その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:保坂陽一 | |||||||||||||||
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microATXやMini-ITXでの組み立て方法そのものに関しては、多少狭いスペースでの作業にはなるものの、PC自作の知識があれば悩むことはないだろう。しかし、小型PCでは、パーツ選びの時点からすでに組み立ては始まっていると考えるべきだろう。まずはケースを選んだら、それがどんなものかをよく把握して、どんなパーツが最適か、どんなふうに取り付けることができるか、よくイメージしてみよう。一式揃えて買ってきて、いざ組み立てようとすると使えなかった、などということも少なくないのだ。 たとえば、小型で高性能なゲームマシンを目指すなら、CPUとビデオカードはよいものを選びたいところだが、ビデオカードの形状はもちろん、ビデオカードの電源コネクタなどもチェックしておく必要がある。ただ、これまであった電源容量が不足するという問題は、省電力CPUを使うことでかなり緩和されることとなった。同様に、CPUクーラーもそれほど強力なものが必須ではなくなったのもうれしいところだ。逆に言えば、それだけスペースに余裕を生み出すことが可能になったということでもあるだろう。ケーブルなどもしっかりまとめて、小さく美しい、機能的な小型PCを作ってみていただきたい。 |
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フルサイズのPCI Express x16スロットが使用できるmicroATXケースであれば問題ないが、Low Profileタイプのスリムケースの場合は、当然ビデオカードも対応したものを選ばなければならない。数は多くないが、探せばスペック的に十分なものが手に入るはずだ。また、ケースにもよるが、Mini-ITXでもPCIスロットなどを使用して、グラフィックス機能をアップグレードできる可能性はある。 | |||||||||||||||
右がLow ProfileタイプのPCI Express x16スロット用ビデオカード。ブラケットを交換することで、通常のスロットにも対応できる | |||||||||||||||
スリムケースに装着。ビデオカードと同様に、Low Profileタイプのテレビチューナーカードもあるので、スリムケースでもあきらめずに探そう | |||||||||||||||
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小さいケースでは、避けて通れないのがCPUクーラー。コンパクトなCPUクーラーでも、高性能をうたった製品が発売されているので、そちらを利用するとよいだろう。静音化のためにはファンレスの小型ヒートシンクなどを使う手もあるが、そこまでこだわらないのならば、省電力CPUでもしっかりしたCPUクーラーを使用するほうが、製品寿命も延びるはずだ。 | |||||||||||||||
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microATX、Mini-ITXともに、組み立てるとケースの内部はかなり狭くなる。搭載ドライブが少なくても、接続ケーブルだけで空間が埋まってしまうのだ。エアフローにも大きく影響するので、たとえ省電力CPUを使っていても、下のようなスリムケーブルを使うなどして、多少でも快適にする努力をしよう。 | |||||||||||||||
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小型ケースで採用されている電源ユニットは、形状も容量もさまざまだ。microATXケースの場合、SFX電源という規格に対応したものが広く採用されているが、サイズは同じでも、取り付ける向きが違う(冷却ファンの配置や電源コンセントの位置)ものがあり、すべてのケースで使用できるとは限らない。マザーボードを換装する際、電源ユニットも一緒に交換する必要が生じることもあるため、ショップに出かける前によくケースを確認しておこう。 大きめのmicroATXケースの場合、ATX電源が使えるものもあるので、こちらの場合は交換に困ることはないだろうが、Mini-ITXでACアダプタを使用するような場合は、壊れてしまうとメーカー修理に出す以外にないこともあるので注意したい。 なお、一部のパーツショップでは、有料でパーツの相性による交換を受け付けるサービスを行なっているところがあるが、この電源ユニットに関してはぜひ有効に活用することをお勧めする。間違ったからと言って、すぐ新しいものを買えるほど、電源ユニットは安い買い物ではないだろう。 |
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右の2製品は同じSFX電源だが、冷却ファンの配置が違う。どちらが自分のケースに合っているのか、よく確認してから購入したい | |||||||||||||||
microATXケースの中には、ATX電源をそのまま採用しているものもある。ケースとセットで購入する際は、電源の形状もよく確認しておこう | |||||||||||||||
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オウルテック | |||||||||||||||
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実売価格:9,000円前後 | |||||||||||||||
TEL:046-236-3522 URL:http://www.owltech.co.jp/ |
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350WのSFX電源ユニット。Serial ATAなど各種最新インターフェースを備え、ボールベアリングファンにより静音性も高めている | |||||||||||||||
サイズ | |||||||||||||||
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実売価格:9,000円前後 | |||||||||||||||
E-mail:support@scythe.co.jp URL:http://www.scythe.co.jp/ |
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8cm角ファンを搭載した400W静音SFX電源。もちろん各種電源コネクタもバッチリで、古いmicroATXケースの流用時にもよいだろう | |||||||||||||||
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発売日:12月28日
特別定価:2,310円
発売日:2022/11/29
販売価格:1,800円+税
発売日:2019/05/29
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発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
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発売日:2011/12/22
販売価格:980円+税
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