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かゆいところに手が届く便利なフリーソフト。 基本設定のままでも十分に便利だが、ちょっとした設定の変更でもっともっと便利に使えるようになる。本特集では、定番フリーソフトをジャンル別に取り上げ、ソフトを使いこなすためのテクニックだけではなく秘められた機能を引き出すための設定方法を紹介しよう。 |
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TEXT:芝田隆広 | ||||||||||||
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Webブラウザと言えば、Windows標準のIEが定番だが、IEは現在のWebブラウザとしては決して使いやすいものとは言えないし、セキュリティホールも多く見付かっている。より快適、かつ安心してWebを閲覧したいユーザーにオススメなのが、高機能Webブラウザの「Sleipnir2」だ。 Sliepnir2は、一つのウィンドウ内に複数のWebページを開き、「タブ」と呼ばれる見出しをクリックすることで、次々にWebページを切り換えて、効率的にWebを閲覧できる。また、ブログやニュースサイトをいち早くチェックできるRSSリーダー機能や、セキュリティを守るさまざまな機能も備えているので、IE派のユーザーもぜひ一度試してみてほしい。 |
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「Sleipnir2」のインターフェース | ||||||||||||
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|Setup:01| | ||||||||||||
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Sleipnir2は、すでに述べたとおり、一つのウィンドウ内のバックグラウンドに複数のWebページを開いておき、タブという単位で表示などを管理する「タブ切り換え型のWebブラウザ」だ。Sleipnir2を導入したら、まずはこのタブを使ったインターフェースに慣れるところから始めよう。とくにタブ上での右クリックメニューを使いこなすと便利。また「ナビゲーションロック」機能を使うと、そのタブを閉じないようにできるので、誤操作などを防止できる。 また、Webページの表示をより高速にしたいというユーザーは、表示エンジンを標準のIEからGeckoに切り換えることを試してみてほしい。 |
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Sleipnir2ではウィンドウ内にWebページを複数開いて切り換えられる。タブ上の右クリックメニューで、そのタブの左右のタブのみ閉じたり、そのタブだけ閉じたりといった操作も行なえる | ||||||||||||
タブ上での右クリックメニューで「ナビゲーションロック」を選択すると、以降そのページは「右をすべて閉じる」、「左をすべて閉じる」などでは閉じないようにできる。常に表示しておきたいWebページはロックをかけておくとよい | ||||||||||||
より高速にWebページを表示したい人は「ツール」→「Sleipnirオプション」の「全般」タブで「既定のブラウザエンジン」を「Gecko」に変更しよう。ただしGeckoに設定すると各種ソフトによるIE用右クリックメニュー拡張機能は使えない | ||||||||||||
|Setup:02| | ||||||||||||
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Sleipnir2のツールバーの機能で、とくに便利なのが検索ボックス機能だ。Webブラウザのウィンドウに常に検索ボックスが表示されており、検索エンジンを使っての調べ物がすぐにできる。Sleipnir2の検索ボックスには、あらかじめ複数の検索エンジンが登録されており、その中から選んで検索をかけることも可能。通常のWeb検索は、標準ではSleipnir Searchとなっているが、Googleなどのほうが使い慣れているという人は、自由にカスタマイズも可能だ。 | ||||||||||||
ツールバー上の検索ボックスにキーワードを入力すると、検索エンジンを使って調べることが可能。検索エンジンの左側にある虫メガネボタンを押すと、利用する検索エンジンの種類が選べる | ||||||||||||
検索に使用するエンジンを変更したいと思ったら、「ツール」→「Sleipnirオプション」で、「検索」→「検索エンジンメニュー」を選択。「Webページを探す」などの項目をクリックして「編集」ボタンを押す | ||||||||||||
Webページ検索にGoogleを使いたいといった場合は、「検索エンジン」のプルダウンメニューを使って変更しておけば、以降は設定したエンジンを利用できる | ||||||||||||
「表示」→「Dock」→「ページ検索」を選択すると、各ページの上にページ内検索用の検索ボックスを表示させられる。ここで検索をかけると該当する文字がハイライト表示され、目的の語句が簡単に見付け出せる | ||||||||||||
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スポーツの途中経過の速報ページや、発言数の多い掲示板などを見るときは、Webブラウザの更新ボタンを何度も押さないと、最新の情報に付いていけない。このようなページを見るときはSleipnir2の自動更新機能が便利だ。いちいち更新ボタンを押さなくても、一定の間隔でページ内容をリフレッシュしてくれる。また更新間隔は秒単位で自由に設定可能なので、用途に応じて設定してみよう。 | ||||||||||||
スポーツの経過速報など更新が頻繁なページを見るときは、自動更新にしておくと便利。「表示」→「自動更新」で、更新間隔を選べる | ||||||||||||
さらに細かく更新間隔を指定したい場合は、「表示」→「自動更新」→「ユーザー指定」を選択すれば、秒単位での指定が可能 | ||||||||||||
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Sleipnir2は、スクリプトを用いて機能を追加する仕組を装備している。スクリプトはネットのさまざまなサイトで公開されているが、Sleipnir2にも標準でいくつかのスクリプトが同梱されている。たとえば「Googleサムネイル」を使えば、Googleの検索結果に、リンク先のWebページの縮小画像を表示したりできる。ただし、これらのスクリプトは標準ではOFFになっているので、オプション設定でスクリプトを有効にしてから、各機能を呼び出すとよい。 | ||||||||||||
標準添付のスクリプトを使えるようにするには、「ツール」→「Sleipnirオプション」の「クライアント」→「全般」で、「スクリプトによるクライアントの操作を許可する」にチェックを入れておく | ||||||||||||
スクリプトを使うときはメニューの「スクリプト」から呼び出す。たとえば「Googleサムネイル」を使うと、このようにGoogleの検索結果にリンクページの縮小画像を追加できる | ||||||||||||
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