クアッドとデュアルで展開する売れ筋ミドルレンジ
- LGA1156
- 4スレッド同時処理
- 32/45nm
- TDP 73~95W
- 性能
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- 価格
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- 省電力性
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- Intel
- Core i5
Core i5には二つのモデルがある。一つはCore i7(LGA1156)と同じLynnfieldコアを採用した700番台のクアッドコアモデル。Core i7との違いはHyper-Threading機能が非搭載であること。もう一つはClarkdaleコアを採用した600番台のデュアルコアモデル。GPUコアを内蔵しており、H57/H55チップセットと組み合わせることでグラフィックス機能を利用できる。また、Hyper-Threadingにより4スレッド同時実行が可能。
存在感は地味ながらバランスに優れたローエンド
- LGA1156
- 4スレッド同時処理
- 32nm
- TDP 73W
- 性能
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- 価格
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- 省電力性
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- Intel
- Core i3
Core iシリーズのエントリー向けモデル。600番台のCore i5と同じくClarkdaleコアを採用し、グラフィックス機能を搭載したデュアルコアCPU。Core i5とはTurbo Boostに対応しない点が異なる。電力効率に優れた32nmプロセスルール製造のデュアルコアCPUであり、マルチスレッド性能もそこそこでバランスやコストパフォーマンスは悪くない。しかし、IntelにはPentium、Celeronといったさらなる低価格帯に位置するバリューブランドがあるため、ブランドとしての印象はやや弱い。
【問い合わせ先】
Intel:0120-868686(インテル)/ http://www.intel.co.jp/
バリエーション豊富に展開 早くも身近になった6コアモデル
- Socket AM3
- 6スレッド同時処理
- 45nm
- TDP 95/125W
- 性能
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- 価格
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- 省電力性
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- AMD
- Phenom II X6
AMDのコンシューマ向けCPUの最上位に位置する6コアCPU。Intelの6コアCPUがハイエンドの高価格帯に据え置かれているのに対して、こちらはリーズナブルな価格設定で展開し、下位モデルは2万円を切る価格で手に入る。TDP 95Wと、6コアモデルとしては比較的省電力なモデルも用意されている。また、負荷が特定のコアに偏っている状況で電力に余裕がある範囲で3コア単位でクロックを上昇させる「Turbo CORE」を搭載していることも特徴。
コストパフォーマンス抜群のクアッドコアモデル
- Socket AM3
- 4スレッド同時処理
- 45nm
- TDP 65~125W
- 性能
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- 価格
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- 省電力性
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- AMD
- Phenom II X4
Phenom II X4はメインストリーム向けのクアッドコアモデルだ。3次キャッシュを搭載しており、バリュー向けのAthlon II X4よりも高いパフォーマンスを発揮する。また、上位に6コアのPhenom II X6が登場したことによって価格が下がり、かなり買い得感が高くなっているのも特徴だ。なお、CPUの倍率ロックが解除されたBlack Editionモデルでは、メモリなどに負担をかけることなく、倍率変更による手軽なオーバークロックも可能。TDP 65Wの低消費電力版もラインナップされている。
【問い合わせ先】
AMD:0066-33-81265(日本AMD)/ http://www.amd.co.jp/