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その他の特集（2011年）

高級 vs. 低価格！液晶ディスプレイ群雄割拠

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TEXT：山本倫弘

HDDユーティリティソフトを活用する

HDDを活用するためのソフトと言ってもバックアップやパーティションの整理などさまざまなものが存在している。その中から、すぐそこまで来ているWindows Vistaを見据えたユーティリティソフトを紹介していこう。

■	HDDを便利に使うユーティリティソフトウェア

　近年のデータファイルの肥大化に対応するため、より高速、大容量のHDDが登場し、これに伴ってさまざまな問題も発生しつつある。たとえば大容量のファイルを削除したり、書き込んだりしていると、ファイルの断片化が起こりやすく、ディスクのアクセス速度が低下しやすい。さらに、記録型の光学ドライブへのバックアップはすでに容量不足だが、だからと言ってバックアップを怠れば、一度のディスククラッシュで大量のデータを失なってしまうことになる。

　このような状況を回避するために、HDDの進化に合わせ、Windows標準ではサポートされていないHDDの操作を行なうことができるHDD向けの各種ユーティリティソフトが発売されている。たとえば、データを残したままパーティションサイズを変更したり、スケジュールされた時刻にバックアップしたり、HDDの詳細を報告してくれたりするような機能だ。これらのユーティリティは、市場に多く出回っているので、比較的簡単に購入することができるだろう。

■	Vistaで変わる HDDのユーティリティソフト

　先ほど、Windows標準ではサポートされない機能と書いたが、Windowsの開発元であるMicrosoftでも、こうした状況に手をこまねいているわけではない。発売間近のWindows Vistaでは、さまざまな新機能が搭載されており、すでにリリースされているRC1でも、その機能を確認できる。Windows XPまでは市販のソフトウェアを購入しなければできなかったHDDまわりの機能も多数追加されている。とくにバックアップや復元機能などは大幅に使い勝手が改善され、機能的にも強化されている。こうなると、Vistaに標準で用意されている機能しか搭載していないユーティリティソフトは陳腐化し、用をなさなくなってしまうだろう。

■	どのようなユーティリティを購入すべきか？

　今回紹介するユーティリティがWindows Vistaで利用できるか、もしくはパッチなどでメーカーが対応してくれるかどうかは、発売前の現時点では不明ながら、仮に利用できるとした場合、Windows Vistaで標準機能が強化されることを考えると、そうした機能以上に特徴を持ったユーティリティソフトを購入したいところだ。ここでは、そのような条件にそって、パワレポ厳選のHDDユーティリティソフトウェアを紹介していこう。