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超保存版 BIOS設定の歩き方
TEXT:芦澤英一
組み立て・増設直後のチェックポイント
imagePCの組み立て・増設が完了して無事電源を投入できたら、BIOS画面でCPU・メモリ・HDDなどが正しく認識・設定されているかをチェックしておこう。問題なく動いているようでも、実は本来のパフォーマンスが得られていないといったこともある。
 ここ最近のパーツを組み合わせていちから自作した場合、大抵マザーボードに接続された主要パーツはOS起動時に自動的に検出され、適切なパラメータが設定される。そんなわけで、ユーザーがBIOSメニューで設定しなければならない項目はそれほど多くない。必須なのは、OSインストールのために起動ドライブの優先順位を変更して、日付と時刻を正しく合わせることくらいだろう。

 しかし、とりあえず起動に成功していても、各パーツ――とくにCPUなどの性能を十分に発揮できないようなBIOS設定になっている可能性もある。また、何かトラブルがあった際に、ポイントとなる設定の意味を知っていれば、原因究明の大きな助けとなる。ここでは、組み立てや増設が完了したらまずチェックしておきたい主要項目をピックアップし、その意味を簡単に解説したい。
imageAMI BIOSのメインメニュー画面。搭載しているドライブが一覧表示されている(JMicronなどのオンボードIDEコントローラ接続の光学ドライブは非表示)。ここではAMI BIOSを搭載したASUSTeKのP5B Deluxeを例に話を進めている
CPU設定のチェックポイント
 最新CPUは、省電力機能、ハードウェアレベルのウイルス防御機能などを備えている。これらの機能は、BIOS設定画面で有効/無効にできる。多くの場合、とくに重要なCPUの機能などは、初めから有効化されていることがほとんどで、通常はそのままで問題ないことが多い。また、CPUが対応しているはずの機能の設定項目がない製品も存在するが、その場合は有効に設定されていて変更できないだけのこともある。例外として、EISTやCool'n'Quietなどの省電力機能をWindows XPで有効にするには、Windows側の電源設定も必要なので注意しよう。
imageCPUの機能に関する設定は、Award BIOSでは「Advanced BIOS Features」、AMI BIOSでは「Advanced」メニューの「CPU Configuration」などにある
C1Eステート
項目名:CPU Enhanced Halt(C1E)、C1E Supportなど
C1Eステートとは、CPUを休止状態にする機能。CPUは何もタスクを実行していない場合、消費電力を抑えた状態(C1Eステート)に移行し、CPUの動作クロックも一定の値まで下げられる
NXbit
項目名:No-Execute Memory Protect、Execute Disable Bitなど
データ領域でのプログラム実行を禁止することにより、バッファオーバーフロー攻撃をブロックし、システムを防御するXD(eXecute Disable)bitの設定。AMD系のCPUで用いられるNX(No eXecute)bitもまったく同じ機能
Virtualization Technology
項目名:Virtualization Technology、VTなど
Virtualization Technology(VT)とは、OSに対してCPU・メモリ・ビデオカード・ネットワークといったハードウェアリソースを仮想化し、複数のOSを互いに干渉することなく同時に実行可能とする技術
Thermal Monitor 2
項目名:CPU Thermal Monitor 2、CPU TM Functionなど
Thermal Monitor 2とは、CPU温度が異常に上昇した場合に、動作クロックと電圧を下げてCPUを保護する機能。動作クロックのみを調整するPentium 4 Eステップ以前のTM機能ほど性能は落ちない
EIST
項目名:CPU EIST Function、Intel SpeedStep Technologyなど
EIST(Enhanced Intel SpeedStep Technology)とは、CPUの負荷に応じて動作クロックと電圧を調整することで、省電力を実現する技術。AMD CPU用マザーボードのBIOSには、ほぼ同様の機能「Cool'n'Quiet」の設定項目がある
imageAMDプラットフォームのCool'n'Quietも、IntelのEISTと同様の省電力機能だ
メモリ設定のチェックポイント
 メモリに関してまずチェックしておくべきなのは、メモリを2枚1組で使用した場合にデュアルチャンネル動作が有効になっているか否かだ。同じスペックのメモリが正しく装着されていれば、多くの製品は起動画面で「Dual Channel」と表示される。「Single Channel」と表示される場合は、今一度メモリを装着したスロットの位置を確認しよう。

 また、BIOSで動作クロックやメモリタイミングも一応チェックしておきたい。通常、メモリはSPDチップに適切なパラメータが記録されており、BIOSはその情報を読み取って自動設定を行なう。しかし、ものによっては情報が正しく記録されていないことなどもあるからだ。
image起動画面(POST画面)は、PC起動時にPauseキーを押すことで一時停止して確認できる
image動作クロックが正しくない場合、マニュアル設定にすると、正しく動作することもある
電源設定のチェックポイント
 Windows Vistaでは、システム終了の標準設定を電源OFFではなく、スリープ(スタンバイ)にすることによって迅速なリスタートを可能としている。そこで重要性が増すのが、BIOSにおけるスリープモードの設定だ。

 BIOSで通常設定可能なスリープモードは「S1」と「S3」(下表参照)の2段階。S1では、CPUの動作は停止状態となるが、電力供給は継続する。よって、CPUファンや電源ファンも回転したままとなる。対するS3は、メモリとチップセットだけに通電する省電力モード。復帰にかかる時間はS1のほうが短いが、消費電力や静音性とのバランスを考えるとS3の設定が優れていると言えるだろう。
imageAMI BIOSではスリープモードの設定は「Power」メニューにある。Windows Vistaでスリープモードを経済的に使うにはS3を有効に設定
S1とS3の違い
S1 通電状態は通常時と同じで、省電力効果はない。ただし、復帰時間が短く、パーツの相性による不具合も少ない
S3 メモリとチップセットのみに通電するので、消費電力は10W以下程度。使用パーツによっては復帰に失敗する可能性がある
HDD設定のチェックポイント
 HDD関連の要チェック項目は、Serial ATAの動作モードだ。Serial ATA関連の設定項目には、大きく分けて「IDE」、「AHCI」、「RAID」の3種類があり、このうち「AHCI」と「RAID」がネイティブモードで、Serial ATAの標準仕様であるAHCIに対応し、転送速度に優位性のあるNCQが利用できる。ただし対応HDDとチップセット、そしてOS(Vista/XP、XPはOSインストール時にドライバが要求されることがある)が必要なことに注意。「IDE」はIDE互換モードで、Serial ATA HDDをIDE HDDのように使用できるが、NCQには非対応。IDEモードには、さらに「Combined(Compatible)」と「Enhanced」の2種類のモードがあるが、OSがWindows XPやVistaなら「Enhanced」で問題ない。「Combined」はWindows 98/Meなど古いOSの認識可能台数に合わせて、IDEとSerial ATAのドライブを合計4台までしか接続できないようにするモード。
imageAMI BIOSでは、AHCIやRAIDで使用する場合も「SATA Configuration」を「Enhanced」に設定する。「Compatible」はCombinedモードのこと
image「SATA Configuration」を「Enhanced」に設定すると出てくる選択画面。「AHCI」、「RAID」を選択時に「AHCI Configuration」が同項目下に出現
Serial ATAモードの違い
  Intelの主な対応ICH NCQ対応 特徴
AHCI ICH6R/ICH7R/ICH7 DH/ICH8(AHCIのみ。Vista環境に限定)
ICH8R/ICH8 DH
OSにWindows Vista/XPを使用して、RAIDを使わないならこのモードがお勧め。NCQ対応でSerial ATA HDD本来のパフォーマンスが得られる
RAID OSにWindows Vista/XPを使用して、RAIDを使用するならこのモード。NCQにも対応している
IDE Auto ICH6/ICH6R
ICH7/ICH7R/ICH7 DH
ICH8/ICH8R/ICH8 DH
× AHCI/RAID非対応のチップセットでOSにWindows Vista/XPを使用する場合の自動設定
Combined
(Compatible)
× OSにWindows Me/98/95などを使用する場合は、このモードに設定する。IDE/Serial ATAのドライブはOSの制限により4台までとなる
Enhanced × AHCI/RAID非対応のチップセット(コントローラ)でOSにWindows Vista/XPを使用する場合の設定。マザーボードに搭載するIDE/Serial ATAポートがすべて活用できる
SATA Only × このモードに設定するとIDEドライブが接続不能となる。Serial ATAドライブをIDEのマスターとして設定する必要がある場合など、特殊な用途以外では使用しない
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