インテル特集
インテル(R) Core(TM)2 Duoプロセッサー搭載マシン購入ガイド
Core 2 Duo徹底解説
Core 2 Duoマシンに乗り換える!
Core 2 Duo搭載マシンパーフェクトカタログ 1/5
Core 2 Duo搭載マシンパーフェクトカタログ 2/5
Core 2 Duo搭載マシンパーフェクトカタログ 3/5
Core 2 Duo搭載マシンパーフェクトカタログ 4/5
Core 2 Duo搭載マシンパーフェクトカタログ 5/5
Core 2 Duo対応マザーボード カタログ 1/6
Core 2 Duo対応マザーボード カタログ 2/6
Core 2 Duo対応マザーボード カタログ 3/6
Core 2 Duo対応マザーボード カタログ 4/6
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Core 2 Duoマシン購入ガイド
TEXT:鈴木雅暢
PCアップグレードのチャンス到来
Core 2 Duoマシンに乗り換える!
imageこれまでさんざんCore 2 Duoは速くてクールでエポックメイキングだとほめ賛えてきたが、具体的にどのくらい速くてクールなのか。
ここでは実際にテストを行なって検証した。
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Core 2シリーズ搭載PCはこのロゴが目印だ
PentiumIIIやPentium 4から乗り換えるとどのくらい快適か?
 今回使用したのは比較的手頃な価格で入手できるCore 2 Duo E6600。システム構成もごく一般的な水準と思われるものにとどめている。比較対象には、PentiumIII 1GHz、Pentium 4 2.4CGHz、Pentium D 940(3.2GHz)を搭載したシステムを用意した。詳細な環境は別掲してあるが、Pentium Dの場合はCore 2 Duoとまったく同じシステムを使い、PentiumIIIは6年前、Pentium 4は3年前、それぞれ主役を張っていた当時の標準からややハイエンド寄りとなるような構成としている。古い世代のPCを使い続けている方にとって、どのくらいの違いが出るのか、実感しやすいだろう。

 グラフ1に掲載したのはPCMark05のスコア。テスト内容は、Webページ表示、ファイル圧縮/解凍、暗号化/解除など、日常的によく使われるような処理をシミュレートするものだ。Core 2 Duoのスコアは、Pentium Dの約1.2倍、Pentium 4の約2.9倍、そしてPentiumIIIの何と約7.6倍である。またグラフ2は、大きなCPUパワーを要求する処理の代表例として実施したWindows Media Encoder 9によるエンコードのテスト結果。これもほぼ似た傾向で、Core 2 Duoは、Pentium Dの約1.5倍、Pentium 4の約2.9倍、そしてPentiumIIIと比べると約7.3倍高速だ。

 グラフ3では、ワットチェッカーで計測したシステム全体の消費電力を掲載しているがCore 2 Duoのシステムはアイドル時で87W、ピーク時で129W。PentiumIIIにはおよばないが、とくに負荷時ではPentium 4 2.4CGHzより大幅に抑えられている。現在の冷却技術をもってすれば、無音に近い静音化も夢ではない。それを実証するのがグラフ4の騒音テスト。各CPUのリテールパッケージに付属するクーラーの騒音を15cmの距離から測定したものだが、やはりDC12V/0.12Aの低電力駆動の効果により歴代のクーラーよりも明らかに静音だ。

 このように性能面は文句なし。Pentium Dからでも十分に体感可能なレベルだが、Pentium 4やPentiumIIIからの乗り換えならば、まさに別次元の快楽が待っている。省電力という面ではPentiumIIIにはおよばなかったものの、環境の整備により、静音性に関して言えば、当時よりも明らかに優れていると言える。読者の中には、これといった決め手がなく、長い間古いPCを使い続けてきた方もいるだろう。Core 2 Duoはそんな方にこそお勧めしたい。間違いなく「買い」のCPUである。
総合性能はPentiumIIIの何と約7.6倍!
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エンコードもPentiumIIIの約7.3倍速い!
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消費電力はPentium Dから約30%減!
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確かに静かなCPUクーラー
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【Core 2 Duo/Pentium D環境】
マザーボード:Intel DP965LTCK(P965)
メモリ:PC2-5300 DDR2 SDRAM 512MB×2
HDD:Western Digital WD Cavier SE WD3200JS(Serial ATA、7,200rpm、320GB)
ビデオカード:Albatron 7600GT(GeForce 7600 GT、256MB)

【Pentium 4環境】
マザーボード:MSI 865PE Neo2-PFS(865PE)
メモリ:PC3200 DDR SDRAM 256MB×2
HDD:Seagate Barracuda 7200.7 ST3160021A(Ultra ATA/100、7,200rpm、160GB)
ビデオカード:MSI G3Ti500 Pro-VTG(GeForce3 Ti500、64MB)

【PentiumIII環境】
マザーボード:GIGABYTE GA-60XT(815EP)
メモリ:PC133 SDRAM 256MB×2
HDD:Seagate U6 ST320410A(Ultra ATA/100、5,400rpm、20GB)
ビデオカード:カノープス SPECTRA 5400R2(RIVA TNT2、32MB)

【共通環境】
OS:Windows XP Professional SP2(DirectX 9.0c)
Core 2 Duoで変わる
デスクトップPCのスタイル
TEXT:宇野貴教
imageCoreマイクロアーキテクチャを採用したCore 2 Duoは、速度、消費電力ともにPentium 4/Dから劇的な変化を遂げている。
もちろん、これを採用するPCはそれまでのものとは異なるものとなる。
ここでは実際の用途を交えて、これからのユーザー環境がどう変わるのか、その具体例を紹介したい。
用途1
imageデュアルコアと最新GPUで3Dゲームが軽々動く
 NetBurstマイクロアーキテクチャを使ったPentium 4は、エンコードは得意だがゲームは苦手と言われてきた。しかし、Core 2 Duoはそんなイメージを払拭するパワーを持ち、最新ビデオカードと組み合わせれば、ハイスペックが必要とされるFPSゲームも軽々とこなせる。今後ゲームのマルチスレッド化が進めば、さらなる高速化も期待できるため将来性も高く、とにかくハイパフォーマンスを求めるゲームユーザーにうってつけのCPUと言える。
image緻密に3D描写された戦場を駆け回って戦うFPS「バトルフィールド2」。Core 2 Duoと最新ビデオカードのパワーを存分に発揮できるゲームだ
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ロジクールのゲーム向けマウス「G5 Laser Mouse」とキーボード「G15 Gaming Keyboard」。快適なマシンには快適な操作環境が欠かせない
用途2
image静音電源とファンレスビデオカードで静かなPC
 Core 2 Duoは消費電力が大きく下がっており、EシリーズのTDPは最大でも65Wに収まっている。3GHzオーバーのPentium Dでは80W超えが当たり前だったことを考慮すると、これは劇的な下げ幅と言えるだろう。消費電力が下がれば発熱も少なくなり、CPUクーラーのファン回転数を落としてノイズも減らすことができる。つまり、静音電源やファンレスビデオカードを組み合わせれば、誰でも簡単に静かなマシンを作ることが可能となる。静音志向の人にもお勧めなCPUというわけだ。
image最近はミドルレンジクラスのビデオカードでもファンレス仕様の製品が多く、パワフルで動作音なしの3D環境も簡単に構築可能になっている
image大口径12角cmファンを搭載することで静音仕様をうたう電源ユニットも多い。今回紹介するマシンでも、12cm角ファン搭載電源が多く見られた
用途3
imageMedia CenterとキャプチャカードでリビングPC
 今回紹介するショップブランドマシンの多くはBTOメニューにキャプチャカードが用意されており、リビングPCの必須要素であるテレビ機能を追加できる。Core 2 DuoならHDTVなど高解像度フォーマットの再生やDVDオーサリングも高速にこなせるなど、さらにリビングPCとして高い性能が期待できる。ホームエンタテイメント向けプラットフォーム「Viiv」に対応したマシンも続々と登場してくるだろう。デジタル放送時代に必要なCPUパワーを、Core 2 Duoは秘めている。
imageリビングPCにはテレビキャプチャカードが必須。今回紹介するショップブランドマシンでも、BTOメニューで選択できるメーカーが多数ある
imageBTOでOSにMedia Center Edition 2005を選択できるマシンなら、リビングに溶け込むホームエンタテイメントPCとして利用できる
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