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実売5万円以下で高速応答、DVI搭載の17、19型液晶を買う! |
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TEXT:宇野貴教、目黒廣道、藤本 健 |
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スタンドとベゼルが一体化したデザインを採用【17型】 |
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ソニー |
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SDM-HS75P |
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応答速度 8ms |
最大輝度 420cd/m2 |
コントラスト比 600:1 |
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実売価格:48,000円前後 |
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URL:http://www.sony.jp/
問い合わせ先:0570-00-3311 |
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高コントラストフィルタと低反射クリア偏光板の採用で、引き締まった黒を表示できる低反射型のクリアブラック液晶を搭載。PCのデスクトップやゲーム、動画の再生など用途に合わせた画質モードが用意され、オート設定時は周囲の明るさを検出して自動的に画面の明るさを調整する。独特のフレームラインで構成された「ライジング・デザイン」を採用し、奥行きはわずかに約139.2mm。指で軽く押すだけでチルト角を調整できる。 |
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SPECIFICATION |
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最大表示解像度:1,280×1,024ドット
最大表示色数:約1,620万色
視野角:上下160゚/左右160゚
チルト:上20゚
インターフェース:DVI-D、Dsub 15ピン
本体サイズ(W×D×H):約388×139.2×382.5mm
重量:約5kg |
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各ケーブルを接続した後にカバーをかけることで、背後から見てもすっきりとしたデザインを維持している |
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メニュー表示、カーソル、決定の各ボタンが独立しているので、操作に迷うことがなく使いやすい |
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On Screen Display |
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本体に用意された上下ボタンと決定ボタンで操作しやすいように、メニュー項目も縦に配置されている |
主な調整項目 |
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画質モード:オート、GAME、PC、MOVIE
色温度調節:6,500K、9,300K、sRGB、ユーザー(RGB255段階)
ガンマ:3段階 |
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19型ではめずらしいワイド液晶で画面広々【19型ワイド】 |
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ディーオン |
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TEW1910SDR |
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応答速度 8ms |
最大輝度 300cd/m2 |
コントラスト比 500:1 |
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直販価格:43,800円 |
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URL:http://www.candela.co.jp/
問い合わせ先:045-472-8181 |
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19型ワイド液晶パネルを採用し、PC向けとしてはやや変則的な1,440×900ドット(WXGA+)の解像度がユニークな1台。19型で一般的な1,280×1,024ドット(SXGA)と比較すると縦の解像度が短くなるものの、アスペクト比16:9の動画再生にはぴったりだ。2W×2のスピーカーを内蔵するので、AV用途を主なターゲットとした液晶ディスプレイと言えるだろう。表示の大きなOSDメニューは非常に見やすく、項目がボタン配列と同じ縦並びなので操作しやすい |
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SPECIFICATION |
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最大表示解像度:1,440×900ドット
最大表示色数:約1,619万色
視野角:上下130゚/左右150゚
チルト:なし
インターフェース:DVI-D、Dsub 15ピン、LINE IN
本体サイズ(W×D×H):464×192×380mm
重量:4.5kg |
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各コネクタは下から垂直に接続するタイプ。スタンドをよける形で配置されているので、接続時の手間は少ない |
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ボタンは右側面に集中している。カーソルボタンが縦一列に並んでいるため、ボタンを間違えやすいのが難点 |
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On Screen Display |
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RGB各色を100段階で任意に変更できる詳細な色温度設定モードを搭載。動画再生時はプリセットのピクチャーモードが最適 |
主な調整項目 |
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画質モード:ピクチャー、テキスト、エコ
色温度調整:6,500K、7,500K、9,300K、sRGB、ユーザー(RGB各色100段階) |
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ユニークなスタンド機構を持つお買い得モデル【17型】 |
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日本エイサー |
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AL1751 |
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応答速度 8ms |
最大輝度 300cd/m2 |
コントラスト比 700:1 |
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実売価格:32,000円前後 |
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URL:http://www.acer.co.jp/
問い合わせ先:03-5771-5250 |
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今回取り上げた17製品中、もっとも低価格な1台。応答速度8ms、輝度300cd/m2、コントラスト比700:1のスペックはクラス水準以上で、ステレオスピーカーが内蔵されていることも考えればお買い得度は非常に高い。DVI-DとDsub 15ピンの入力インターフェースがスタンド側に用意されている仕様がユニークで、電源は付属のACアダプタで供給する。また、スタンドを付けたままVESAアームの取り付けが可能だ。配線の仕組上、奥行き164mmの短さを活かせないのが惜しい。 |
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SPECIFICATION |
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最大表示解像度:1,280×1,024ドット
最大表示色数:1,620万色
視野角:上下135゚/左右150゚
チルト:非公開
インターフェース:DVI-D、Dsub 15ピン、LINE IN
本体サイズ(W×D×H):379×164×400mm
重量:4.8kg |
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パネル背面ではなくスタンド側に配置されたインターフェースは接続しやすいが、せっかくの奥行きの短さが犠牲になっている |
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ボタンはスタンド上に配置。メニュー表示ボタンと決定ボタンが同じで、AUTOボタンで終了なので、ややとまどう |
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On Screen Display |
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OSDメニューは見やすい作りだが、DVI接続時にユーザーがカスタマイズできる詳細な項目は色温度くらいとやや簡素 |
主な調整項目 |
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色温度調整:暖色、寒色、ユーザー(RGB各色100段階) |
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バックライトを長持ちさせる |
液晶パネル自体の寿命は、CRTと比べると非常に長い。しかし、液晶パネルよりもバックライトの寿命が先に来てしまうので、結果としてCRTより長寿命だとは感じにくい。逆に言えば、バックライトを長持ちさせれば液晶ディスプレイをより長く使い続けられるわけだ。
その方法は簡単で、できるだけバックライトの照度を落としてやればよい。使っていないときにディスプレイをOFF(スタンバイ)にするのはもちろん、連続使用時も明るさを抑えてやればよい。 |
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初期設定だと製品によっては最大輝度に設定されている場合がある。まぶし過ぎる設定はバックライト寿命だけでなく、目にも影響するので気を付けたい |
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どんなディスプレイでも輝度設定は必ずある。白地のテキストなどが読みやすくなる程度の明るさが最適だ |
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1,677万色と1,619万色の違い |
液晶ディスプレイのスペックにある最大表示色数を見ると、1,677(1,670)万色と1,619(1,620)万色という2種類があることに気付くはずだ。RGB各色が8bit/256階調あれば、256×256×256で1,677万色のフルカラーだが、低価格モデルでは6bit/64階調が一般的。
足りない2bitはFrame Rate Control(FRC)によって補っている。これはたとえば赤と青を交互に表示して紫を表現するという手法で、FRCを使っても実際にはRGB各色で253階調にしかならない。253の3乗は1,619万となり、この仕様を一般的に疑似フルカラーと呼んでいる。 |
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スペックを見ると「疑似フルカラー」、「ディザリング」、「FRC」などと表記されている場合があるが、いずれも補完処理が施されている |
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R64階調×G64×B64=約26万色
R64階調×G64×B64+FRC=253階調×253×253=約1,619万色
R256階調×G256×B256=約1,677万色 |
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