その他の特集(2011年) | |||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|
||||||||||||||
|
||||||||||||||
TEXT:伊藤裕也 | ||||||||||||||
|
||||||||||||||
|
||||||||||||||
DVD Shrinkのポイントは、DVD-Videoに記録されている映像データを圧縮して2層ディスクのデータを1層に収まるよう圧縮(トランスレート)したり、必要な映像/音声だけを選んでディスクを再編集したりなど、フリーソフトながら市販のソフトに匹敵する機能を搭載していることだ。これらの機能を駆使すれば、市販DVD-Videoで一般的な片面2層のディスクも、片面1層のDVD-Rなどに収まるサイズに簡単に圧縮できてしまう。 DVD Shrinkにはライティング機能が用意されていないので、DVD-Videoのディスクイメージを1層サイズに圧縮して出力した後は、別のツールを使って書き込みを行なう必要がある。ちなみに、ライティングソフトの「Nero」と連係できるので、システムにNeroがインストールされた環境なら、リッピングからディスクへの書き込みまで、すべての作業をDVD Shrink上で 実行できる。 さてここでは、DVD Shrinkの代表的な用途と思われる2層→1 層変換の手順を紹介していく。有志によって日本語化されたバイナリが存在するので、日本語化パッチを当てる必要はなく、各種設定も初期状態でほぼ問題ない。唯一、ディスクの読み込みだけは手動だが、とくに悩むような手順はないだろう。 なお、不要なデータを省いて容量を節約できるディスクの再編集については、下記で紹介している。映像をできれば再圧縮したくないという場合は、こちらの方法を試してみてほしい。 |
||||||||||||||
|
||||||||||||||
|
||||||||||||||
Chappu氏のWebサイトからDVD Shrinkの日本語版を入手できる | ||||||||||||||
(1)初回起動時に各種設定をしておく。この五つのタブで、トランスレートする際に目標とするディスクサイズやプレビューで使用するビデオレンダラ、VOBファイル分割の可否などを設定できる | ||||||||||||||
(2)初期状態で目標圧縮サイズは片面1層の「4.7GB」に設定されている。値を入力するカスタム設定も可能だ | ||||||||||||||
|
||||||||||||||
DVD Shrinkのメインウィンドウ。上部のメニューボタンからは、DVD-Videoディスクやイメージの読み込み、バックアップなどが行なえる | ||||||||||||||
ドライブを指定してDVD-Videoを開くと、ディスクの分析が行なわれる。この処理はディスクの内容やPCのスペックにもよるが、数分かかる | ||||||||||||||
|
||||||||||||||
(1)HDDに生成するディスクイメージのサイズを示すバー。先ほどの設定で指定したディスクサイズを基準として、そのサイズ以内であれば緑色になるが、オーバーしていると、余剰分が赤く表示される | ||||||||||||||
(2)出力するディスクイメージの状態とファイルサイズを表わす。右側の領域で未選択の項目があるとサイズが青字で表示される | ||||||||||||||
(3)ビデオの圧縮設定には、指定したディスクサイズに合うようにトランスレートを行なう「自動」のほか、トランスレートしない「非圧縮」、圧縮率をユーザー自身で決定する「カスタム」などがある。カスタムを指定した場合、圧縮率を数値かスライダーで選択する | ||||||||||||||
(4)選択したタイトルの映像を、ここでプレビューできる。操作は再生と停止、再生位置の変更のみとシンプル | ||||||||||||||
|
||||||||||||||
「バックアップ!」ボタンからトランスレートを開始する。リージョンが指定されているDVD-Videoの場合には、リージョン除去に関するダイアログが表示される | ||||||||||||||
ファイル生成前に、出力先のフォルダなどを指定するダイアログが表示される。出力に関するオプションの指定はすべてここから行なう | ||||||||||||||
「OK」ボタンを押せば、映像のトランスレートとディスクイメージの作成が始まる。DVD Shrink自体にはライティング機能がないので、別のツールを併用しよう | ||||||||||||||
|
||||||||||||||
ここで紹介した手順では、バックアップ元のディスク構造そのままに1層の容量に収められるが、画質劣化が避けられないというデメリットがある。そこでDVD Shrinkをはじめとする多くのDVDバックアップソフトでは、ソースとなるDVD-Videoから特典映像や一部の音声を削除して再編集することで容量を節約し、肝心な本編部分の圧縮率を下げるという手段を用意している。 | ||||||||||||||
(1)「再編集」ボタンを押すと、DVD-Videoの内容がウィンドウ右側の「DVDブラウザ」に表示される | ||||||||||||||
(2)DVDブラウザで残したい映像を選び、ドラッグ&ドロップで左側の領域に登録する | ||||||||||||||
|
||||||||||||||
|
発売日:12月28日
特別定価:2,310円
発売日:2022/11/29
販売価格:1,800円+税
発売日:2019/05/29
販売価格:1,780円+税
発売日:2019/03/25
販売価格:1,380円+税
発売日:2018/02/28
販売価格:980円+税
発売日:2017/03/17
販売価格:1,680円+税
発売日:2016/09/23
販売価格:2,400円+税
発売日:2016/03/29
販売価格:1,480円+税
発売日:2015/12/10
販売価格:1,280円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/02/27
販売価格:980円+税
発売日:2014/12/05
販売価格:1,280円+税
発売日:2011/12/22
販売価格:980円+税
アンケートにお答え頂くには「CLUB IMPRESS」への登録が必要です。
*プレゼントの対象は「DOS/V POWER REPORT最新号購入者」のみとなります。
ユーザー登録から アンケートページへ進んでください