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コア時代のCPU選び

注目モデル総ざらい イマ買いのCPU!

TEXT:鈴木雅暢
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AM3プラットフォームの特徴

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 AM3プラットフォーム最大の特徴は何と言ってもコストパフォーマンスの高さだ。ハイエンドからローエンドまで、価格帯を問わず、Intel CPUよりも確実に価格性能比が高くなるよう価格設定されているほか、マザーボードベンダーもその特徴を強く意識した製品展開を行なっており、システム全体で見るとその傾向はより顕著だ。CPUのブランドはPhenomIIとAthlonIIの2系統に大別される。両者の違いは3次キャッシュの有無のみだが、6コアのX6シリーズがPhenomIIのみに存在するように最新技術は上位のPhenomIIから先に投入される。

AM3プラットフォームのブロックダイヤグラム

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AMDのCPUもメモリコントローラをCPUに内蔵している。システムバスにはHyperTransport 3.0を採用しており、最大帯域は16GB/sと高速だ。チップセットはNorth BridgeとSouth Bridgeの2チップ構成で、North BridgeはそのクラスによってPCI Express 2.0の対応レーン数が異なるといった違いがある。また、組み合わせるSouth Bridgeも、Serial ATAの6Gbps転送をサポートするSB850のほか、3Gbps対応のSB710が用意されている

1.コストパフォーマンスに優れたCPUを多数ラインナップ

最高性能の競争ではIntel CPUに遅れを取っているAMD CPUだが、コストパフォーマンスでは優位に立っている。ハイエンド、ミドルレンジ、ローエンド、いずれの価格帯でもIntel CPUよりも価格性能比がよい。とくに低価格帯ではラインナップが非常に厚く、単純にコストパフォーマンスが高いというだけでなく、基本性能重視、マルチスレッド性能重視、省電力重視などそれぞれの目的に合ったCPUを選べるようになっている。

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低価格クアッドコアCPUを用意

Intelのラインナップには1万円を切るクアッドコアCPUが用意されていないため、低価格帯ではAMDが優位だ。1万円以下に限定してもデュアルコア、トリプルコア、クアッドコアと、TDPも95Wから45Wまでさまざまな選択肢が用意されている

2.Serial ATA 3.0(6Gbps)に標準対応

Serial ATA 6Gbpsへの対応はUSB 3.0への対応とともに今やマザーボードの必須条件だ。AMD 8シリーズのSouth BridgeであるSB850では、Intelと違いSerial ATAの6Gbps転送を標準でサポートしており、6Gpbs対応の追加チップの搭載が不要なので、マザーの価格を低く抑えられる。下のように6Gbps対応の高速SSDを利用すると6Gbpsと3Gbpsの性能差が顕著に表われる。今後SSDの6Gbps対応がさらに進むことを考えると見逃せない要素だ。

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SATA 3.0対応のSB850

AMD 8シリーズのSouth Bridge「SB850」。Serial ATAの6Gbps転送に対応している

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3.DirectX 10.1対応の高機能な内蔵GPUを用意

Socket AM3対応のチップセット「AMD 8シリーズ」にはAMD 890GX、AMD 880GといったGPUを内蔵した魅力的なモデルがある。内蔵GPUコアはDirectX 10.1に対応するほか、H.264のデュアルデコードに加えてSD動画のアップコンバートなどが可能なHD動画再生支援機能「UVD2」を搭載している。メジャーな再生ソフトの多くはこのUVD2に対応しており、HD動画の再生やSD動画の高画質再生をローエンドCPUでも快適に楽しめる。

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動画再生ソフトでUVD2を活用

メジャーなBD/DVD再生ソフトの一つであるPowerDVD 10はUVD2(Avivo)に対応。SD動画の高画質化などCPUへの負担が大きい処理をAMD 890GX/880Gの内蔵GPUが行なってくれる

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【検証環境】CPU:AMD PhenomII X4 965 Black Edition(3.4GHz)、Intel Core i7-940(2.93GHz)、マザーボード:GIGABYTE GA-890GPA-UD3H(AMD 890GX+SB850)、GIGABYTE GA-X58A-UD7(Intel X58+ ICH10R)、メモリ:Corsair Memory CMX6GX3M3A1333C9(PC3-10600 DDR3 SDRAM、2GB×3 ※AMD環境では2枚のみ使用)、ビデオカード:NVIDIA GeForce 8600 GTリファレンスカード、システムSSD:東芝 THNS512GG8BBAA(Serial ATA 2.5、MLC、512GB)、検証SSD:Micron Technology Crucial RealSSD C300 CTFDDAC256MAG-1G1(Serial ATA 3.0、MLC、256GB ※GA-890GPA-UD3HのSB850と、GA-X58A-UD7のICH10Rのそれぞれに接続して測定)、OS:Windows 7 Ultimate 64bit 版

AM3プラットフォーム

AMD PhenomIIシリーズ

Intelの6コアCPUより格段に安いPhenomII X6の存在感が断然光る。4コアのPhenomII X4はその影に隠れてやや精彩を欠く印象。

新鮮なフィーチャーを満載

PhenomII X6 1090T Black Edition
実売価格:29,000円前後
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AMDのコンシューマ向けCPUラインナップの頂点に立つモデル。それだけに多少価格は高いが、Intelの6コアCPUに比べれば断然リーズナブル。しかも倍率ロックフリーで、3コア単位でクロックを上昇させるTurbo COREにも対応するなど、自作ユーザーの興味を引くフレッシュな要素が一杯のハイエンドCPUだ。

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CPU倍率をアップ可能

倍率ロックフリーのBlack Editionモデルなので、BIOS設定やAMD OverDriveなどを使って倍率アップによるOCが試せる

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Specification
動作クロック(TC時) コア数(スレッド数) 3次キャッシュ プロセスルール TDP
3.2GHz(3.6GHz) 6(6) 6MB 45nm 125W

省電力化でさらに魅力アップ!

PhenomII X6 1055T(95W版)
実売価格:21,000円前後
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倍率ロックフリーではないものの、価格は1090T BE以上にリーズナブルで買い得感は抜群だ。TDP 125W版に続いて追加されたTDP 95Wモデルは少し価格が高くなっているものの、クアッドコア並みの消費電力は大きな魅力。なお、電力に余裕がある場合に3コアのクロックを上昇させるTurbo COREもサポート。

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魅惑のリアル6コア

タスクマネージャで6コア動作が確認できる。価格も手頃でTDPも比較的小さく、扱いやすいCPUと言える

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Specification
動作クロック(TC時) コア数(スレッド数) 3次キャッシュ プロセスルール TDP
2.8GHz(3.3GHz) 6(6) 6MB 45nm 95W

AMD AthlonIIシリーズ

低価格クアッドコアのAthlonII X4の存在感は大きいが、AthlonII X3、AthlonII X2もコストパフォーマンスが高く、侮れない存在だ。

1万円で買えるクアッドコア

AthlonII X4 635
実売価格:10,000円前後
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Intelのラインナップにはない低価格クアッドコアモデルであることが大きな魅力。リアルクアッドコアならではの強力なマルチスレッド性能は価格帯の枠を大きく飛び越える。

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Specification
動作クロック(TC時) コア数(スレッド数) 3次キャッシュ プロセスルール TDP
2.9GHz(-) 4(4) なし 45nm 95W

そのほかの注目CPU

AthlonII X2 260
実売価格:7,500円前後
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デュアルコアとはいえ、動作クロックは3.2GHzと高速。1万円を大きく下回る低価格CPUであり、強力なコストパフォーマンスが魅力だ。

AthlonII X2 240e
実売価格:6,500円前後
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動作クロック2.8GHzとやや控えめなデュアルコアCPUだが、TDP 45Wをうたう省電力性が魅力。小型静音PCに適している。

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