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TEXT:宇野貴教 | ||||||||||||||
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BitLockerは、Vistaの入っているHDDを暗号化して、情報の漏洩を防ぐ機能だ。利用するにはVistaをインストールしたパーティションとは別に1.5GB以上のアクティブパーティションがあること、TPM 1.2に準拠したセキュリティチップが搭載されていることの二つの条件が必要だ。 しかし、設定を変えることでセキュリティチップはUSBメモリで代用することができる。USBメモリを暗号化鍵として使うには、「グループポリシーオブジェクトエディタ」(gpedit.msc)を検索して起動し、下の手順で設定を変更すればよい。 なお、BIOSがUSBストレージをサポートしていないと、USBメモリを鍵に設定してもOS起動時の認証が行なえないので、古いマシンでは注意が必要だ。 |
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BitLockerの解除キーにUSBメモリを指定するには、グループポリシーオブジェクトエディタ(gpedit.msc)を起動する | ||||||||||||||
ここで「互換性のあるTPMが装備されていないBitLockerを許可する」にチェックを入れると、USBメモリが使えるようになる | ||||||||||||||
あとはコントロールパネルにある「BitLockerドライブ暗号化」からドライブ暗号化を実行し、USBメモリを鍵として選択する | ||||||||||||||
起動時にUSBメモリが外れていると、装着するよう促される。紛失した場合は、事前に作成した回復パスワードを入力する | ||||||||||||||
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BitLockerはVistaがインストールされているパーティションを丸ごと暗号化する。したがって、解除鍵がなければデータの読み書きはもちろん、ブートすら不可能だ。試しにBitLockerで暗号化を施したパーティションがあるHDDを、XPがインストールされたマシンに接続しドライブを覗いてみると、未フォーマットのドライブとして認識された。中にあるはずのファイルが一切見えないので、暗号化されたファイルのコピーすら取ることができない。 また、VistaとXPのデュアルブート環境でVistaをBitLockerで暗号化すると、XPでブートした場合はVistaパーティションにアクセスできない。このようにBitLockerによるセキュリティアップの効果はきわめて高く、導入する価値は大いにある。 |
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BitLockerで暗号化したドライブをXPから見ると、未フォーマットのパーティションとして認識される。廃棄時にも有効な手段だ | ||||||||||||||
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