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これがATXケースのニュースタンダードだ!
ケース10製品パワレポライター陣の
辛口クロスレビュー!
 
理想のケースを求めて三千里
高橋敏也
気分的にはデザイン重視なのだが、いざ買うとなると機能重視。HDDまわりのエアフローと動作音がポイント
馬なり系PCライター
鈴木雅暢
どちらかと言えば、自分でカスタムしていく余地の多い冷却型のほうが好き。でも最後は見た目や感覚優先?
三歩歩くとすぐ忘れるニワトリライター
長畑利博
今回の検証テスト中の部屋は本当に暑かった……。パーツ入れ換えが多いので、組みやすいケースが好き
小物ため込み系衝動買いライター
保坂陽一
小型PC好きなのに、ハンパなくHDDを浪費するデジタル一眼マニア。ちなみにリアルSOLOユーザー
Antec
P180B V1.1
8 パネルを叩いたときの「ポンポン」という音は、静音マシンのベースとして申し分ない雰囲気。空調に関しても内部を分割したチャンバー方式のはしりで、十分な性能を持っている。デザインもシンプルで素晴らしいのだが、いかんせん組み立て時にちょっと苦労する狭さが気になる。サイズが大きくなってもよいから、もう少し余裕が欲しい。 6 理にかなったエアフローといい、加工精度の高さといい、この価格帯としては頭一つ抜けたクオリティを誇っている。ただし、重量感もそうとうで、シンプルな構成で組みたい人にとってはおおげさ過ぎる印象も。あと、密閉性を高めるためとはいえ、扉タイプのフロントカバーも個人的にはうっとうしく感じる。 8 人気の定番ケースだけあって、工作精度や剛性も十分。ケース自体の奥行きが短いので、パーツの取り付け、交換などの作業はやりにくい部類なのだが、V1.1ではマザーボード裏にケーブルを這わせられるようになったので、メンテナンス性もだいぶよくなった。静音性を重視しつつ、冷却性能も高く、パーツ交換を頻繁に行なわないのであればお勧めできる。 7 剛性は間違いないし、サイドパネルの立て付けもよいしで、ちょっと触れただけで欲しくなる魔力を放っているケース。ただ、やっぱりこの大きさにしては内部が狭過ぎる。前モデルでも電源とマザーボードの組み合わせでとても苦労したことがあるだけに、買って後悔するか、納得するかはパーツ選択しだい。ミドルクラスのパーツ構成で静音を目指すなら、苦労する価値はある。
Antec
Three Hundred
7 コストパフォーマンスに優れていて、デザイン的にも兄貴分と共通性がしっかり確保されている。「Nine Hundredだと少し大きいし……」という人には絶好の選択肢。ただしコンパクトになった分、内部はやや狭い印象。前面がメッシュ構造で、性能的には値段なりといったところだが、シンプルで顔のよい本体ケースである。ただ、どこかもうワンポイント欲しいのも確か。 7 Nine Hundredのメッシュパネル+天面排気をシンプルに再現。剛性や冷却性能をしっかり確保しつつ、構造を簡素化して低価格化している点には好感が持てる。ただ、デザイン面では2枚落ちの印象で、所有するうれしさがNine Hundredとは違い過ぎる。個人的にはこれを買うならもう少し頑張ってNine Hundredを買いたい。 5 エントリーモデルということもあり、工作精度・剛性ともそれなり。ケース内部は余裕があるが、シャドーベイは横向きのレイアウトである上、パーツの固定方法もネジ止め式とメンテナンス性はイマイチ。シャドーベイが6基用意されていること、大口径ファンがたくさん取り付けられることがウリだが、半面5インチベイは3基と少なく、全体的にこれといったウリはない。 7 安価ながらもしっかりとした剛性を持つケースで、デザインが気に入ったならまず不満のないケース。ただ、見た目に反して5インチベイが三つだけというのは個人的に大きなマイナス。じゃあ上位モデルのNine Hundredを買えばよいのかというと、あちらはサイドパネルが透明アクリルなのが気に食わない。この中間くらいのモデルを出してくれないものか?
CoolerMaster
CM 690
7 同社のベストセラー、Centurion 5の後継と見てもよいだろう。フロントパネルのメッシュ構造、ツールレスの組み立てやすさなどが特徴になっている。さすがと思わせるのはマザーボード裏にファンを取り付けられるといった、細かな工夫が見られること。メッシュのせいもあって、騒音値が高めなのは気になるが、デザインさえ気に入ったなら、選んで損はないと思う。 9 パッと見は普通そうに見えて、その実よく考えられた構造が好印象。内部が広いのでケーブルの取り回しもしやすく、パーツ同士も干渉しにくい。シャドーベイのHDD間隔も適度に確保されている。前面/天板メッシュに加え、天板やマザーボード裏にファンを追加してさらに冷却を強化できる余地が残されているのも魅力的。 7 とにかく冷却性のよさがウリ。標準状態でもよく冷えるが、マザーボード裏をはじめとしてさらにファンを増やす余地がある。また、電源のエアフローが別になっているだけあり、ベンチテスト後でも電源が熱くなかった。その一方で、ケース内のノイズが漏れやすいのが残念。メンテナンス性にも気を配っているが、一部のマザーボードではIDEコネクタに干渉することも……。 8 冷却第一で上位モデルのCOSMOSに手が出ないという人にはかなり魅力的。これだけメッシュやダクトだらけなのに剛性はしっかりしているし、コストパフォーマンスはそうとう高いと言えるだろう。ただ、天板の手前まで全部メッシュとなるとちょっと購入を躊躇する。メッシュパネルのケースって、とにかくホコリがたまって気になるんだよね……こまめに掃除すればよいんだけど。
GIGABYTE
GZ-X1 WPD-100
5 コストパフォーマンスに優れている点は高評価なのだが、いかんせん全体的にチープ感が漂う。拡張性も高いし、ツールレス化も進んでいる。だが、空調性能を見ても、騒音値を見てもパッとしない雰囲気だ。GIGABYTEの信頼性とブランドイメージ、そしてコストパフォーマンスで選ぶスチールケースだと思う。拡張性などには不満は感じない。 5 サイド吸気のフロントマスクを採用して、今っぽい雰囲気を出してはいるが、大きなサイドダクトと通気口があるサイドカバーなど、Pentium 4時代の遺産も引きずっており、中身も実にクラシカル。ベイまわりを入念に補強するなど価格のわりには頑張っているが、やはり0.6mm厚のスチールでは拡張スロットまわりなど随所にもろさ、安っぽさを感じてしまう。 7 総合的に見れば、冷却性能がイマイチだったり、ツールレスがウリのわりには、HDDの取り付けがめんどうだったり、リセットスイッチがなかったりなど欠点もある。しかし、実売6,000円前後という価格を評価に加えると見方が変わってくるハズ。工作精度は価格に見合わずしっかりとしているし、外装も価格に見合わない質感になっている。2台目、3台目を作るには最適のケース。 6 GIGABYTEともあろうものが、こんな安いの出してどうする!と思ったケース。デザインは無難にまとまっているし、拡張性も無難。エアフローの構築にも困らない。ただ、剛性はお値段相応。2年程度での買い換え前提ならともかく、長く使うケースを選ぶという意味では遠慮しておきたい。同社のケースならどちらかと言うと少し上位のモデルをオススメしておく。
Lian Li
PC-A07
6
よくも悪くも、オールドスタイル。オーソドックスな作りで、性能も悪くない。ただ、新鮮味に欠ける点がつらいところだ。フロントパネルのサイドに通気口を持ってきているが、これでエアフローもよく、騒音値も低いのだから、基本設計がしっかりしているのだろう。このままスチール化してコストダウンを図ってもよいのではないだろうか。
7 いろいろな点で「SOLOっぽい」アルミケース。アルミならではの軽さとヤワさが同居するが、シャドーベイをサイドに向けるなど、理にかなったシンプルなレイアウトは好感が持てる。アルミの素材感を活かしたデザインも悪くないが、どこか垢抜けないのはLian Liの伝統芸か。天板の通気口とファン取り付け穴の後付け感が残念。 8 最近ではあまり見なくなったフルアルミケース。外観もLian Liらしい手堅いデザインで、オフィスでも個人利用でもなじむデザインだ。本体が軽いため、組み立てが楽なのも助かる。奥行きに余裕があるため配線はしやすいし、シャドーベイや電源ユニットが組み立て後も丸ごと引き出せるのは便利だ。工作精度が高いためか、音漏れも比較的少ない。バランスの取れた製品と言える。 7 アルミケースはまずデザインで頑張ってほしいところだが、見た目はとことんスタンダード。フロントパネルだけが分厚いアルミ、というタイプよりは断然好感が持てるのだが、前面下部のフロントインターフェース部分などはもう少しカッコよく仕上げてほしいところ。アルミケースは如実に価格が剛性に現われてしまうもので、本製品も剛性に欠ける面もあるが、冷却性能は悪くない。
NZXT
TEMPEST
6 完成度の高い、シャープで個性的なデザイン。AntecのNine Hundredにするか、それともNZXTのTEMPESTを選ぶか。おもしろい勝負になりそうだ。前面の12cm角ファン2基とメッシュ構造で、エアフローはしっかり確保しているのだが、その分だけ騒音値は高め。また、側面パネルのアクリル透明窓の作りが少しチープなのも気にかかる。 6 あからさまな「Nine Hundred系」デザイン。ここまではっきりしていると潔い。本家よりもデカいボディで天板のファンをデュアル化するなどギミックもハデだ。奥行きに余裕があるのは純粋に使いやすい。ただ、フロントのデザインは微妙に大味で本家のカッコよさにはおよばないと思う。全体的な仕上げも甘く、チープな印象を受ける。 6 最初から6基ものファンが取り付けられていることもあり、内部のパーツはよく冷える。ケースファンがうるさいのが残念だが、ファンレスビデオカードやファンレスCPUクーラーでもバッチリ冷える。HDDが8台搭載可能で、各ドライブにファンの風がバッチリ当たる構造もよい。工作精度やメンテナンス性については可もなく不可もなく、といったところ。 6 もはや隠しようもないほどのパクりデザインなのだが、アクリル窓付きのサイドパネルまでマネする必要はなかったと思う。シャーシ剛性は十分だし、悪くないケースなのだが、アクリル窓のせいもあって、サイドパネルの剛性がかなり低いの一番が気になるところだ。しかし、内部も広いので、個人的にはそこさえ修正してくれたら、結構オススメできるケース。
Thermaltake
M5 VJ2000BNS
6 赤いファンや、内部までブラックに仕上げられていることなど、随所に同社らしさが見られる。デザイン的にユニークだし、ベイなどの剛性はしっかりしているのだが、いかんせんパネルの薄さがチープさにつながっている。前面ファンの通気性のよさと開口部の多さで、空調性能も優れているが、その分だけ騒音値も高くなる傾向がある。デザイン重視、空調重視ならオススメである。 5 CM 690とNineHundredのよいところをうまく取り入れた印象のビジュアルとレイアウト。とくにフロントマスクのエッジ処理などはビジュアル派のツボをうまく突いている。ただ、ケースとしての基本的な部分で詰めの甘さも目立つ。シャドーベイが長過ぎるし、ドライブ/拡張カードの固定具もヤワい。全体的に剛性が弱く、安っぽさが残る。 4 とにかくよく冷える印象。とくにマザーボート裏のファンの効果もあり、CPUが非常によく冷えるのがよい。電源についても、吸気が独立した構造になっているため、テスト時も熱くなっていなかった。各パーツの寿命を延ばすという意味では優れたケースだ。一方で、音はかなりうるさめ。サイドパネルの立て付けなど、精度の面でも今一つだ。 7 正直、同社の低価格ケースは剛性の低いものが多いという印象を持っていたのだが、このM5はむしろ好印象。ドライブベイ部分は曲げ加工も複雑で、剛性十分。ブラックボディに各部のファンも渋く決まっているし、冷却機構もよく考えられている。ドライブベイの剛性が全体に行き渡っていれば、結構な名ケースになるような気がするのだが。
ZALMAN
GS1000
7 威風堂々とした、いかにもZALMANらしいケースだが、以前のモデルと比較してコストパフォーマンスが格段によくなっている。こういったデザインが好きな人にはたまらないはずだ。ツールフリー構造が随所に見られたり、ホットスワップ対応だったりと、ギミックもたっぷり用意されている。空調性能なども良好なので、ハイスペックマシンにも向いている。 6 最新トレンドを網羅しつつ、ドライブベイにはSerial ATAのホットスワップ機能まで用意するかなりの意欲作。しかし、詰め込み過ぎてムダが多い。外装もZALMANらしい高級感……と言いたいところだが、光沢部分のテカり具合がオヤジくさいというか、ちょっといやらしい。どうも気合いが空回りしてしまっている印象を受ける。 9 品質面から見るとトップクラス。各所の精度も高く、フレームがスチール、外側のサイドパネルが肉厚のアルミと剛性も高く、きっちり作られている。HDDを手軽に交換できる設計なのもうれしい。とくに下の3基についてはフリーソフトのHot
swap!と組み合わせれば手軽にリムーバブルケースとして使える。静音性は難ありだが、冷却性能は高く、ヘビーユーザーにお勧め。
8 ギリギリ2万円という価格ではあるが、よくこの値段に収めたなという製品。カーブを描くサイドパネルや、天板排気ダクトにカバーが付いているところなど、手間もかかっている。それだけに表面の光沢加工が安っぽく感じられてしまうのが残念で、ホットスワップ機能もどれだけの人が使うのかという疑問はあるのだが、よく練られたケーブルの取り回しなど、好感の持てる1台。
アビー
balance B640
8 アルミケースで知られたアビーだが、このスチールケースはよい。シンプルなデザインと、制振性、静音性を追求した作りには好感が持てる。冷却面にやや弱さを感じるのだが、「このケースにピッタリなスペック」を考えて、安定したマシンの自作を考えるのも楽しいはずだ。自作パーツの軸となり得るデザインのよさと、コストパフォーマンスを評価したい。 8 サイド吸気のフロントマスク、静音シートを全面に貼り付けたサイドカバー、シリコンフットなど、SOLOのよさを素直に取り入れつつ、アビーらしいアレンジを加えたいいとこ取りの静音型ケース。奥行きはSOLOと同程度だが、シャドーベイをサイドに向けているため、ハイエンドビデオカードなどとの相性が悪くないのがよい。 8 密閉性の高いことや、本体の剛性を高めて振動を減らし、各所に振動対策ゴムを用いることで、うるさいパーツを詰め込んでも、ノイズをかなり抑え込んでくれる。各所に利用されているABS製の固定具は使い勝手がよく、全体的なメンテナンス性も高い。一方でテスト後に、電源を触ってみるとかなり熱くなっていたので、ファン増設などの冷却対策を行ないたいところ。 8 デザインからしてSOLOのよいとこ取りで手を加えた感じのケースだが、あちらにはない拡張性があり、悪くない選択。オープンベイは少ないほうが静音にはよいとは分かっていても、やっぱり5インチベイは五つくらい欲しいというワガママな人(俺か!)には魅力的なのだ。でも、全体的な剛性感、高級感はSOLOのほうが上。よくも悪くもイマドキのスタンダードを地でいくケース。
オウルテック
OWL-PC617
7 きわめてスタンダードなスチールケースだと思う。使い勝手はよいし、拡張性も十分。ただし、デザイン的に見た場合、フロントパネルのアクセントに、メッキパーツが使われているのには、どうもなじめない。ツールフリーの組み立てやすさなどを重視するなら、よい選択肢になってくれるだろう。機能面に関しては、オウルテックらしい手堅さで不安を感じない。 6 フロントの吸気口にメッシュカバーを採用して今風な雰囲気となっているが、中身は同社おなじみのクラシックスタイル。基本設計はよいが、サイドダクトや間隔の狭いシャドーベイなどに古さを感じる。ドライブベイの固定具はしっかりした作りで好感が持てるが、右サイドカバーが固定されていて開かない仕様はあまり歓迎できない。 7 オウルテックらしい手堅い製品。ツールフリーで組み立てできるメンテナンス性と、カッチリした作りは誰でも安心して使える。ただ、あまりに優等生的で、ウリとなる部分が少ないのも事実。また、比較的安価なモデルということもあり、全体的な剛性はやや低くなっている。ファンが一つしかないため、冷却性を重視するのであればファンの増設は不可欠だろう。 6 カラーリング的にフロントメッシュ部分は黒のほうが好みかな。同社スタンダードケースの味と言えば味なのだが、よく言えば質実剛健、逆に言えば地味。剛性はしっかりしているし、内部のツールフリー機構なども定評のあるところで文句はないのだが、最近の他社製品に対抗するにはワクワク感が足りないのだ。はやりものに追従しない頑固親父的な姿勢は大好きなんですけどね。
総評 どのケースもできはよいが、以前のレビューでSOLOに感じたような、「ほかを圧倒する優位性」は、どのモデルからも見いだせなかった。性能差ははっきりしているのだが、自作ユーザーならではの工夫で吸収できそうなレベルである。よって、今回のラインアップからなら、私はデザイン的にスッキリしたbalance B640を選びたい。鉄板のP180B V1.1も安心ではあるが。 「ポストSOLO」と言うにはどれもワンパンチ足りない印象だが、今回取り上げた中ではCM 690を推したい。シンプルながら配慮が行き届いているし、ファン搭載の自由度が高く、とくに天板やマザーボード裏面にファンを追加して冷やせることに大きな魅力を感じる。価格的にも手頃感があり、これをベースにカスタムしていきたいという自作魂をくすぐられる。 今回のケースはどれも一長一短で、どれがベストと言うのは非常に難しい。そんな中で気に入ったのは、GZ-X1 WPD-100だ。低価格モデルでありながら、品質、バランスともに取れている。次点としてはGS1000とP180B V1.1。キャラクターは正反対だが、ヘビーユーザー向け製品としては突出した出来だと思う。 悩む。SOLOユーザーとして、買い換えるならもう少し拡張性のあるものにしたいのだが、質感などを考えるとすべてにおいて突出したものはない。いまだにSOLOが売れるのも分かってしまったりして……。ただ、拡張性重視で、今自分が使ってみたいと思うものを選ぶなら、こまめの掃除を前提でCM 690。万人にオススメはしないけど、これが一番ワクワクするケースかな。
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