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地上デジタル放送とは？ 1/2

地上デジタル放送とは？ 2/2

地デジを見られるPCを自作する

地上デジタルテレビキャプチャ徹底解剖 1/13

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その他の特集（2011年）

高級 vs. 低価格！液晶ディスプレイ群雄割拠

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地上デジタルテレビキャプチャ徹底解剖

TEXT：芝田隆広

基本操作

■	シンプルなUIの視聴ソフト

　付属の視聴ソフトはどちらも同じ「StationTV」で、受信できる電波が3波と1波という違いはあるものの、基本的な機能自体は、細かな部分を除いてはほぼ同じだ。

　全画面表示時は映像表示部で右クリックしてメニューを呼び出すか、画面下部にカーソルを動かすと表示されるパネルを使って操作を行なう。ウィンドウ表示にすることも可能で、その場合は操作パネルが常時表示され、視聴、録画、チャンネル変更、放送波切り換えといった操作が行なえる。

　また、現在放送中の番組を遡って前の時点から見返すことができる「タイムシフト」機能にも対応している。

初期設定を終えると、StationTVでデジタル放送を視聴できるようになる。最初は全画面でテレビの映像が表示されるが、画面上でダブルクリックするか、右クリックメニューで「コンパクトモードへ」を選択すればウィンドウモードに切り換わる

全画面モードで画面の一番下にカーソルを合わせるか、コンパクトモード時に表示される操作パネルでも、チャンネルの変更やボリュームの調節などの操作が行なえる。操作パネル左の白い三角印を押すと、リモコンモードになる

（1）チャンネル切り換え
映像の表示ウィンドウ上で右クリックして「チャンネル切換」でチャンネルを変更できる

（2）録画・停止
現在視聴中の番組を録画するためのボタン。録画中は現在の録画時間と、録画可能な残り時間が表示される

（3）数字ボタン
対応するチャンネルのボタンを直接クリックすることで視聴中のチャンネルを切り換えることが可能

（4）放送波切り換え
3波対応のPIX-DT012-PP0の場合は、「放送波切換」ボタンで地上/BS/CSデジタルの切り換えが行なえる

（5）ライブ／タイムシフト
「タイムシフト」ボタンを押すと一時録画が開始され、現在視聴中の番組を前の場面に遡って見返すことのできるタイムシフトモードに移行する

（6）字幕
字幕表示にも対応している。字幕のON/OFFができる番組であれば、映像表示エリア上で右クリックして「字幕」を選択し、言語を選べばOKだ

番組表・録画

■	色分けされた見やすい番組表

　StationTVは、番組表（EPG）を使った録画予約にも対応している。利用できる番組表は、放送波からデータを取得して生成される、液晶テレビなどでもおなじみのものだ。なお、インターネット上の番組表サイトを利用する「iEPG」には今のところ対応していない。

　番組表を使った録画を行なうときは、映像表示部で右クリックして「トップメニュー」を表示して「番組表」を選択するか、「予約」から「番組表予約」を選択する。

　番組表を見て録画したい番組が見付かったら、クリックすると詳細情報が表示される。ここで「番組表予約」を選ぶと予約画面に移る。番組表予約では、開始時刻を1分間前にズラしたり、終了時刻を後ろにズラすといった微調整や、毎週指定曜日に同じ番組を録画するといった設定も行なえる。

　また、スポーツ中継などで番組の放映時間帯が変更されたときに、自動で予約時間も変更してくれる「時間変更追従」も利用できる。このほか緊急ニュースなどで、放映中の番組が突然別チャンネルでの継続放送になった場合でも、番組の録画を継続できる「イベントリレー」機能も搭載している。

　こうしたきめ細かい機能と単純なインターフェースからも分かるように、StationTVはとにかく家電ライクな作りだ。ちなみに、EPGデータの取得はある程度時間がかかる。番組表に目的のチャンネルの番組情報が表示されない場合は、しばらくそのチャンネルを視聴していれば、自動で番組表データが取得される。

　以上の録画予約の手順は、地上デジタルでもBS/CSでも基本的には同じだ。ただし、地上デジタル放送は1,440×1,080ドットの解像度だが、BSデジタルのハイビジョン番組は最大1,920×1,080ドットでbitレートも高くなっている。当然、録画時に使用するHDD容量も多く必要となる点に注意したい。なお、地上/BS/CSデジタルのいずれでも、一部のチャンネル・番組で、720×480ドットのSD解像度の場合がある。