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その他の特集（2011年）

高級 vs. 低価格！液晶ディスプレイ群雄割拠

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ハードウェア・システム編

TEXT：芝田隆広

HDDやUSBメモリなどのストレージのデータ転送速度を実測値で計測できる「CrystalDiskMark」

◆開発元：ひよひよ
◆URL：http://crystalmark.info/
◆対応OS：Windows Vista/Vista x64/XP/XP x64/Me/98/2000/Server 2003
◆バージョン：1.0.4d

ストレージのデータ転送速度を計測するためのベンチマークソフト。測定したいドライブを選び、「All」、「Seq」、「512K」、「4K」のいずれかをクリックすると、ストレージの読み書きの速度が計測できる。

HDDの速度計測や、S.M.A.R.T.情報をもとにした健康状態のチェックができる「HD Tune」

◆開発元：EFD Software
◆URL：http://www.hdtune.com/
◆対応OS：Winows Vista/XP/XP x64/2000/Server 2003
◆バージョン：2.54

HDDのパフォーマンスをチェックするツール。HDDの転送速度を調べるベンチマーク機能のほか、S.M.A.R.T.情報をもとにしたHDDの健康度の診断、HDDの温度表示、破損クラスタのチェックなどの機能を備えている。ト

日立GST製のHDDの静音化や省電力化などが行なえる動作モード設定用ツール「Hitachi Feature Tool」

◆開発元：日立グローバルストレージテクノロジーズ
◆URL：http://www.hitachigst.com/
◆対応OS：-
◆バージョン：2.07

日立GST製HDDの動作モードを設定するツール。起動用FD、もしくはCDを作成してマシンを起動して設定する。静音モードやUltra DMAモードの切り換え、Serial ATAセッティングの変更、ドライブ温度の確認などが行なえる。

CPUやHDDの温度モニタやファンの回転数の制御などが行なえる「SpeedFan」

◆開発元：Alfredo Milani-Comparetti
◆URL：http://www.almico.com/speedfan.php
◆対応OS：Windows Vista/XP/Me/98/2000/Server 2003　◆バージョン：4.33

主にCPUやHDD、チップセット、マザーボードなどの温度を計測するために用いられるツール。このほかにも電圧を表示したり、ファンの回転数を調節したり、HDDのS.M.A.R.T.情報を閲覧したりする機能などを備えている。

光学ドライブの転送速度の計測や、メディアの品質チェックができる「Nero CD-DVD Speed」

◆開発元：Erik Deppe
◆URL：http://www.cdspeed2000.com/
◆対応OS：Windows Vista/XP/Me/98/2000
◆バージョン：4.7.7.5

CD/DVDドライブの読み書き速度の計測や、メディアの品質をチェックするベンチマークソフト。ベンチマークテストでは、読み書きの際のCPU使用率も測定することが可能。Blu-ray Disc、HD DVDにも対応している。

Windows上でトライ＆エラーのメモリタイミング設定を行なう「Memset」

◆開発元：Felix@XtermSystems.org
◆URL：http://rv.page.cegetel.net.perso.cegetel.net/
◆対応OS：Windows Vista/Vista x64/XP/2000
◆バージョン：3.3

Windows上からメモリアクセスタイミングの変更を行なうことができるツール。起動したら、メモリのアクセスタイミングをプルダウンリストから選択して「Apply」ボタンをクリックすれば、設定が反映される。

デスクトップを4～25倍の広さにする仮想デスクトップソフト「仮想画面マネージャ」

◆開発元：dvsoft
◆URL：http://members.jcom.home.ne.jp/dvsoft/
◆対応OS：Windows XP/2000/Server 2003
◆バージョン：2007.10.9

　通常の4～25倍の広さを持つ仮想デスクトップを実現するソフト。本ソフトを起動した状態で、画面の端にカーソルを移動させると、画面がスクロールする。スクロールしたデスクトップ上にも、アプリケーションのウィンドウを開くことができる。初期状態だと、デスクトップは通常の4倍になるが、設定を変更すれば最大25倍の広さにすることも可能。スクロール時は、タスクバーとデスクトップ上のアイコンは移動しないが、アイコンも移動するよう設定を変更することも可能。画面の狭いノートPCなどで利用すると、デスクトップを広々と使うことができるので便利だ。

タスクトレイのアイコンを右クリックして「設定とバージョン情報」を選択すると、細かな動作についての設定を行なうことができる

タスクトレイアイコンをクリックすると、仮想画面全域の縮小画面が表示される。点線に囲まれた四角を動かすことで、表示範囲を変更可能

仮想マシンで別のOSを実行でき、USBも利用できる仮想PC作成ソフト「VirtualBox」

◆開発元：InnoTek Systemberatung
◆URL：http://www.virtualbox.org/
◆対応OS：Windows Vista/XP/2000/Server 2003
◆バージョン：1.5.2

　使用しているPC上に、仮想的なPCを作成して、別のOSを実行できる仮想マシン作成ソフト。たとえばWindows Vistaの入ったPCに本ソフトをインストールして、仮想マシンを作成し、その中でWindows XPやLinuxなどを実行するといったことが可能。擬似的なPCをソフトウェア的に実現するため、別PCを用意したり、マルチブート環境を作ったりしなくても、手軽に別のOSをテストできる。仮想マシンの作成はウィザード形式で、仮想マシンに割り当てるメモリ容量やHDD容量を指定していけばよい。本ソフトの仮想PC上では、USB機器やネットワーク、サウンド機能などが利用できるのも特徴。

VirtualBoxのメイン画面。「新規」ボタンで新しい仮想マシンを作成する。「詳細」欄に表示された「USB」などの項目をクリックすると、その項目の内容を変更することができる

仮想マシンでは、通常のPCと同じようにOSのインストールなどを行なうことができる。画面をクリックすると、マウスカーソルの操作が画面内に切り換わる。右Ctrlキーでウィンドウの外にカーソルを出せる

深い階層のフォルダを仮想ドライブ化して、ドライブ文字を割り当てられる「Visual Subst」

◆開発元：Alexander Avdonin
◆URL：http://www.ntwind.com/
◆対応OS：Windows Vista/XP/2000
◆バージョン：1.0.5

　指定したフォルダを仮想ドライブ化して、ドライブ文字を割り当てられるソフト。このソフトを使ってドライブ文字を割り当てると、フォルダがドライブとして扱われ、通常のHDDなどと同様にマイコンピュータにドライブ名が表示される。これを開けば通常のドライブと同様に、ファイルの読み書きが可能。深い階層のフォルダにも素早くアクセスできるようになるので便利。ドライブ文字の割り当ては、プルダウンメニューでドライブ名を選び、フォルダを指定して「＋」印のアイコンをクリックするだけ。「×」のアイコンをクリックすれば、ドライブ名の割り当てを解除できる。