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今度は後悔しない! 一つ上のATXケース選び
PCケース11製品大検証
側面写真の赤の点線は標準的ATXサイズを表わしています。
TEXT:長畑利博
拡張性と冷却性能のバランスに優れたATXケース
GIGABYTE
POSEIDON
実売価格:16,000円前後
問い合わせ先:03-5812-6120(リンクスインターナショナル)
URL:http://www.gigabyte.co.jp/
imageSPECIFICATION
本体カラー:シルバー、ブラック
電源:なし
ベイ: 5インチベイ×5、3.5インチベイ×1、シャドーベイ×4
標準搭載ファン: 12cm角×1(前面)、12cm×1(背面)
フロント端子:USB×2、IEEE1394(6ピン)×1、ヘッドホン、マイク
サイズ(W×D×H):200×440×495mm
重量:8kg
image
精度:■■■■■■■■■ 9
サイドパネルのかみ合わせやドライブなどのパーツの取り付け精度など、ケースとしての完成度は非常に高い。サイドパネルのアクリル窓交換も大きな手間はかからない
剛性:■■■■■■■■■ 9
サイドパネルはやや薄めだが、材質の強度があり、きしんだりすることはない。本体部分もシンプルな構造のわりには、加重をかけてもきしまず、信頼性の高い筐体だと感じた
メンテナンス性:■■■■■■■■ 8
マザーボードの取り付け以外はネジがなくても組み立てが可能だ。ケース内部に余裕があるため、電源の取り付けもしやすかった。レイアウト自体はごく普通で可もなく不可もなくといった感じで、組み立てなどは行ないやすい
 本製品はマザーボードメーカーであるGIGABYTEが送り出したATXケース。メンテナンス性の高さとデザイン性の高さを両立させているのが特徴だ。同社製のATXケースとしては第2弾にあたり、前モデルの3D AURORAのよいところを引き継ぎながら低価格を実現、使い勝手も向上している。大きな違いとしてはフロントパネルが扉式から一般的なものに変わったことがある。本体の材質は厚さ0.7mmの亜鉛メッキ鋼板を採用、フロントパネルにはアルミを使用している。扉カバーがなくなったため、ベゼルカラーのコーディネイトを考えねばならないが、5インチベイやスイッチ類へのアクセスが簡単になり、実用性は上がった。

 デザイン性についても、フロントのエッジ部分にダイヤモンド加工を施すなど、デザイン的なアピール度は十分に高い。前モデルにも搭載されていた前面下方に取り付けられたLEDライトによりロゴを表示するライトビームプロジェクタなども健在だ。サイドパネルの開口部はメッシュタイプになっているが、メッシュ部分を付属のアクリル板に交換することでケース内部を見せることもできる。

 同社製水冷ユニット「GH-WIU01」との連係機能も前モデルから引き継いでおり、本体背面部分に取り付けが可能なほか、冷却液用のチューブ専用のゴム穴も用意されている。ドライブベイはすべてレール式を採用しており、HDDをはじめ、拡張スロットなど、すべてのパーツがネジなしで固定可能になっている。ファンは本体背面と前面の2カ所に用意されている。二つのファンは1本の電源ケーブルでつながっており、一つの電源コネクタで同時に駆動できるなどマザーボードメーカーらしい工夫も見られる。
image本体背面には同社製の水冷ユニットGH-WIU01の冷却液用チューブを通すための穴が用意されている。ゴムカバーも付いており音漏れは少ない
imageフロントパネル下部には製品ロゴをLEDで投影するシステムが用意されている。写真のブルーのほかに白に変更することもできる
imageドライブはレールで固定。レールにHDDの固定金具が付いているためドライブの固定にネジは一切不要
image3.5インチベイのラインを延長する形で設置された電源スイッチのデザインが秀逸。USBやサウンドコネクタも左右に分かれておりフルに接続しても配線がごちゃごちゃしにくい
imageサイドパネルのメッシュ部分は吸気口となっている。付属のアクリルパネルと交換することも可能だ
数々のアイディアを組み込んだデザインケース
Thermaltake
Armor Jr. VC3000BNS
実売価格:17,000円前後
問い合わせ先:sales-jp@thermaltake.com(日本サーマルティク)
URL:http://www.thermaltake.com/japan/products.htm
imageSPECIFICATION
本体カラー:ブラック
電源:なし
ベイ: 5インチベイ×5、3.5インチベイ×2、シャドーベイ×4
標準搭載ファン: 12cm角×1(前面)、12cm角×1(背面)
追加可能なファン:12cm角×1(HDDサイド)
フロント端子:USB×2、IEEE1394(6ピン)×1、ヘッドホン、マイク
サイズ(W×D×H):210×495×478mm
重量:9.92kg
image
精度:■■■■■ 5
サイドパネルなどのかみ合わせはきっちりしているが、強度の問題からかマザーボードの固定精度がやや甘く、ドライブベイのベゼルへのテンションのかかり方もばらつきがある
剛性:■■■■■■■■ 8
フロントはアルミ製だが、本体部分はすべてスチール製のため剛性に問題はない。サイドステイでさらに補強されているため、共振の心配も少ないだろう
メンテナンス性:■■■■■ 5
拡張スロットのストッパーの調整にはドライバーが必要になる。また、レール式HDDベイについても、ゴムワッシャーがあるためドライバーでの固定が必要となるなど使い勝手の部分でツメの甘さが見られる
 本製品はオリジナリティの高いPCパーツの販売で知られるThermaltake製のATXケース。本製品もあらゆる部分に同社の独特のアイディアが盛り込まれている。フロントパネルには観音開き構造のアルミカバーがデザインのアクセントとして採用され、メッシュタイプのベゼルにより通気性を高めている。

 製品名のとおり同社のATXケース「Armor」の小型版にあたり、機能はArmorシリーズを踏襲した部分が多い。水冷ユニットへの対応、オプションパーツ使用によるBTX対応など機能は多彩だ。異なる点としてはベイ数のほか、小型化のため電源ベイは通常の横置きタイプに変更、ファンレスシステムのための縦型通気構造などは廃止された。新機能としてはWestern Digitalの窓付きHDD「WD Raptor X」が透けて見えるように取り付けるためのオプションが用意された。

 フロント、サイドの各パネルにはパーツ盗難防止用のセキュリティキーロック機能のほか、電源スイッチやリセットスイッチ、アクセスランプと3.5インチベイを兼ねた5インチベイが用意されており、これを動かすことにより好きな位置にスイッチなどを配置できる自由度の高いデザインを採用している。材質に関してはフロント部分がアルミ製で、本体部分はスチール製という構造。冷却ファンは12cm角タイプをフロントとリアにそれぞれ1個ずつ配置、5インチベイは5、3.5インチベイは2、シャドーベイは4個と拡張性も十分。HDDベイには振動防止のためのゴムワッシャーが取り付けられている。

 その一方で、拡張スロット固定金具の構造や上部USBコネクタなどのレイアウト、観音開きカバーの作りの兼ね合いで、組み立て方法には多少のクセがある。
imageUSB端子は本体上部に設置されている。天板の上に周辺機器を置いて取り付けられるのは意外に便利
imageHDDベイには振動防止のためのゴムワッシャーが取り付けられている。ベイの手前にWestern Digitalの窓付きHDDを取り付けるスペースが用意されている(取り付けキットは別売り)
image5インチベイのカバーはすべてメッシュ仕様。高い通気性がウリ。前面の12cm角ファンは青色に発光する
imageドライブベイはレール式。5インチベイはネジなしで固定できるが、HDDに関しては振動防止ゴムの関係で専用ネジでの固定が必要
imageセキュリティを重視し、ケースの開閉に連動する防犯ブザーも搭載している
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