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解禁! 自作で地デジ録画
地上デジタルテレビキャプチャ徹底解剖
TEXT:多和田新也
アイ・オー・データ機器
GV-MVP/HS
実売価格:20,000円前後
問い合わせ先:03-6859-0389/076-260-1024
URL:http://www.iodata.jp/
image
地上デジタル PCI Express X1
唯一のPCI Express x1対応製品
 アイ・オー・データ機器の「GV-MVP/HS」は、現在発売されているPC向け地上デジタルキャプチャカードで唯一のPCI Express x1接続の製品。マザーボードのPCIスロットが削減傾向にある現状、拡張カードを積極的にPCI Expressへ移行したいユーザーには価値がある。

 インターフェース自体の物理的サイズの小ささを最大限に活かした設計も魅力だ。サイズは約125×14×95.3mm(W×D×H)と、Low Profileに迫るほど。

 B-CASカードスロットを同一基板にすると物理的なサイズを占有してしまい別基板にすれば通常ならブラケットを2スロット分利用することになるが、本製品ではB-CASカードスロットを別基板にしつつ1ブラケットに収まるユニークな構造により小型化を実現している。

 製品には、NXPの映像処理LSI「SAA7163FE」、地デジ用シリコンチューナー、東芝製のチャンネルデコーダ、B-CASカード読み出し用のICカードコントローラ、バッファ用のDRAMとフラッシュメモリなどで構成される。高品質化機能「Super Live Creationエンジン」の搭載も本製品の特徴だ。これは、独自のアルゴリズムを利用するMPEG2デコーダで、視聴時のCPU負荷軽減や、高画質化を実現していると言う。ブラケット部の構成は、B-CASカードスロットとアンテナ用のF型コネクタのみで、ほかの製品と同じく非常にシンプルに見える外観だが、2層基板の採用などにこだわりの設計を感じさせる。
imageNXPの映像処理LSI「SAA7163FE」。PCI Expressインターフェース上で動作する
image2枚の基板をうまく組み合わせ、B-CASカード一体型ながら1スロットでの実装を実現している
メーカー推奨の動作環境
CPU:Intel Core 2 Duo E4300(1.8GHz)、Pentium Dual-Core E2160(1.8GHz)、Pentium D 805(2.66GHz)、Pentium 4 2.6GHz、AMD Athlon 64 X2 3800+(2GHz)、Athlon 64 3500+(2.2GHz)以上
メモリ:2GB(Vista)、1GB(XP)以上
HDD:空き容量600MB以上
ディスプレイ:要HDCP対応(デジタル接続時)、1,920×1,200ドット以上の解像度
グラフィックス:Intel G965、AMD Radeon Xpress 1100、NVIDIA nForce 600シリーズ(グラフィックス機能内蔵チップセット、いずれもビデオメモリ256MB以上)、ATI Radeon HD 2600 PRO、NVIDIA GeForce 8400 GS以上(ビデオカード)
OS:Windows Vista/XP SP2
B-CASカードはオモテ? ウラ?
 本製品はB-CASカードスロットが別基板となり、メイン基板と向き合う格好で設置されている。独特なレイアウトであるため、B-CASカードを挿入する向きには注意が必要だ。

 具体的にはカードスロットを搭載した基板に、B-CASカードのICモジュール側を挿入する。メイン基板を中心に考えてしまうと、ついつい逆向きに設置しかねないだけに、正確に挿入するようにしよう。
image
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imageB-CASカードのICモジュールをカードスロットの基板に対するように挿入。メイン基板側にB-CASカードの表面が来る格好となる
インストールと初期設定
ウィザードのみで完了するセットアップ
 本製品のセットアップは大部分がウィザードにより自動化されており、非常に簡便に地上デジタル放送の視聴・録画環境を整えることができる。Windows上で作業すべき項目は、ドライバと視聴・録画ソフトのインストールとなるが、いずれも付属のCD-ROMからセットアップ可能だ。

 まず、ドライバのセットアップだが、カードを装着する前に実行しておく必要があるので注意したい。つまり、CD-ROMからドライバをインストールした後には、一度PC本体の電源を切り、カードを装着した上で起動し直す必要があるわけだ。今回検証に用いたVistaの環境では、ドライバのインストールは自動で行なわれるので、これだけでドライバのセットアップ作業は完了となる。

 視聴・録画ソフトは、「mAgicTV Digital」を利用する。セットアップはドライバインストールの前後どちらでも構わないが、初回起動時に初期設定を行なう必要がある。この作業はカードを正しく認識している状態でないと実行できない上、初期設定を終えないとmAgicTV Digitalは起動することすらできない。このため、ドライバをインストールしてカードを装着した後に、まずカードの初期設定を行なうのが自然な流れとなるだろう。

 初期設定を行なうと、まずチャンネルの検出が行なわれるが、この作業は自動化されている。アンテナ線の接続や、B-CASカードの装着をあらかじめ行なっておき、“正しく視聴できる”ようにしておけば、問題なく終了するはずだ。逆に言えば、地デジが正しく視聴できる環境であるかどうかの判定も、この手順の裏で実施されていると思えばよいだろう。検出されたチャンネルの受信状態の確認や、ソフト上で利用するチャンネル番号の割り当てなどを任意に指定したければ、ここで実行することもできる。

 以上で初期設定は完了だ。デスクトップとタスクトレイにアイコンが用意され、それぞれのソフトを起動できる状態になっているはずだ。
image付属CD-ROMのオートラン画面。まずはドライバのセットアップ。チューナーカードのセットアップが完了したら、mAgicTV Digitalのセットアップを行なう
imageドライバのインストールはウィザード形式。カードを装着する前に終えておくのがポイントだ
imageカードの装着は、先にドライバをインストールしておけば、ソフトのインストールの前でも後でもよい
imagemAgicTV Digitalのインストールもウィザード形式で完了する。インストールが終了した後に、初期設定画面が起動する
image初期設定ではチャンネルスキャンが行なわれる。地デジ受信が可能な状態にした上で、地域と郵便番号を指定し開始する。スムーズなら5分かからずに完了
image検出されたチャンネルはサブチャンネルを含めて分類される。ここまでは、ほぼ全自動に近い形で作業が進む。とくに変更の必要がなければ、このまま完了してもよい
image電波状態のチェック。信号が弱い場合は、アンテナ線の分岐や配線自体を変更するなど、なるべくノイズが乗らないよう工夫しよう
imagemAgicTV Digital上で扱うチャンネル番号を、任意に割り当てることもできる
imagemAgicTV Digitalのセットアップが完了すると、デスクトップ上に三つのアイコンが並ぶ
imageタスクトレイには録画予約・EPG管理ソフトのmAgicTVマネージャ Digitalが常駐。こちらからもソフトを起動可能だ
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