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地上デジタル放送とは？ 1/2

地上デジタル放送とは？ 2/2

地デジを見られるPCを自作する

地上デジタルテレビキャプチャ徹底解剖 1/13

地上デジタルテレビキャプチャ徹底解剖 2/13

地上デジタルテレビキャプチャ徹底解剖 3/13

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その他の特集（2011年）

高級 vs. 低価格！液晶ディスプレイ群雄割拠

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地上デジタルテレビキャプチャ徹底解剖

TEXT：保坂陽一

バッファロー

DT-H50/PCI

実売価格：23,000円前後

問い合わせ先：03-5781-7260/052-619-1188
URL：http://buffalo.jp/

地上デジタル

PCI

■	トランスコード機能搭載でBDムーブが可能

　バッファローから発売されたのは、地上デジタル対応のPCIスロット用の内蔵タイプと、USB 2.0接続の外付けタイプの2製品。大きな特徴となるのは、2製品ともハードウェアでトランスレート（解像度、bitレート変更）機能を備えていること。そしてPCIスロットの「DT-H50/PCI」のみ、現行製品の中で唯一BD-R/REメディアへのムーブに対応していることだ。

　トランスレート機能では、DP/HP/SP/LPの四つの画質が選択可能。低解像度のSP/LPモードを選べば、低スペックなPCでも地デジが楽しめるほか、アナログRGB出力でも使用することができる。ただし、一度録画してしまうと別の解像度などに変換することはできない点には注意が必要である。

　視聴・録画用のソフトウェアは、「PCastTV for 地デジ」で、同社の地上アナログやワンセグチューナーでも採用されているものと同じシリーズではあるが、構成は異なる。まだ改良すべき点も多く見受けられるが、意欲的にアップデートに取り組まれているのも特徴の一つ。アップデートの必要はあるが、デュアルディスプレイ環境で使用可能なのも現在この2製品のみであり、なにかと魅力が多いのは間違いない。

トランスレート機能を備えたViXS「XCode-2111」を搭載。トランスレートにおけるCPU負荷はゼロである

カード形状はやや大きめで、基板上のスペースには余裕があることから、今後発売される上位モデルでも同基板を使用するのではないかと想像できる

バッファロー

DT-H30/U2

実売価格：22,000円前後

USB接続のコンパクトな地デジキャプチャユニット。基本的な機能はDT-H50/PCIと同様だが、こちらはBDメディアへのムーブに対応していない。縦置き用のスタンドが付属している

地上デジタル

USB

シンプルで小型軽量。アンテナさえ確保できればノートPCと一緒に持ち歩くのも容易だ。基本的にUSBバスパワーで動作するが、電力が足りない場合はACアダプタも使用可能（付属はしていない）

メーカー発表の動作環境
CPU：DP/HP画質時：Pentium D 925 3GHz同等以上（Core 2 Duo E4300 1.8GHz同等以上推奨）
SP/LP画質時： Celeron D 330 2.66GHz同等以上／Celeron M 450 2GHz同等以上（Core 2 Duo E4300 1.8GHz同等以上推奨）
メモリ：1GB以上（推奨：1.5GB以上）
HDD：インストール 2GB以上
チップセット：Intel 945P/G以上
ディスプレイ：1,024×768ドット／32bit以上（DVI接続時要HDCP対応、HDCP非対応でアナログRGB接続時はSP/LPモードのみ使用可）
グラフィックス：Intel G965以上（グラフィックス機能内蔵チップセット）、ATI Radeon X1300以上、NVIDIA GeForce 6200以上（推奨：ATI Radeon X1800以上、GeForce 7600GT以上）、要COPP対応、ビデオメモリ256MB以上
OS：Windows Vista／XP SP2

インストールと初期設定

■	最新パッチを忘れずに

　初期設定はDT-H50/PCIならばカード装着後、DT-H30/U2ならばUSBケーブルでの接続前に付属CD-ROMをセットして、表示される指示に従っていけばとくに悩むようなところはないだろう。ただ、バッファローの2製品では最新パッチが存在することを忘れてはならない。機能の拡張はもちろん、メニュー画面の構成なども変更されるので、最新版のほうが間違いなく使いやすいはずだ。パッチは後で適用しても問題はないが、アップデートを行なうと初期設定のチャンネル検索などをやり直す必要があるため、二度手間になってしまう。

　なお、以降のページでは、「Ver.1.10β2」を使用しているので、バージョンの違いによってインターフェースなどが変わる可能性があるのは留意して見てもらいたい。

まずは最新パッチをダウンロードしておく