GIGABYTE
マットブラック基板の採用でイメージ一新
GIGABYTEは、このIntel 6シリーズ世代の主力製品で特殊コーティングのマットブラック基板を新たに採用。同社のマザーと言えばコーポレートカラーである青い基板のイメージが強かっただけにインパクトが大きく、新世代を強くイメージさせることに成功している。
広帯域で多機能な正統派ハイエンドモデル
- Intel P67
- USB 3.0×10 ※
- SATA 3.0×6 ※2
- GA-P67A-UD7 (rev. 1.0)

※4基はピンヘッダで実装
※22基はeSATAで実装
GIGABYTEのIntel 6シリーズ搭載ラインナップの最上位に位置するモデル。負荷に応じて電源回路を12フェーズから24フェーズ動作へと自動的に切り換えて変換効率を最適化する「Dual Power Switching」に対応。また、スイッチチップのnForce 200を実装することでPCI Express 2.0レーンを拡張しており、3-wayのSLI/CrossFireXに対応。さらに、USB 3.0を10基、Serial ATA 3.0インターフェースを6基(2基はeSATA)利用可能。有線LANを2系統搭載するなど、オンボードデバイスを満載する。
nForce 200を実装 最大3-way構成に対応

PCI Expressスイッチチップ「nForce 200」を搭載し、16レーンのPCI Express 2.0を32レーンに拡張。3-wayまでのSLIおよびCrossFireXでグラフィックス性能を加速できる

シンプルな構成のスタンダードモデル
- Intel P67
- USB 3.0×2
- SATA 3.0×2
- GA-P67A-UD3R (rev. 1.0)

Intel P67チップセットを搭載したスタンダードモデル。電源部は8+2フェーズ構成で、3組の部品を一体化したDriver MOSFETを採用し、基板には発熱を低減する2オンス銅箔層を実装。仕様はごくシンプルで、目立ったオンボードデバイスはUSB 3.0コントローラ程度だ。PCI Express 2.0 x16スロットが2本あるが1本は4レーンであり、マルチGPUへの対応もCrossFireXのみでSLIは非サポート。PCの電源がOFFの状態でもUSB経由でスマートホンなどを充電できるOn/Off Charge機能を備える。
変換効率に優れたDriver MOSFETを採用

電源部には2組のMOSFETとドライバICを一体化したDriver MOSFETを採用している。一般的なMOSFETを利用した回路に比べて発熱が小さく、変換効率に優れるとしている

USB 3.0ポートを8基も使える!
- Intel P67
- USB 3.0×8 ※
- SATA 3.0×4 ※2
- GA-P67A-UD5 (rev. 1.0)

※4基はピンヘッダで実装
※22基はeSATAで実装
Intel P67搭載のアッパーミドル製品。電源回路はDriver MOSFETを採用した20+2フェーズと贅沢な構成でUD7同様に「Dual Power Switching」に対応する。ヒートパイプ式の冷却機構を備えており、放熱性能は高い。USB 3.0インターフェースを8基搭載している。

バランスのよい本格装備の中堅モデル
- Intel P67
- USB 3.0×4 ※
- SATA 3.0×4 ※2
- GA-P67A-UD4 (rev. 1.0)

※4基はピンヘッダで実装
※22基はeSATAで実装
GIGABYTEのP67マザーの中堅モデル。電源部には変換効率に優れるDriver MOSFETを採用しており、12+2フェーズの回路構成を搭載する。PCI Express 2.0 x16スロットを2本備えて、SLIに対応。ルネサス エレクトロニクスのUSB 3.0コントローラを2基実装。

USB 3.0&SATA 3.0対応の廉価モデル
- Intel P67
- USB 3.0×2
- SATA 3.0×2
- GA-P67A-UD3 (rev. 1.0)

電源部の回路構成は4+2フェーズと簡素だが、USB 3.0、Serial ATA 3.0を2基ずつ使えるなど、ツボは押さえている。USBポートからの3倍給電やOn/Off Charge機能にも対応。x16スロットのうち1本は4レーン動作で、マルチGPUはCrossFireXのみサポート。

GPU機能対応のH67搭載スタンダードATX
- Intel H67
- USB 3.0×2
- SATA 3.0×2
- GA-H67A-UD3H (rev. 1.0)

Intel H67チップセットを搭載したATXマザーボード。Sandy Bridgeが内蔵するグラフィックス機能を使用することができる。ディスプレイ出力端子はDisplayPort、HDMIを含めた4系統を装備。バックパネルにはUSB 3.0ポートを2基、USB 2.0ポートを4基装備。

メインでも使える本格派microATX
- Intel H67
- USB 3.0×2
- SATA 3.0×2
- GA-H67MA-UD2H(rev. 1.0)

Intel H67を搭載したmicroATXマザー。電源部には変換効率のよいDriver MOSFETを採用し、回路構成も8+2フェーズと堅実な作り。ヒートシンクも備え、放熱効果を高めている。バックパネルにDisplayPort、HDMI、DVI、Dsub 15ピンの4系統映像出力端子を装備。

P67/H67でも伝統的なBIOSセットアップ画面を採用
Sandy Bridge対応のIntel 6シリーズチップセットを搭載したマザーボードの中にはグラフィカルなUIでマウス操作できるセットアップ画面を採用するメーカーもあるが、GIGABYTEのIntel 6シリーズチップセット搭載マザーボードでは、従来のどおりのテキストベースのセットアップ画面を採用している。どうしても地味に映る点は否めないが、使い慣れた方法でセットアップができるのでとまどいは少ないだろう。

テキストベースのシンプルなBIOSセットアップ画面を採用している。青地に黄文字の配色はGIGABYTEのマザーボードではおなじみと言える