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真夏を乗り切る静音・冷却最強チューン
TEXT:橋本新義
ビデオカードの冷却はファンレスが基本
imageビデオカードは、製品によってはCPU以上に発熱が大きいパーツ。このため静音化の重要度も高い。しかし、高性能クーラーを搭載したメーカー純正のファンレス製品の普及などにより、静音化の際にユーザーが手を加える必要性が薄れつつある
ビデオカードの静音化はファンレスタイプが基本
 ビデオカードは、2、3年前までは比較的ファンの動作音が大きい製品が多かったこともあり、静音化の点では非常に重要度が高いパーツだった。しかし最近のビデオカードでは、静音化を目的とした改造(ビデオカード用クーラーの交換)はあまり一般的ではなくなりつつある。

 その理由は大きく分けて二つ。一つ目は、カードに標準搭載されたクーラーの静音化が進み、一般的なユーザーなら気にならない程度にまでレベルが上がってきたことだ。そして二つ目は、静音化にこだわるユーザーに向け、標準でファンレスクーラーを搭載する製品が増加したためだ。

 現在、静音性にこだわるユーザーの間で定番なのが、ファンレスクーラー搭載製品である。理由はシンプルで、後から対策するより購入時に対策された製品を選んだほうが手間とコストがかからないためだ。また、ファンレスタイプの製品は、ビデオカードメーカーが一般的な使用での動作を保証したものとなっており、クーラーの交換によるメーカー保証の消失というリスクがない点も安心できる。

 ファンレスタイプの製品と聞くと一見高価そうに思えるが、最新の製品ではファン付き製品との価格差が2,000~3,000円程度と、かなり小さくなっている。

 このように多くのメリットを備えるファンレスタイプのカードだが、利用には、いくつかの制限や注意したい点がある。

 まずは、製品の選択肢が限定されること。GPU(グラフィックスチップ)はミドルレンジクラスまでにとどまっており、NVIDIAのGeForce 8800シリーズやATIのRadeon HD 2900シリーズといったハイエンドクラスのGPUを搭載した製品は皆無だ。これらのGPUは最高負荷時の消費電力と発熱が非常に大きく、いかに高性能なものでも、ファンレスクーラーで放熱を行なうのはほぼ不可能なレベルと言えるためだ。

 そして、放熱をケース内のエアフローに頼っているため、ファン付きに比べて扱いが難しいことも挙げられる。エアフローのない状態では、冷却が間に合わずに動作が停止してしまうといったトラブルが、扱いに慣れていないとよく起こる。これはファンレスビデオカードの宿命とも言えるのだが、発熱が比較的小さいローエンドクラスのGPUを搭載した製品ならばともかく、ミドルレンジクラスのGPUの製品では注意が必要だ。
image
静音の意外な大穴?GeForce 8800 GTX
 ハイエンドGPU製品にはファンレスタイプこそないが、ファン付きながら静音性が高い製品が存在する。NVIDIAのGeForce 8800シリーズを搭載したカードだ。

 ハイエンドGPUを搭載したビデオカードは発熱が大きく、ファンの音も大きいというのが常識だが、8800シリーズでは高性能な大型ヒートシンクや低速回転でも風量の多いファンを採用しており、とくに高負荷時には、ミドルレンジクラスの製品よりもかえって静かな場合さえあるほど。カード自体が高価ではあるものの、静音化という面からも注目したいカードだ。
image2世代前のハイエンドGeForce 7800 GTX(左)に比べて大きなGeForce 8800 GTX(右)のクーラー。静音性が高いが放熱量も大きいため、「静かなのだが排気は熱い」という、不思議な動作状態となる
最新ファンレスタイプカードのGPUコア温度を比較
 今回は、最新ファンレスビデオカードの中から人気の高い4機種を選び、GPUコアの温度を測定してみた。Alexey Nikolaychuk氏作のユーティリティ「RIVATuner 2.02」の温度測定機能を用い、ケースに入れない状態でアイドル時(Windows AeroはON)と、3DMark06を実行中の高負荷時における温度を測定した。なお各カードの性能は左ページの3DMark06の結果を参考にしてほしい。

 結果をみると、まず製品間の差が小さいことに気が付く。とくにアイドル時はほぼ60℃後半に集中しており、よい意味でレベルが拮抗している。高負荷時の温度は、Inno3DのGeForce 8500 GT搭載製品だけが若干高いようだが、GPU側の動作保証温度上限の目安は100℃前後なので定格の範囲内ではある。ただ、利用には注意する必要もありそうだ。
image
測定環境
CPU:AMD Opteron 146(2.7GHzにオーバークロック)
マザーボード:ASUS A8N-SLI Premium(NVIDIA nForce4 SLI)
メモリ:ノーブランド PC3200 DDR SDRAM 512MB×2+256MB×2(計1.5GB。359.1MHzで駆動。CL=2.5)
HDD:Maxtor DiamondMax 10 6L250S0(Serial ATA 2.5、250GB、7,200rpm)
OS:Windows Vista Ultimate※室温26℃
アイドル時はOS起動から10分後、高負荷時は3DMark06実行時にRivaTuner 2.02でコア温度を測定
ASUSTeK
EN8600GTS SILENT/HTDP/256M
実売価格:30,000円前後
問い合わせ先:news@unitycorp.co.jp(ユニティ コーポレーション)
URL:http://www.asus.co.jp/
imageNVIDIA GeForce 8600 GTSを搭載したファンレス最高速クラスのカード。立体的なヒートパイプで接続された天面の大型ヒートシンクが特徴だ
SPECIFICATION
グラフィックスチップ:GeForce 8600 GTS
ビデオメモリ(バス幅):256MB(128bit)
GIGABYTE
GV-NX86T256H
実売価格:19,000円前後
問い合わせ先:03-5812-6120(リンクスインターナショナル)
URL:http://tw.giga-byte.com/
imageNVIDIA GeForce 8600 GTを搭載した人気製品。このクラスのファンレスではめずらしく、ヒートシンクには1スロットタイプのものを採用する
SPECIFICATION
グラフィックスチップ:GeForce 8600 GT
ビデオメモリ(バス幅):256MB(128bit)
Inno3D
iChill GeForce 8500GT 256MB DDR2
実売価格:14,000円前後
問い合わせ先:support@kohryu.com(興隆商事)
URL:http://www.inno3d.com/
imageファンレスクーラー「ZAV-Accelero S2」を搭載する製品。メモリを中心にオーバークロックされており、コストパフォーマンスに優れる
SPECIFICATION
グラフィックスチップ:GeForce 8500 GT
ビデオメモリ(バス幅):256MB(128bit)
Sapphire
RADEON HD 2400PRO
実売価格:9,000円前後
問い合わせ先:03-5215-5650(アスク)
URL: http://www.sapphiretech.com/jn/
imageRadeon HD 2400 PRO搭載の手頃なビデオカード。GPU自体のTDPが25W以下と低く、シンプルなクーラーでも十分な放熱が行なえる
SPECIFICATION
グラフィックスチップ:Radeon HD 2400 PRO
ビデオメモリ(バス幅):256MB(64bit)
ビデオカードクーラーも使ってみよう
 本文でも紹介したように、製品数こそ少なくなったものの、単体のビデオカードクーラーは現在も発売されている。最新のファンレスビデオカードクーラーは、とくに、2、3年前の製品に比べて大きく性能が向上しており、NVIDIA GeForce 6600 GTなどのミドルレンジGPUなどであれば、かなり容易にファンレス化できるだろう(もちろん、装着の手間はかかるが)。製品としては、写真のARCTIC COOLING製「ZAV-Accelero S1」や、ZALMAN製「VNF100」などが代表的だ。
imageARCTIC COOLING製「ZAV-Accelero S1」(実売価格:3,500円前後)。シンプルな形状だが、4本のヒートパイプ、エアフローを配慮したフィンなどで、高い性能を実現している
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