DOS/V POWER REPORT | Impress Japan

トップ
> その他の特集
> フリーソフト100選

その他の特集（2011年）

高級 vs. 低価格！液晶ディスプレイ群雄割拠

＊ユーザー登録からアンケートページへ進んでください。

＊プレゼントの対象は「最新号購入者」のみとなります。

ハードウェア・システム編

TEXT：芝田隆広

PCを離れたところでリモート操作できる

「RealVNC」

●開発元：RealVNC（日本語版はUnderDone）
●URL：http://www.vector.co.jp/soft/win95/net/se324464.html
●対応OS：Windows XP/98/2000
●バージョン：4.1.2

離れたところにあるPCを遠隔操作するツール。ネットワーク経由でほかのマシンのデスクトップ画面を表示して、各種操作が行なえる。Windowsだけでなく、Linux/Solarisなどのデスクトップを操作できるのも特徴。

成分表

原産国　イギリス

インストーラ：あり
距離：地球の裏側のPCでも操作可
効能：遠隔操作が楽しくなる

常駐せずにキーボードの配置を変更できる

「Change Key」

●開発元：Satoshi
●URL：http://satoshi.web5.jp/
●対応OS：Windows XP/2000
●バージョン：1.4

キーボードの各キーの割り当てを変更できるソフト。たとえば「Caps Lock」キーに「Ctrl」キーの機能を割り当てるといったことが可能。常駐しないが、一度キー割り当てを実行すれば以後もそのまま使うことができる。

成分表

原産国　日本

ファイルサイズ：28KB
キーバインド：自由自在
効能：親指Shiftも実現

多彩なCPUの情報表示をサポート、動作倍率・電圧の変更も行なえる

「CrystalCPUID」

●開発元：ひよひよ
●URL：http://crystalmark.info/
●対応OS：Windows Vista/XP/Me/98/2000/Server 2003
●バージョン：4.9.0.315

搭載されているCPUのIDやクロックなどの情報を収集し、表示できるソフト。非常に多くのCPUをサポートしているのが特徴。また、一部の環境では動作倍率や電圧の変更もこのソフトから行なえる。

成分表

原産国　日本

ファイルサイズ：518KB
新CPU対応度：即対応
効能：Vistaにもいち早く対応

PCの電源をリモートでON/OFFできる

「Remote Power Standard Edition」

●開発元：Software Factory
●URL：http://softwarefactory.jp/
●対応OS：Windows XP/2000/Server 2003
●バージョン：1.60

同一LAN内にあるWindows/Linuxマシンや、ネットワークHDD（NAS）の機器（ホスト）を、遠隔操作でON/OFFすることができるソフト。なお、電源のONを行なうには、ホストが「Wake On LAN」に対応している必要がある。

成分表

原産国　日本

インストーラ：あり
電源管理：お手のもの
効能：電気代も節約できる

CPU・HDDなどの温度測定やファンの回転数を制御できる

「SpeedFan」

●開発元：Alfredo Milani Comparetti
●URL：http://www.almico.com/speedfan.php
●対応OS：Windows XP/Me/98/2000/Server 2003
●バージョン：4.31

CPUやマザーボード上、HDDの温度をリアルタイムで表示することができるほか、ファンの回転数表示、制御にも対応したユーティリティ。HDDのS.M.A.R.T.情報やCPUクロックの表示などにも対応する。

成分表

原産国　イタリア

インストーラ：あり
ファン回転数：リアルタイム制御
効能：静音化も目指せる

ノートPCのCPUクロックを変更可能なソフト

「Notebook Hardware Control」

●開発元：NHC Forum
●URL：http://www.pbus-167.com/
●対応OS：Windows XP/2000
●バージョン：2.0 Pre-Relasese-04

ノートPCのCPUクロック倍率や電圧を変更できるツール。CPUクロックを下げることで消費電力を抑えて、バッテリ駆動時間を延ばすことができる。タスクトレイアイコンの右クリックメニューから各種設定を変更可能。

成分表

原産国　ドイツ

インストーラ：あり
CPUクロック変更：Windows 上で可
効能：バッテリ稼動時間が延びる

多くのWindowsソフトのフォントの描画をなめらかにする

「gdi++.dll」

●開発元：】◆0x0D/0x20I
●URL：http://drwatson.nobody.jp/gdi++/
●対応OS：Windows XP/2000
●バージョン：－

成分表

原産国　日本

ファイルサイズ：69KB
フォントなめらか度合：メイリオ級
効能：フォントだけVista風に

　「gdi++.dll」は、Windowsのソフトで使われるフォントの表示をなめらかにすることができるツールだ。

　普段Windowsしか使っていないと「これでも十分フォントはキレイ」と思うかもしれない。しかし、Windowsでは、大抵のアウトラインフォントが、Mac OSなどと比べると、粗い感じの表示となってしまう。これはWindowsのフォント処理機能が不十分であるからだ。

　gdi++.dllは、その表示品質を改善するために作られたツールだ。このツールでは、ソフトの実行時にWindowsのシステムファイルの一つである「gdi32.dll」の処理を肩代わりする。そして独自方式のフォント処理を行なうことで、フォント描画をよりキレイなものにできる。

　使い方は非常に簡単だ。実行ファイル「gdi++.exe」、あるいはそのショートカットに、フォント描画をなめらかにしたいソフトの実行ファイルをドラッグ＆ドロップするだけでよい。すると、そのソフトがgdi++.dllで拡張され、フォント表示がなめらかになった状態で起動する。なお設定により、フォントの表示品質をさらに向上させたり、文字の濃さを3段階で指定したりすることも可能だ。

　gdi++.dllは、各ソフトの実行ファイルを書き換えるわけではないので、表示をなめらかにしたい場合は、常にgdi++.exeを経由してソフトを起動する必要がある。いちいちドラッグ＆ドロップするのがめんどうな場合は、ソフトのパスを設定したgdi++.exeのショートカットを作成しておけばよい。

gdi++.exeの使い方（基本）