高温、高電圧などの高負荷テストにより品質の悪いメモリチップをふるい落とすDBTテクノロジにより高品質を実現したGeILのPC3-12800（DDR3-1600）メモリ。レイテンシは9-9-9-28。電圧は1.5V。国内ではASUSTeKのマザーボードを取り扱うエムヴィケーが流通を行なっているため、出荷前検証が行なわれているなど、ASUSTeKマザーとの親和性の高さが魅力となっている。メーカーの永久保証付き。

Crucialのオーバークロック向けPC3-12800（DDR3-1600）メモリ。レイテンシが8-8-8-24と高速な点が特徴。電圧は1.65V。Crucialは、DRAMやフラッシュメモリの開発・生産を行なっている大手半導体メーカーMicron Technologyのコンシューマ向けメモリブランドで、その製品は大手PCベンダーの純正メモリに採用されるなど、多方面から高い評価を受けている。高品質な高速メモリが欲しい人に最適なメモリキットだ。

Patriot MemoryのスタンダードなPC3-12800（DDR3-1600）メモリ。同スペックのメモリの中では最安に近い価格で販売されている製品であるが、JEDEC準拠の6層基板に同社の選別したDDR3-1600正式対応DRAMチップを搭載、ヒートスプレッダも搭載されているなど水準以上の仕様を誇る。永久保証も付いており、少しでも予算を抑えたいという人に魅力的なキットとなっている。

Teamのハイエンドユーザー向けメモリであるXtremeシリーズのPC3-12800（DDR3-1600）メモリ。8層基板を採用しており、手動で設定する必要があるが、レイテンシ7-9-7-24の高速動作に対応しているのが最大の特徴。動作電圧は1.65V。同社独自設計のアルミ性のヒートシンクが装着されておりチップの放熱対策も万全。パフォーマンス志向の人に最適なメモリとなっている。メーカーの永久保証付き。

基板の設計から実装までをすべて国内で行なうことにより、高品質・高信頼性を実現しているセンチュリーマイクロのPC3-12800（DDR3-1600）メモリ。JEDEC規格に準拠しており、CL＝11。電圧は1.5V。スペックからも分かるとおり、速さやオーバークロック耐性などを考慮した製品ではなく、とにかく長期間安定して動作することを主眼に設計されている。何よりも信頼性を重視したい人に最適なメモリだ。

低価格ながらも高品質ということで人気の高いCFD販売のPC3-10600（DDR3-1333）メモリ。JEDEC規格準拠品で、CL＝9、電圧は1.5V。Elixirの選別モジュールをCFDがさらに自社で検査、合格したものだけを出荷するという体制がとられており、その品質は市場でも高い評価を得ている。比較的入手性がよい点も魅力で、メーカーの永久保証も付いており安心感も高い。

老舗のメモリモジュールメーカーTranscendのバリューモデルであるJetRamシリーズのPC3-10600（DDR3-1333）メモリ。JEDEC規格に準拠しており、CL＝9、電圧は1.5V。2010年12月下旬時点で、DDR3メモリの中では最安に近い価格で販売されており、メーカー品の中では圧倒的にお買い得感がある。予算を抑えながらも大容量メモリ環境を構築したいといった人に最適なメモリと言えるだろう。

低価格メモリとして長く人気を得ているUMAXのPC3-10600（DDR3-1333）メモリ。JEDEC規格に準拠しており、CL＝9、電圧は1.5V。低価格ながらヒートスプレッダ付きで放熱対策も万全。国内代理店のマスタードシードのWebサイトにはGIGABYTEマザーをはじめとした多数の動作確認マザーボードが掲載されているほか、永久保証が付いており安心感もある。低価格で扱いやすいメモリを探している人は要注目。