その他の特集(2011年) | |||
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Windowsをより便利にパワーアップするためのツール類を紹介 | ||||||||||||||
TEXT: 宇野貴教 | ||||||||||||||
デスクトップに見た目も美しいさまざまな便利ツールを配置できる | ||||||||||||||
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デスクトップ上にカレンダーや時計などのさまざまなアイテムを自由に配置することができるMac OS Xの“Dashboard”。「Konfabulator(Yahoo! Widgets)」は、WindowsでこうしたDashboardに近い機能を実現できるツールだ。 画面には、視覚的にも美しく、機能的も優れたアイテムが並ぶ。時計やカレンダーを見れば、どんな働きをするか、すぐにイメージしていただけるだろう。各アイテムの情報は、リアルタイムで自動的に更新される。なかには、天気予報や株価情報のように、インターネットから情報を入手して表示してくれるものもある。Webブラウザを起動してWebサイトにアクセスする必要があった情報が、何のアクションもせずに表示できるわけだ。そのほかにも、CPU利用率やメモリ使用率といったシステム情報を表示するアイテムも用意され、ハードウェアモニタリングツールとしても活用できる。 これらの各アイテムは“Widget”と呼ばれ、インストール直後に起動するのは数個のみだが、マイドキュメントフォルダの中に作成される「My Widgets」フォルダには、計16個のWidgetが収録されており、ダブルクリックすれば新たなWidgetを追加できる。そして、一つのWidgetが1ファイルになっていることからも想像できるように、Widgetはあとから好きなだけ追加することもできる。Konfabulatorの公式サイトでは、各種ツール類、ミニゲーム、RSSリーダー、デスクトップマスコットなど1,400個を超えるWindows用Widgetが公開されている。 Konfabulatorは単にデスクトップに情報表示機能を追加するだけでなく、無機的で素っ気ないWindowsのデスクトップを、華やかに彩ることもできるツールである。機能を向上するだけでなく、デザインにもコダワリたい人にうってつけだ。 |
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デスクトップ画面にスモークを張る機能があり、この状態だとより統一感のあるデザインになる。後ろにある半透明のウィンドウはキー操作のみ可能 | ||||||||||||||
標準搭載のWidgetをいくつか並べてみた。月は月齢表示で、一番下は右がCPU利用率、左がメモリ使用率を表示している | ||||||||||||||
各Widgetには設定項目が用意され、たとえば天気予報は表示する地域と摂氏/華氏を指定できる。表示フォントの指定なども可能 | ||||||||||||||
Web&ローカル検索ツールにRSSビューアが付いた! | ||||||||||||||
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Googleデスクトップは、Webに加えてローカルHDD内の情報を検索できるツール。検索用のインデックスファイルを作成し、結果を一瞬で表示する。 Googleデスクトップ2の新機能であるサイドバーには、メール、ニュース、RSSフィード、Webページのアクセス履歴などを表示できる。これらの情報は自動的に更新され、項目をクリックするとWebブラウザで開くことができる。 ファイル整理がずぼらな人ほど、ありがたみを感じるツールだ。 |
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サイドバーのウェブクリップには、RSS/Atomフィード対応サイトの情報を表示できる。手動登録も可能だが、最近見たサイトも自動登録される | ||||||||||||||
Googleデスクトップ2の目玉とも言えるサイドバーの機能。各項目はスタートメニューのように階層をたどっていくこともできる。一度階層を開くと自動的に閉じてくれないのが難点 | ||||||||||||||
検索キーワードの入力時は、一文字入力するごとにデスクトップ検索結果がポップアップする。最初はわずらわしいが、慣れれば便利 | ||||||||||||||
定番PCエミュレータのフリー版が登場! | ||||||||||||||
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VMware Playerは、Windows/Linux OS上で、もう1台PCを動作させることができるPCエミュレータ。ただし、本ソフトは“プレイヤー”のため、エミュレートのもととなる仮想PCを作成するには、VMware Workstationが別途必要となる。ただVMwareシリーズ以外にも、Microsoft Virtual PCやSymantec LiveState Recoveryのディスクフォーマット環境を、仮想PCファイルとして用いることが可能だ。これらのソフトウェアがないと仮想PCファイルは作成できないが、Linuxディストリビューションを導入した数種類の仮想PCファイルがVMwareのVirtual Machine Centerに用意されている。実際にWindows XPをインストールした仮想PCを本ソフトで動作させてみたが、予想以上に軽快だ。仮想PCファイルが作成できないのは残念だが、ロースペックのノートPCでも動かせるPCエミュレータとして重宝する。 | ||||||||||||||
VMware Player上でも、通常のPCと同様にBIOSからステップを経てWindows XPが起動する。起動速度はネイティブ環境より若干遅い程度 | ||||||||||||||
動作速度はエミュレータとは思えないほど快適。仮想PCにVMware Toolを導入すれば、UXGA以上の画面解像度も指定可能 | ||||||||||||||
仮想PCのメモリ割り当て容量と、終了時の処理なども設定できる | ||||||||||||||
ライトで軽快なPCエミュレータ | ||||||||||||||
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「QEMU」はLinux/Windows/FreeBSD/Mac OS Xで動作し、多くのCPUをサポートするエミュレータ。動作モードには、x86/ARM/SPARC/PowerPCの各CPUをエミュレートするユーザーモード、x86のPC1台をエミュレートするフルシステムモードの2種類がある。フルシステムモードでは、IDE接続のHDD、4倍速CD-ROMドライブ、NE2000互換NIC、CL-GD5446搭載ビデオカード、SoundBlaster 16互換サウンドカードなどをエミュレートする。QEMUでは、コマンドラインオプションにより起動HDDイメージを設定する必要があるが、バッチファイルを作成することで対処できるだろう。 主な使い道としては、Windows上でLinuxを動作させるなどが考えられる。フルシステムモードの周辺機器環境が古いことから、DOSやWindows 95といった古いOSを動作させるのもおもしろい。 |
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Windows用QEMUのパッケージにはLinux 2.4.21のイメージを収録。画面はLinuxイメージを起動したところ | ||||||||||||||
右上のアプリケーションバーを見れば、Windows XPでKNOPPIXが起動していることが分かる。起動時間は長いが動作自体は軽快 | ||||||||||||||
あらゆるOSでリモート操作できる | ||||||||||||||
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RealVNCは、離れた場所にあるPCをネットワーク経由で操作するためのソフト。リモートアクセス機能はWindows XPにも搭載されているが、操作される側がXP Professionalである必要がある。RealVNCにはそうした制限がなく、WindowsからMacといった異なるOS間でも操作が可能だ。操作される側ではあらかじめRealVNC Serverを起動しておく必要があるが、Javaが実行できる環境ならWebブラウザからでも操作できる。 リモートで操作するには、操作されるPCのIPアドレスをWebブラウザかRealVNC Viewerで指定する。ネットワーク状況にもよるが、リモートアクセス時の操作性はやや緩慢。このためサーバーの操作や、出先からの簡単なアクセスなどが主な用途になるだろう。セキュリティには注意が必要だが、複数のPCを触る必要があるユーザーにはかなり有用なソフトウェアだ。 |
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Real VNC Viewerdでのリモート操作画面。多少遅いこととサウンドが出ないことを除けば、普通に操作するのと同じ使い勝手 | ||||||||||||||
セキュリティはパスワードによる管理が基本だ。リモート操作でデータを削除することもできるので、パスワードはしっかりと設定しよう | ||||||||||||||
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