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地上デジタル放送とは？ 1/2

地上デジタル放送とは？ 2/2

地デジを見られるPCを自作する

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その他の特集（2011年）

高級 vs. 低価格！液晶ディスプレイ群雄割拠

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地上デジタルテレビキャプチャ徹底解剖

TEXT：多和田新也

基本操作

■	マウスオペレーション中心の画面構成

　mAgicTV Digitalの視聴画面は、中央に放送画面が表示される。ボタン類は右側に音声調整スライダーとチャンネルボタン、管理ソフトの「mAgicガイド Digital」呼び出しボタン、設定ボタン。下部に録画や視聴モードの操作ボタンが並んでいる。また、データ放送用のリモコン画面も用意されており、任意に呼び出せる。操作ボタンの役割は次のとおりだ。

（1）録画・停止
テレビ視聴中に録画ボタンを押せば、いつでも録画が開始される。初期設定では、EPGと連動して、番組の終了に合わせて録画を終了するよう設定されている

（2）映像切り換え
地上デジタル放送で将来提供される予定のマルチビューサービス放送の視聴時に、任意のビューへ切り換える役目を持っているが、今のところ使いみちのないボタン

（3）字幕
字幕情報が含まれた番組を視聴している際に、字幕表示のON/OFFを切り換えるボタン

（4）音声切り換え
ボタンを押すと主音声→副音声→主＋副音声の順に切り換わる。第2音声のある番組では、第1音声の次に第2音声へと切り換わる

（5）データ放送
データ放送を表示するためのボタン。本製品のデータ放送機能の詳細については、下記で改めて紹介する

（6）双方向リモコン
データ放送操作用の双方向リモコン表示用ボタン。押すと画面右側のレイアウトが変化し、カーソルキーやテンキーなどが表示される。一度に表示可能なチャンネル数が減るので使わないときは無効にしておくとよい

コンパクト画面で「ながら視聴」

　画面に表示されているボタン類以外の操作は、画面上を右クリックした際に表示されるコンテキストメニューで実行できるようになっている。アスペクト比や画面サイズの変更は、このメニューから行なえる。画面サイズをコンパクトにして、地デジを“ながら見”したいときに重宝するだろう。

放送画面エリアを右クリックすると表示されるコンテキストメニュー。ここから画面サイズの変更とアスペクト比の指定が行なえる

ながら視聴はコンテキストメニューから「画面サイズ→縮小」を選んだ画面サイズが最適。画面端のドラッグでも調整可能だ

番組表・録画

■	検索機能が充実した番組表機能

　本製品の視聴・録画ソフトは、mAgicTV DigitalとmAgicガイド Digitalに分かれている。番組表や録画データの管理を行なうのが後者のmAgicガイド Digitalである。

　番組表はジャンルごとに色分けして表示され、文字サイズも5段階で変更が可能と、見やすさに配慮した作りになっている。もちろん、番組表から直接録画予約を設定することも可能だ。さらに検索機能が充実している点も特筆できる。特定のキーワードや放送局、期間などを指定して、番組を抽出できるだけでなく、検索結果を履歴として残すことができるので、後々検索し直す際も容易となっている。また、おまかせ予約機能も、この検索を上手に活用した便利な機能と言えるだろう。

番組表から録画予約を作成することが可能。ジャンルや番組情報などのEPGデータをそのまま引き継いで自動設定されるので、録画データの管理も楽になる

番組表は、設定時刻（デフォルトでは毎日6時、電源OFF時は無効）に更新されるほか、手動でも更新可能。初回は手動で更新することになるだろうが、今回の試用時にはおよそ30分程度を要した

番組表の検索機能。キーワードや対象の放送局、対象期間などを指定することで、番組表から抽出される。EPGならではの機能だ

興味ある番組を見逃さない「おまかせ録画」

　本製品最大の特徴とも言えるのが、このおまかせ録画機能だ。地上アナログキャプチャカードでは搭載されることが多かった機能で、キーワードや対象放送局などを指定しておくだけで、自動的に録画予約を行なってくれる。EPGの更新と合わせて、おまかせ録画予約の内容も更新されるので、一度設定しておけばノータッチで興味ある番組を録りためることができる。