その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:清水理史 | ||||||||||||||||||||||||
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せっかくWindows Vistaを利用するのであれば、やはりその最大の特徴でもある「Windows Aero」は快適に利用できるようにしたいところだ。半透明効果のウィンドウやスタートメニュー、3D効果のウィンドウ切り換えなど、これぞ新OSのWindows Vistaという醍醐味を味わうことができる。 もちろん、Windows Aeroを無効にすることもできるが、デスクトップのデザインは平坦なのっぺりとしたイメージになってしまう上、透明感がまったくなくなり、Windowsフリップ3Dが使えないなど、かなり味気ない印象になる。 マイクロソフトは、このようなWindows Aeroを快適に利用できるPCの目安を「Windows Vista Premium Ready PC」として定めている。その内容は、1GHzのプロセッサ、1GBのシステムメモリ、40GBのHDDなどだが、注目はグラフィックスだ。WDDMドライバ対応のDirectX 9グラフィックスのサポート、128MBのグラフィックスメモリ(最小)、Pixel Shader 2.0、1ドットあたり32bitの色深度と細かく規定されている。 と言っても、現行世代、もしくは1世代前辺りのミドルレンジのGPUを搭載したビデオカードであれば、この要件を満たすことができる。NVIDIA GeForce Ti 4200など古い世代の製品を使っている場合は、GeForce 7600クラスの製品に買い換えておくのが得策だろう。 |
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要件を満たしてないビデオカードの場合、ウィンドウのタイトルバーやスタートメニューなどで半透明効果が適用されない味気ないデザインになる | ||||||||||||||||||||||||
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「Alt」+「TAB」のタスク切り換えでも、従来と同じアイコンのみの表示となり、サムネイル表示されなくなる。内容が確認できないのは不便 | ||||||||||||||||||||||||
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3D効果を利用したタスク切り換えが可能な「Windows フリップ3D」。非対応ビデオカードの場合、この機能自体が無効になり利用できない | ||||||||||||||||||||||||
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もしかすると、Windows Vistaの利用において、CPUの性能はあまり重要視されていないように感じるかもしれない。実際、前述した「Windows Vista Premium Ready PC」でも1GHzのプロセッサと、そのハードルはかなり低い上、最新のCPUでなくても体感的には快適にOSを操作することができる。 Windows Vistaのエクスペリエンスインデックス(PCの性能を示す指標)でも、Celeron D 320クラスであれば4.0とそれなりに高い値をマークしている。さすがに、PentiumIII 1GHzとなると1.9とかなり値が低く実用は厳しいが、ここ2、3年で購入したPCであれば十分に対応できそうな結果となっている。 しかし、これはあくまでもOSの動作要件である点に注意したい。OS上でさまざまなアプリケーションを起動したり、そこでエンコードなどの作業を行なえば、当然、CPUパワーが必要になってくる。OSを快適に利用できることと、実用環境でPCを快適に利用できることは別問題と考えるべきだ。 とくにWindows Vistaでは、バックグラウンドで検索用のインデックスを作成したり、デフラグなどのメンテナンスを実行したりといった同時処理を前提とした機能が数多く搭載されている。また、デスクトップに表示されるガジェットなども、それぞれはわずかながら数が増えるにしたがってリソースを消費することになる。 こういった点を考えると、理想はマルチタスクを快適に処理できるデュアルコアCPUの利用をお勧めしたいところだ。エンコードなどに利用するならピークパワーも重要だが、一般的な使い方ならミドルレンジのデュアルコアCPUを利用して、複数タスクでも「遅くならない」PC環境を構築するとよいだろう。 |
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Windows ムービーメーカーではHDコンテンツの作成も可能となった。エンコードに利用する場合は、なるべく高性能なCPUを用意する必要がある | ||||||||||||||||||||||||
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タスクマネージャでエンコード中の「CPU使用率の履歴」を表示させている様子。二つのコアの性能をフル活用してエンコードしているのが分かる | ||||||||||||||||||||||||
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PCに搭載されているパーツの性能をスコア表示できるエクスペリエンスインデックス。Windows Vistaを快適に利用するための指標となる | ||||||||||||||||||||||||
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