その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:編集部 岩崎宰守 | ||||||||||||||
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MSIの「P35 Neo3-EFINITY」は、BIOSに代わる新しいシステムファームウェア「EFI(Extensible Firmware Interface)」を採用したマザーボードだ。 EFIでは、従来のBIOSから大幅な機能拡張が図られ、ブート管理に使用される EFI変数、システム時刻の管理、システムのリセットなどの操作を実行するためのランタイム関数といった機能が提供される。またブートローダーとして、従来のMBR(Master Boot Record)に代わるGUIDパーティションテーブル(GPT)をサポートしている。GPTでは64bitのセクタアドレスを利用でき、MBRの上限である四つの基本領域と2TBの容量を超える、128のパーティションと18EB(1EB=1,024TB)の容量に対応している。 これまでにもIntel製マザーボードではEFIが採用されていたのだが、従来環境との互換性を重視して表示インターフェースの仕様をBIOSとほぼ同じにしていたため、ユーザーレベルでEFIの存在を意識する場面はほとんどなかった。しかし、P35 Neo3-EFINITYではよりアグレッシブにEFIを活用し、従来のBIOS設定にあたる画面をGUIベースのよりグラフィカルなものにしたり、OSがなくとも利用できるアプリケーションを実装したりしている。 では実際にP35 Neo3-EFINITYを触ってみよう。起動時にDELもしくはF2キーを押すと、BIOSを搭載する通常のマザーボード同様に「EFI BIOS」と呼ばれるメニューが表示される。用意されている項目そのものは、「ゲーム」を選べる点以外に通常のBIOSと大きな違いはないが、デザイン的にかなりハデになっており、マウスによる操作に対応している。左クリックがEnter、右クリックがEscに割り当てられており、日本語を含む6カ国語に対応する点などとあわせて、使い勝手の面でも向上が図られていると言える。 ゲームは3種類用意されており、製品に添付するCD-ROM内のデータを読み込んで起動する。今回用いた試作機では、IDE接続の光学ドライブでは起動せず、Serial ATA接続のドライブが必須だった。 このほか、ブート優先順の選択肢に「Built-in EFI Shell」があり、ここからEFI Shellを立ち上げることができる。EFI ShellはDOSに似た独自のコマンドラインインターフェースで、「?」を入力するとコマンド一覧を表示することができる。 64bit版のWindows Vista SP1は、EFIに対応するとのことなので、今回、Vista SP1の64bit版と32bit版の双方を、DVDからブートしてインストールしてみたが、いずれも動作、機能などにも変化は見られなかった。VistaでのEFIサポートに関しては具体的な情報があまり明かされていないので、追ってレポートを行ないたい。 |
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MSI P35 Neo3-EFINITY 今回使用したP35搭載ATXマザーボード(4月初旬発売予定、予想実売価格1万5,000円前後)。EFI対応マザーと言えども、見た目はこれまでの製品と大きく変わらない。MSIによれば、今後EFINITYのブランドネームでEFI搭載製品を展開してゆくとのこと |
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かなりグラフィカルな印象を受けるEFIの設定画面。メニュー構成自体は従来のBIOSと大きく変わらないが、日本語化され、マウスで操作できる | ||||||||||||||
軍隊の階級表記でオーバークロック動作のレベルを指定するMSI独自のD.O.T.機能も健在だ | ||||||||||||||
付属しているゲームの一つ。「COMPANY of HEROES」と書いてはあるが、内容はシンプルなブロック崩し。左右のカーソルキーで操作する | ||||||||||||||
ブートオプションには「Built-in EFI Shell」というメニューがあり、これを選ぶことで、右のEFI Shellが起動する | ||||||||||||||
EFI Shellを起動したところ。搭載されているEFIのバージョンは2.0。DOSに似たCUIベースのインターフェースだ | ||||||||||||||
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