LGA1156 CPUでOCを楽しむなら
- LGA1156
- Intel P55
- DDR3
- ATX
- ASUSTeK
- MaximusIII Extreme
- 実売価格:37,000円前後
- 問い合わせ先:news@unitycorp.co.jp(ユニティ)
URL:http://www.asus.co.jp/
Specification対応CPU:Core i7、Core i5、Core i3、Pentium(LGA1156)●メモリスロット:PC3-17600 DDR3 SDRAM×4(最大16GB)●グラフィックス機能:-●ディスプレイ:-●拡張スロット:PCI Express 2.0 x16×5(x16/x16/x8/-/-、x8/x8/x8/x8/-またはx8/x8/x8/x8/x8などで動作)、PCI×1●主なインターフェース:Serial ATA 3.0×2、Serial ATA 2.5×7、eSATA(Serial ATA 2.5)×1、USB 3.0×2、USB 2.0×7、IEEE1394(S400、6ピン)×1●RAID:RAID 0/1/0+1/5(Intel P55)●LAN:1000BASE-T×1
ASUSTeKがハイエンドユーザー向けにリリースするR.O.G.シリーズの1枚。チップセットにはIntel P55が採用されており、Core i7をはじめとするLGA 1156 CPUに対応する。R.O.G.シリーズのマザーだけあり、CPUの高負荷下での使用を想定して設計された電源回路や専用管理プロセッサの搭載などオーバークロックに特化した機能が満載されており、BIOSやユーティリティにもほかのマザーにはない本機ならではの設定が用意されている。NVIDIA nForce 200が搭載されており、多彩なマルチGPUにも対応するので、ハイエンドゲームPCの作成などにも適している。
iROGチップを搭載
PLLやチップセットの電圧設定など、各種オーバークロック機能を司る管理プロセッサ「iROG」が搭載されており、詳細なオーバークロック設定が可能となっている
nForce 200を搭載
マルチGPUはATI CrossFireXとNVIDIA SLIに対応、NVIDIA nForce 200が搭載されており、x16+x16の2-way、x16+x16+x8の3-wayなどに対応する
USB 3.0もSeral ATA 3.0も5Gbps転送に対応
P55のPCI Express 2.0 x1バスの帯域不足を補うブリッジチップが搭載されており、USB 3.0、Serial ATA 3.0ともに5Gbps転送が可能となっている
ほかのマシンからOC設定が行なえる
USBケーブルで接続した別のPCからオーバークロック設定を行なうことができる「ROG Connect」に対応しているのが、R.O.G.シリーズマザーの最大の特徴。各種クロックや電圧がリアルタイムで変更できるほか、電源のON/OFF、ファンの制御、BIOSの更新など、まさに完全なリモートコントロールが可能となっている。
ROG Connectでは別のPCを使って各種クロックや電圧を変更することが可能となっている
電源のON/OFF、リセットなども可能
BIOSのアップデートも行なうことができる
ちょいリッチなP55マザー
- LGA1156
- Intel P55
- DDR3
- ATX
- MSI
- P55-GD85
- 実売価格:21,000円前後
- 問い合わせ先:web@msi-computer.co.jp(エムエスアイコンピュータージャパン)
URL:http://www.msi-computer.co.jp/
Specification対応CPU:Core i7、Core i5、Core i3、Pentium(LGA1156)●メモリスロット:PC3-17000 DDR3 SDRAM×4(最大16GB)●グラフィックス機能:-●ディスプレイ:-●拡張スロット:PCI Express 2.0 x16×2(x16/-またはx8/x8で動作)、PCI Express 2.0 x1×1、PCI Express 2.0 x1(2.5GT/s)×1、PCI×2●主なインターフェース:Serial ATA 3.0×2、Serial ATA 2.5×7、Ultra ATA/133×1、USB 3.0×2、USB 2.0×5、eSATA(Serial ATA 2.5)/USB 2.0コンボ×1、IEEE1394(S400、6ピン)×1●RAID:RAID 0/1/0+1/5(Intel P55)、RAID 0/1(Marvell SE9128)●LAN:1000BASE-T×2
P55-GD85は、スタンダード製品より少し上の品質で、USB 3.0などの最新機能にもきちんと対応したP55マザーボードが欲しい人に最適な製品だ。まず魅力的なのは、電源まわりのパーツをワンパッケージに収めたDrMOSチップと省エネ機構のAPSを採用することで高性能と省電力を両立した電源回路を実装するなどMSIならではの高品質設計となっていること。長期間使用するマザーボードとしては心強い仕様だ。P55の帯域不足を補うブリッジチップが搭載されており、USB 3.0とSerial ATA 3.0の両機能を5Gbps転送で使用可能な点も魅力。
オーバークロック専用チップを搭載
本機には自動的に最適な値までオーバークロックしてくれるOC GENIE機能が搭載されており、専用の制御チップが搭載されている
USB 3.0とSerial ATA 3.0に対応
コントローラチップを搭載することにより、USB 3.0とSerial ATA 3.0に対応。P55の帯域不足を補うPCI Expressブリッジチップが搭載されているので、両機能とも5Gbps転送に対応する
オンボードスイッチを搭載
基板上にあるスイッチマークは、一見ただのシルク印刷にみえるが、タッチセンサー式のスイッチとなっており、軽く触れるだけで作動する
OC GENIEを試す
本機はOC GENIEと名付けられた自動オーバークロック機能を搭載しており、基板上のOC GENIEボタンを押してから電源を投入すると自動的に最適な値までオーバークロックするようになっている。試しにCore i7-870(2.93GHz)で実行してみたところ、約22%増しの3.58GHzで起動。PCMark Vantageもなんなく完走し、その後も安定して使うことができた。専用チップが搭載されているためか、この種の機能としてはかなり使える印象。興味のある方はぜひ試してみてほしい。
【検証環境】メモリ:Corsair Memory CMX8GX3M4A1600C9(PC3-12800 DDR3 SDRAM、CL=9、2GB×4 ※2枚のみ使用)、ビデオカード:NVIDIA GeForce 8800 GTリファレンスカード、HDD:Seagate Barracuda 7200.11 ST3500320AS(Serial ATA 2.5、7,200rpm、500GB)、OS:Windows 7 Ultimate 64bit版