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その他の特集（2011年）

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テキストエディタ

タブ切り換え型テキストエディタ
UnEditorを使いこなそう

TEXT：山本倫弘

作者：Yokka氏
対応OS：Windows XP/2000
URL：http://www.yokkasoft.net/

　テキストエディタは、テキストの作成・編集に特化したソフトだ。テキストの作成と言うとWordなどを利用するユーザーも多いだろうが、装飾する必要のない文章の作成やメモ書き、HTML編集やプログラムの記述などは、ソフトも重くなくメモリも食わないといったメリットもあわせ持つテキストエディタで行なうと効率が上がることは間違いないだろう。

　とはいえ、Windows標準のメモ帳では機能的に非力だ。ここでは数あるテキストエディタの中から、画面分割機能や、タブ機能による複数テキストの編集、WordやExcelなどからのテキスト抽出機能など、さまざまな機能が搭載されたUnEditorを紹介する。その便利な機能の使い方を説明していこう。

UnEditor

左右／上下の画面分割や、複数テキストのタブ表示、ファイルの内容を比較するといった豊富な機能がウリ

Setup：01

ファイルの関連付けをしよう

　UnEditorでは、インストール時にファイルへの関連付けが行なわれない。テキストファイルなどをダブルクリックしたときにUnEditorで開くようにファイルの関連付けを設定すれば、いちいちUnEditorを起動してからファイルを開く操作をしたり、右クリックメニューの「送る」を使ったりしなくてもすむ。

ダブルクリックで開きたい拡張子のファイルを右クリックしてプログラムの選択を選ぶ

プログラムのリストにUnEditorがなければ参照ボタンを押そう

UnEditorをインストールしたフォルダを探して、UnEditor.exeを選択する

UnEditorを選択し、画像の四角で囲ったボックスにチェックを付けて、「OK」ボタンをクリックすれば、以後はダブルクリックするだけで、その拡張子のファイルをUnEditorで開けるようになる

Setup：02

しおり機能を使おう

　しおり機能を使えば、テキストの指定位置にジャンプすることが可能だ。たとえば、数章に分かれた長文を書いている場合には、PageUpやPageDownでも思ったとおりの位置にスクロールできず、通り過ぎてしまっていたということもあるだろう。こんなときにしおり機能を使えば、任意の位置に一発で移動できる。

しおりを設定したい箇所にカーソルを合わせ右クリックメニューを表示し、設定したいしおりの番号を選択しよう

しおりが設定されると行番号の横にしおりの番号が付いた印が表示される

しおりを設定した位置にジャンプしたい場合には、メニューの「検索」から「しおりに移動」を選択し、ジャンプしたいしおりを選択する

Setup：03

お気に入りフォルダを設定しよう

　Windowsのほとんどのアプリケーションでは、ファイルの保存をしようとした場合にマイドキュメントが開かれる場合が多い。しかし、マイドキュメントを使っていない人もいるはずだ。この場合ファイルをよく保存するフォルダをお気に入りとして設定しておけばファイルを開いたり保存したりするとき、すぐにそのフォルダに移動できるようになるのでうまく活用しよう。