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その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:芦澤英一 | ||||||||||||||
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CPUの発熱量と静音性に密接な関係があるのは冒頭に書いたとおりだが、CPUの発熱量の目安となるのが、設計上想定される最大放熱量の指標であるTDP(Thermal Design Power:熱設計電力)の値。TDPはあくまでもピーク時の値なので、ストレートにCPUの発熱量を示すものではないが、あらかじめ冷却を考える上で参考となる数少ない具体的な数値だ。静音性と性能の両立を目指すなら、まずはTDPの低いCPUの中から選択しておきたい。![]() 近年はCPUの低消費電力化が進んだ。一般的に、消費電力が少なくなると、それに応じて発熱も減る。そのため、近年のCPUは、冷却をそれほどシビアに行なう必要がなく、静音化しやすい。これは、アーキテクチャの進化によるところが大きい。たとえばミドルレンジの製品で比較するなら、同じデュアルコアCPUでも2005年発売のPentium D(NetBurstマイクロアーキテクチャ)と現在の主力Core 2 Duo(Coreマイクロアーキテクチャ)とでは、TDPが約2/3(Pentium D 820:95W/Core 2 Duo E6600:65W)になり、大幅な省電力化が実現されていることが分かる。下のシステム全体の消費電力のグラフを見ても、Pentium DとCore 2 Duoでは大きな差が付いている。 ![]() IntelのライバルであるAMDも、ここ数年は基本的なCPUアーキテクチャに変化はないものの着実な進化を遂げており、65nmプロセスルールを採用したAthlon X2では、TDP 45Wの低消費電力を実現している。ハこれを受けてミドルレンジクラスでは、低速回転ファンを搭載した静音タイプのクーラーでも十分に冷却を行なえる製品が主力になっている。 ![]() ただし、より性能の高いハイエンドCPUに目を移すと、クアッドコアのCore 2 Quad Q6600のTDPは105W(G0ステッピングは95W)、Athlon 64 X2 6000+にいたっては125Wと非常に発熱が大きい。下のPCMarkの結果を見ても、性能面は優れているのだが、高負荷時の消費電力も大きく、静音PCを組むには向いていないと言える。 ![]() そして、性能にある程度目をつぶるなら、モバイルPC用のCPUを使う手もある。TDPは格段に低く(Core 2 Duo Tシリーズで31W)、ファンレス冷却も視野に入るが、マザーボードの選択肢が少なく、割高となる点がデメリットになる。 ![]() 以前よりも自由度は高くなっているが、究極の性能を求めれば静音性の面で、究極の静音を求めれば性能の面でそれなりの妥協が必要となる。納得できる静音PCを組むには、性能のレベルと静音性のレベルを見きわめることが重要だ。 |
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Intel | ||||||||||||||
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実売価格:16,000円前後 | ||||||||||||||
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問い合わせ先:0120ー868686(インテル) URL:http://www.intel.co.jp/ |
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AMD | ||||||||||||||
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実売価格:14,000円前後 | ||||||||||||||
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問い合わせ先:0120-263-669(日本AMD) URL:http://www.amd.co.jp/ |
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CPUは常にフル稼働しているわけではない。IntelのEIST(Enhanced Intel SpeedStep Technology)やAMDのCool'n'Quietといった機能は、それほど大きな電力を必要としない待機状態(アイドル状態)に、CPUの駆動倍率と動作電圧を自動的に切り換えるものだ。EISTの前身であるIntel SpeedStepテクノロジは、もともとバッテリ持続時間が重要なモバイルPC向けに省電力化の目的で開発されたもの。AMDのCool'n'Quietも同様だ。下の測定結果を見ても分かるとおり、こうした機能を有効にすると消費電力が低減し、結果として発熱も小さくなる。つまり、静音化にも有効活用できるわけだ。 | ||||||||||||||
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ベンチマーク環境 マザーボード:[LGA775環境]GIGABYTE GA-965P-DQ6 Rev2.0(Intel P965+ICH8R) [Socket AM2環境]GIGABYTE M59SLI-DSS5(NVIDIA nForce 590 SLI) メモリ:センチュリーマイクロ CD1G-D2U800(PC2-6400 DDR2 SDRAM 1GB)×2 ビデオカード:ASUSTeK EAX1650PRO SILENT GE/HTD/256M(ATI Radeon X1650 PRO) HDD:Seagate Barracuda 7200.9 ST3160811AS(Serial ATA 2.5、7,200rpm、160GB) OS:Windows Vista Ultimate |
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発売日:3月29日
特別定価:1,980円
発売日:2022/11/29
販売価格:1,800円+税
発売日:2019/05/29
販売価格:1,780円+税
発売日:2019/03/25
販売価格:1,380円+税
発売日:2018/02/28
販売価格:980円+税
発売日:2017/03/17
販売価格:1,680円+税
発売日:2016/09/23
販売価格:2,400円+税
発売日:2016/03/29
販売価格:1,480円+税
発売日:2015/12/10
販売価格:1,280円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/02/27
販売価格:980円+税
発売日:2014/12/05
販売価格:1,280円+税
発売日:2011/12/22
販売価格:980円+税
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