DOS/V POWER REPORT | Impress Japan

トップ
> その他の特集
> マザーボードBIOS設定を極める

BIOSの基本とトレンド

設定のキモが分かるBIOSの重要ポイントを徹底解説!!　Intel編 1/5

設定のキモが分かるBIOSの重要ポイントを徹底解説!!　Intel編 2/5

設定のキモが分かるBIOSの重要ポイントを徹底解説!!　Intel編 3/5

設定のキモが分かるBIOSの重要ポイントを徹底解説!!　Intel編 4/5

設定のキモが分かるBIOSの重要ポイントを徹底解説!!　Intel編 5/5

AMD系マザーボードをピンポイント攻略！！ 1/2

AMD系マザーボードをピンポイント攻略！！ 2/2

BIOSをアップデートしよう！！ 1/2

BIOSをアップデートしよう！！ 2/2

BIOSに代わる新ファームウェア「EFI」搭載マザーボードを試す

主要メーカー製マザーボードの独自BIOS機能を探る 1/3

主要メーカー製マザーボードの独自BIOS機能を探る 2/3

主要メーカー製マザーボードの独自BIOS機能を探る 3/3

その他の特集（2011年）

高級 vs. 低価格！液晶ディスプレイ群雄割拠

＊ユーザー登録からアンケートページへ進んでください。

＊プレゼントの対象は「最新号購入者」のみとなります。

設定のキモが分かるBIOSの重要ポイントを徹底解説!!　Intel編

TEXT：宮崎真一

Bootメニュー

起動時および起動ドライブの設定を行なう

ブートに関する設定がまとめられたサブメニュー。なかでもブートドライブの起動順は、OSインストールを行なう際には欠かせない設定項目だ。そのほか、HDDが複数あるときの優先順位設定やPOSTを一部省略するQuick Bootの設定なども用意されている。

（1）Boot Device Priority

ブートドライブの優先順位を変更するサブメニュー。なお、ICH8以降では、IDEポートに接続した光学ドライブは「ATAPI CD-ROM」ではなく、「IDE：～」と表示されることに注意したい

（2）Boot Settings Configuration

PC起動時の設定を細かく指定できるメニュー。Quick Bootの設定をEnableにすれば、電源投入からの起動が少し速くなる。ほかの項目についてもは右のリストから確認しよう

（3）Security

BIOS設定にパスワードをかけてセキュリティを向上させるサブメニュー。なお、SupervisorとUserでは権限が異なり、前者はすべての設定変更が可能なのに対して、後者はセキュリティの変更ができない

Boot Setting Configurationの項目

（a）Quick Boot
起動時のPOSTを一部省略して起動を速くする設定

（b）Full Screen Logo
起動時にPOSTではなくロゴを表示させるかどうかを変更する設定

（c）AddOn ROM Display Mode
RAIDなどのオプションROMのステータス画面の表示方法を設定する

（d）Bootup Num-Lock
起動時に［num-lock］キーを有効／無効にするかどうかの設定

（e）PS/2 Mouse Support
PS/2マウスを有効にするかどうかの設定

（f）Wait For 'F1' If Error
POST中にエラーが発生した際に［F1］キーを押すまでPOSTを止めるかどうかの設定

（g）Hit 'DEL' Message Display
BIOS画面へ移行するために［Del］キーを押す旨を表示するかどうかの設定

（h）Interrupt 19 Capture
割り込み信号の通知を行なう設定で、複数の拡張カードにオプションROMが搭載されている場合に有効にする

Tools
メニュー

BIOS設定からBIOSアップデートも可能に

ASUSTeK独自のユーティリティが用意されているのがToolメニューだ。まず、ASUS EZ Flash 2はBIOSアップデートユーティリティで、これを選択するとアップデートユーティリティ画面に移行し、USBメモリなどの記録メディアでの簡単なアップデートが利用可能。ASUS O.C. Profileは任意に変更したオーバークロック設定をプロファイルとして記録／適用させることができるというもの。さらに、ASUS Ai Net 2は、LANケーブルの診断ツールで回線状況を確認できる。

Exitメニュー

BIOS設定の保存と初期設定の適用

BIOSの終了はこのExitメニューから行なう。終了方法は2通り用意され、うち一つが変更内容を保存し終了する「Exit ＆ Save Changes」。もう一つが変更内容を保存せずに終了する「Exit ＆ Discard Changes」だ。また、変更した内容をもとに戻す「Discard Changes」という項目も用意されている。さらに、BIOSアップデートを行なう場合などは、確実に安定した動作が得られる初期設定を適用させる必要があるが、これは「Load Setup Defaults」で行なえる。