その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:清水理史 | ||||||||||||||
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Windows VistaではHDDに対する要件があまり高くない。Windows Vista Premium Ready PCでは、40GB以上(15GB以上の空き容量)となっており、ほとんどのPCで条件を満たすことが可能だろう。また、Windows Vistaのエクスペリエンスインデックスを利用した場合もエントリークラスの40GBモデルで「5」前後の高いスコアが表示される。 では、Windows VistaではHDDはあまり重要ではないのかと言うと、そういうわけではない。アプリケーションの肥大化、映像や音楽、画像などのデータの増大を考えると、HDDの容量は多いに越したことはない。CPUの場合と同様に、あくまでも実用環境を想定して製品を選ぶべきで、現在であれば300~500GB程度の製品を選ぶのが妥当だろう。 なお、Windows Vistaでは、Serial ATAのネイティブインターフェースであるAHCI(Advanced Host Controller Interface)が標準サポートされている。これにより、NCQなど、Serial ATA 2.5対応製品の機能をようやく手軽に活用することが可能となった。 ここ1、2年でHDDの主流は、従来のIDEから徐々にSerial ATAへと移行しつつあるが、Vistaの登場によって、この状況がさらに加速することは確実だ。これからHDDを購入するのであれば、Serial ATA 2.5対応の製品を選ぶとよいだろう。 |
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Windows Vistaのパフォーマンスを左右するもっとも大きな要因となるのは、おそらくメモリと考えてよいだろう。 これまでのWindows XPであれば、通常で512MBあればよく、1GBで余裕というところだったが、Windows Vistaでは、これでは足りない。実際、Windows Vistaの最低要件であるWindows Capable PCで512MB、Windows Premium Ready PCでは1GBが要件とされており、ほかのパーツの条件に比べるとシビアな要求がなされている。 実用環境を考えても、これは妥当な数値だ。512MBのPCでの動作は重く感じられる上、Windows Aeroも無効になってしまう(ほかの条件を満たしていた場合でも)。これに対して、1GB以上のメモリを搭載したPCはサクサクとした操作感が得られる上、エクスペリエンスインデックスでも4以上の値をマークできる。ここが最低限のラインと言えるだろう。 ただし、複数のアプリケーションを起動したり、ガジェットを多数配置すると、1GBでは心もとない場合もある。可能なら1.5GB~2GBのメモリを搭載しておくのが理想的だ。 とくにHDDの速度がボトルネックになりがちなノートPCの場合は、大量のメモリによってHDDへのアクセスを減らすことが全体的なパフォーマンス向上に大きく寄与する。デスクトップなら1GBでも実用的だが、ノートPCの場合は最低でも1.5GBのメモリを搭載したおいたほうがよいだろう。もちろん、前述したWindows ReadyBoostを活用すると、なおよいパフォーマンスが得られるだろう。 |
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パフォーマンスの改善 | ||||||||||||||
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ドライバの問題でAeroが有効になっていないが、基本的なデザインは現在とさほど変わらないβ2。ただし、パフォーマンスは極めて悪かった | ||||||||||||||
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現在のRTMに極めて近いデザインのRC1。インターフェースはほぼ完成している。パフォーマンスは大幅に向上しているが、RTMほどの軽快さはない | ||||||||||||||
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現在のRTM。アイコンや標準の壁紙がRCから変更されているものの、全体のイメージは踏襲されている。パフォーマンスもかなり改善されている | ||||||||||||||
ドライバ認識率の向上 | ||||||||||||||
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β2のデバイスマネージャ。RAID、グラフィックス、テレビキャプチャ、オーディオとさまざまな機器を認識不可。ドライバ不足がネックだった | ||||||||||||||
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標準搭載ドライバがかなり増え、認識されないのはRAIDコントローラ程度となった。この時点でかなり実用的なOSへと仕上がっている | ||||||||||||||
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ごらんの通り、ほとんどのドライバを標準で認識するRTM。テレビキャプチャなども製品によっては認識可能で、かなり使いやすくなった | ||||||||||||||
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