPC用に限定して考えると、SSDは高耐衝撃性、低消費電力というメリットが非常に大きく、逆に2.5/1.8インチHDDとの容量差はそれほど大きくないということから相性が非常によい。この分野ではこの数年で急速に普及が進むだろう。
HDD
Western Digital
WD VelociRaptor WD3000HLFS
imageランダムアクセス性能、シーケンシャルアクセス性能ともにHDDの中では文句なしにナンバー1。騒音、消費電力面でも意外に優れている。300GBという容量も常用に十分なものだ
HDD
日立GST
Deskstar 7K1000.B HDT721032SLA360
image375GBプラッタ採用の最新シリーズだけあって7,200rpmモデルの中ではトップクラスのシーケンシャルアクセス性能。消費電力設計でデータドライブとしても適している
SSD
Intel
X25-M Mainstream SATA Solid-State Drive SSDSA2MH080G1
imageシーケンシャルリードとランダムライト性能が圧倒的で実践的なテストでも飛び抜けた好成績を示した。予想される価格帯ならば、コストパフォーマンスも文句ない
SSD
OCZ Technology
Core V2 OCZSSD2-2C60G
imageコストパフォーマンスでPatriot MemoryのWARPと甲乙付け難かったが、USB端子を装備し、ファームウェアの更新が可能という点が決め手となった
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