その他の特集(2011年) | |||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|
||||||||||||||
|
||||||||||||||
TEXT:多和田新也 | ||||||||||||||
アイ・オー・データ機器 | ||||||||||||||
|
||||||||||||||
実売価格:20,000円前後 | ||||||||||||||
問い合わせ先:03-6859-0389/076-260-1024 URL:http://www.iodata.jp/ |
||||||||||||||
|
||||||||||||||
|
||||||||||||||
アイ・オー・データ機器の「GV-MVP/HS」は、現在発売されているPC向け地上デジタルキャプチャカードで唯一のPCI Express x1接続の製品。マザーボードのPCIスロットが削減傾向にある現状、拡張カードを積極的にPCI Expressへ移行したいユーザーには価値がある。 インターフェース自体の物理的サイズの小ささを最大限に活かした設計も魅力だ。サイズは約125×14×95.3mm(W×D×H)と、Low Profileに迫るほど。 B-CASカードスロットを同一基板にすると物理的なサイズを占有してしまい別基板にすれば通常ならブラケットを2スロット分利用することになるが、本製品ではB-CASカードスロットを別基板にしつつ1ブラケットに収まるユニークな構造により小型化を実現している。 製品には、NXPの映像処理LSI「SAA7163FE」、地デジ用シリコンチューナー、東芝製のチャンネルデコーダ、B-CASカード読み出し用のICカードコントローラ、バッファ用のDRAMとフラッシュメモリなどで構成される。高品質化機能「Super Live Creationエンジン」の搭載も本製品の特徴だ。これは、独自のアルゴリズムを利用するMPEG2デコーダで、視聴時のCPU負荷軽減や、高画質化を実現していると言う。ブラケット部の構成は、B-CASカードスロットとアンテナ用のF型コネクタのみで、ほかの製品と同じく非常にシンプルに見える外観だが、2層基板の採用などにこだわりの設計を感じさせる。 |
||||||||||||||
NXPの映像処理LSI「SAA7163FE」。PCI Expressインターフェース上で動作する | ||||||||||||||
2枚の基板をうまく組み合わせ、B-CASカード一体型ながら1スロットでの実装を実現している | ||||||||||||||
|
||||||||||||||
|
||||||||||||||
|
||||||||||||||
|
||||||||||||||
本製品のセットアップは大部分がウィザードにより自動化されており、非常に簡便に地上デジタル放送の視聴・録画環境を整えることができる。Windows上で作業すべき項目は、ドライバと視聴・録画ソフトのインストールとなるが、いずれも付属のCD-ROMからセットアップ可能だ。 まず、ドライバのセットアップだが、カードを装着する前に実行しておく必要があるので注意したい。つまり、CD-ROMからドライバをインストールした後には、一度PC本体の電源を切り、カードを装着した上で起動し直す必要があるわけだ。今回検証に用いたVistaの環境では、ドライバのインストールは自動で行なわれるので、これだけでドライバのセットアップ作業は完了となる。 視聴・録画ソフトは、「mAgicTV Digital」を利用する。セットアップはドライバインストールの前後どちらでも構わないが、初回起動時に初期設定を行なう必要がある。この作業はカードを正しく認識している状態でないと実行できない上、初期設定を終えないとmAgicTV Digitalは起動することすらできない。このため、ドライバをインストールしてカードを装着した後に、まずカードの初期設定を行なうのが自然な流れとなるだろう。 初期設定を行なうと、まずチャンネルの検出が行なわれるが、この作業は自動化されている。アンテナ線の接続や、B-CASカードの装着をあらかじめ行なっておき、“正しく視聴できる”ようにしておけば、問題なく終了するはずだ。逆に言えば、地デジが正しく視聴できる環境であるかどうかの判定も、この手順の裏で実施されていると思えばよいだろう。検出されたチャンネルの受信状態の確認や、ソフト上で利用するチャンネル番号の割り当てなどを任意に指定したければ、ここで実行することもできる。 以上で初期設定は完了だ。デスクトップとタスクトレイにアイコンが用意され、それぞれのソフトを起動できる状態になっているはずだ。 |
||||||||||||||
付属CD-ROMのオートラン画面。まずはドライバのセットアップ。チューナーカードのセットアップが完了したら、mAgicTV Digitalのセットアップを行なう | ||||||||||||||
ドライバのインストールはウィザード形式。カードを装着する前に終えておくのがポイントだ | ||||||||||||||
カードの装着は、先にドライバをインストールしておけば、ソフトのインストールの前でも後でもよい | ||||||||||||||
mAgicTV Digitalのインストールもウィザード形式で完了する。インストールが終了した後に、初期設定画面が起動する | ||||||||||||||
初期設定ではチャンネルスキャンが行なわれる。地デジ受信が可能な状態にした上で、地域と郵便番号を指定し開始する。スムーズなら5分かからずに完了 | ||||||||||||||
検出されたチャンネルはサブチャンネルを含めて分類される。ここまでは、ほぼ全自動に近い形で作業が進む。とくに変更の必要がなければ、このまま完了してもよい | ||||||||||||||
電波状態のチェック。信号が弱い場合は、アンテナ線の分岐や配線自体を変更するなど、なるべくノイズが乗らないよう工夫しよう | ||||||||||||||
mAgicTV Digital上で扱うチャンネル番号を、任意に割り当てることもできる | ||||||||||||||
mAgicTV Digitalのセットアップが完了すると、デスクトップ上に三つのアイコンが並ぶ | ||||||||||||||
タスクトレイには録画予約・EPG管理ソフトのmAgicTVマネージャ Digitalが常駐。こちらからもソフトを起動可能だ | ||||||||||||||
|
||||||||||||||
|
発売日:12月28日
特別定価:2,310円
発売日:2022/11/29
販売価格:1,800円+税
発売日:2019/05/29
販売価格:1,780円+税
発売日:2019/03/25
販売価格:1,380円+税
発売日:2018/02/28
販売価格:980円+税
発売日:2017/03/17
販売価格:1,680円+税
発売日:2016/09/23
販売価格:2,400円+税
発売日:2016/03/29
販売価格:1,480円+税
発売日:2015/12/10
販売価格:1,280円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/02/27
販売価格:980円+税
発売日:2014/12/05
販売価格:1,280円+税
発売日:2011/12/22
販売価格:980円+税
アンケートにお答え頂くには「CLUB IMPRESS」への登録が必要です。
*プレゼントの対象は「DOS/V POWER REPORT最新号購入者」のみとなります。
ユーザー登録から アンケートページへ進んでください