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大容量時代の最新HDD極め術
TEXT:鈴木雅暢
1TBモデルがついに3万円を割る
大容量時代のHDDを使いこなせ!
image単体で1TBの容量を持つモデルが主要メーカーから出揃った。いよいよ本格的なテラバイト時代に突入したと言えるだろう。本特集では、最新HDDの評価とともに、新しい時代のHDDの活用法にもフォーカスを当てていく。
 HDDと言うと大容量化/低価格化が常に話題になるが、ここ1年間もとどまることなく進化を続けてきた。とくに、2006年から2007年にかけて、3.5インチHDDでも垂直磁気記録が本格的に採用されるようになったことで大容量化が加速。単体で初めて1TBを実現した「日立GST Deskstar 7K1000 HDS721010KLA330」が2007年春に発売されたのに続き、秋口からはSeagateの「Barracuda 7200.11 ST31000340AS」、Western Digitalの「WD Caviar GP WD10EACS」の流通が開始され、主要3社の1TBモデルが出揃った。なかでもWD Caviar GP WD10EACSは早くも最安値で3万円を切り、すでに普及フェーズに突入しつつある。いよいよ本格的なテラバイト時代の到来を予感させる状況だ。

 これらの1TBモデルは性能面でも注目だ。プラッタ1枚あたりの容量は、Deskstar 7K1000 HDS721010KLA330で200GB、Barracuda 7200.11 ST31000340ASでは250GBとなっている。これだけ高密度化が進むとパフォーマンス面、とくにシーケンシャルアクセス性能では大きな向上が期待できる。さらに、これらをはじめ、750GB以上のモデルでは、従来の16MBの倍の32MBキャッシュを搭載する製品も増えてきた。単純に記録容量が増加したため、最適なパフォーマンスを発揮するには先読みデータのサイズなどを大容量にする必要があると判断されたためだろう。
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500GB HDDの価格推移
2006年末には2万円を超えていたが、それ以降順調に値下がりを続けており、ほぼ半額の1万1,000円前後というところまで来ている。容量単価でももっとも安い水準にある
最新HDD、ここがポイント
各社1TBモデルが出揃う
image2007年早々に登場した日立GSTのDeskstar 7K1000に続いて、SeagateのBarracuda 7200.11、Western DigitalのWD Caviar GPが登場。主要3社の1TBモデルが揃った
1GBあたりの単価が下落
image容量1GBあたりの単価は、2007年初頭までは250GBクラスがもっとも安く、約30円だった。現在は500GBクラスがもっとも安く、最安値では21円台を記録している
500GBクラスが標準にGB単価は22~23円に
 1TBモデルの本格流通は750GB以下モデルの価格低下も後押しし、中容量モデルの低価格化が順調に進行している。とくに500GBモデルの実売価格は1万円に近付いており、これは1年前の半額以下だ。1年前までは500GBがほとんどのブランドの最大容量だったことを考えると飛躍的な進歩と言える。実売価格を容量(GB)で割ったGB単価でも今では1GBあたり22~23円前後と、320GBや400GBを抑えて全容量中で最安となっており、もっともお買い得感が高い。自作市場では完全に標準になったと言ってよく、「ごく普通のPC」のHDD容量が500GBになる日も近いだろう。

 これだけの大容量が一般的となってくると、使い勝手も活用のポイントも以前とは異なってくる。また、大容量を活かした新たな用途も浮上してくるだろう。たとえば、バックアップやHD動画の保存などがそれにあたる。現在の光学メディアではHDDの容量増加ペースには追い付いてこれない。大容量HDDのバックアップはHDDに取るというのがもう普通で、そのためのツールやアクセサリ、RAIDなどの利用が浮上してくる。また、CPU性能が向上し、H.264やVC-1など圧縮率が高い動画コーデックのエンコードやリアルタイムデコードもこなせるようになっている。さらにそのCPUの負荷を軽減するため、ビデオカードでは動画再生支援機能の強化などがトレンドになっており、HD動画の鑑賞環境が整いつつある。HD動画はデータサイズも大きいだけに、大容量HDDの低価格化は、それらとともにHD動画の普及を後押しする要因となっている。
HDDをめぐるPC業界の変化
imageHD動画が普及
CPUパワーの飛躍的な向上とGPUのサポートにより、HD動画の視聴/作成環境が整いつつあり、扱う動画のファイルサイズが増大している
imageバックアップもHDDで
HDDの飛躍的な容量増加のペースにはもう光学メディアでは追い付けない。HDDのバックアップとしてHDDを使うことにも注目が集まっている
imageWindows VistaでAHCIが普及
Serial ATA固有のコマンド体系であるAHCIは、Windows Vistaで標準サポートされたことからその存在が広く認知されるようになってきた
Vistaの影響でAHCIが浸透 気になるSSDの動向
 そのほかのトピックとしては、Serial ATAのネイティブインターフェースであるAHCI(Advanced Host Controller Interface)の普及が挙げられる。AHCIは、Serial ATA 2.5以降の拡張機能であるNCQ(Native Command Queuing)やホットプラグなどを実現するために、従来のIDEとの互換性を捨て、Serial ATAのために最適なコマンドやデータ転送のプロトコルを新たに標準化したSerial ATAネイティブのコマンド体系だ。Windows VistaがAHCIを標準サポートした影響で、AHCIについての認知度が高まっている。

 また、NAND型フラッシュメモリを利用したSSD(Solid State Drive)の台頭も見逃せない。フラッシュメモリは読み書き動作の際にHDDのような機械動作が不要なためアクセスタイムが高速で、かつ静音性、耐衝撃性にも優れる。まだ現状は2.5インチHDDサイズの製品が中心で価格も安いものでも32GBで5万円以上と高価、フラッシュメモリの書き換え回数の制限などHDDの代用として使うには課題も多く、普及フェーズに入るまではまだ時間がかかりそうだが、今後も注目の存在には違いない。
Serial ATA 2.5って何?
HDDの仕様でよく見る「Serial ATA 2.5」という規格は、従来のSerial ATA 1.0aを引き継ぐ公式仕様で、インターフェースの高速化とともに、サーバー向けの管理機能やSCSIライクなインテリジェント機能、さらに外付けに関する仕様(eSATA)などといった拡張仕様が盛り込まれている。これらはそれぞれオプション的な存在であり、実際の製品における機能は「Serial ATA 2.5対応」というくくりで判断することはできず、それぞれ個別に判断する必要がある。なお、公式仕様書は2007年にSerial ATA 2.6にアップデートされ、NCQの拡張(優先指定コマンドの追加)や1.8インチHDD向けやスリム光学ドライブ向けの新コネクタの追加などが行なわれている。
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